B6サイズの大きさ
【B6用紙サイズ:128×182mm】
身近なものとB6用紙のサイズ比較
オフィスなどで利用される紙は、通常使われるものとしては実は二種類しか形がありません。「A4、A5」のようなA判のものと、「B3、B4」などのB判の二つです。それぞれこれに数字がつくことで大きさを表し、形と大きさを示しています。そのB判のほうは最大のものがB0で、日本の美濃紙をもとにした1.5㎡のサイズとなります。ちなみにA判は海外規格ですので基本的にはどの国でも通じますが、B判のほうは国内でしか流通していませんので気を付けましょう。
番号が1増えるごとに1/√2の割合で小さくなっていきますから、B0から数えて6番目のB6であればちょうどB0の1/64のサイズ、128×182mmという大きさになります。通常のオフィスですともっとも主流になるのはA4と、少し小さめのB5サイズですのでB6というのはあまり見かけないかもしれません。書類として使うにはやや情報量が少なく、また画像やグラフを掲載するにも今一つ大きさが足りないため、オフィスでの普段使いではなくもっと別の用途で使われることが多いサイズです。手ごろな大きさであり、畳まなくてもカバンに入る便利なコンパクトさであるため、チラシなどに使われることが多くなっています。
B6サイズの印刷物にはどのようなものがあるか
B6サイズというと、いわゆる一般的な書類より一回り小さいためかチラシやビラ、リーフレットなどの印刷物として多く利用されています。手のひらより少々大きい程度であるため、パッと人の目につくよう鮮やかな色彩のカラー印刷がなされていたり、大きく目を引くキャッチコピーが中央にあったりと小さいながらも人目を引きつけるような工夫がされているものが多いのです。
また美術館や博物館、企業の展示会などで用いられるパンフレットとしても手に持って歩いて邪魔にならないサイズであるため多数採用されており、展示や館内のガイドに一役買っています。総じてB6サイズはその手ごろな大きさから、歩きながら見るという用途に使われることが多いと言えるでしょう。
B6サイズのまとめ
B6サイズは、B0サイズから数えて6番目の大きさで128mm×182mmとかなりコンパクトなサイズです。通常オフィスでメインの書類として使われることはまれですが、その手ごろなサイズ感を活かしてパンフレットやリーフレット、チラシなど携帯性の高い印刷物として使われることが多くなっています。ある程度機能性の高い複合機ならB6印刷機能はついていますが、B6用紙は専門の文具店などに行かないとなかなか手に入らないため、注意が必要です。
用紙サイズの一覧表はこちら
★用紙サイズ早見表
A0サイズ | 841×1189mm | A0の面積 : 約1平方メートル |
A1サイズ | 594×841mm | A0の半分のサイズ |
A2サイズ | 420×594mm | A1の半分のサイズ |
A3サイズ | 297×420mm | A2の半分のサイズ |
A4サイズ | 210×297mm | A3の半分のサイズ |
A5サイズ | 148×210mm | A4の半分のサイズ |
A6サイズ | 105×148mm | A5の半分のサイズ |
A7サイズ | 74×105mm | A6の半分のサイズ |
A8サイズ | 52×74mm | A7の半分のサイズ |
A9サイズ | 37×52mm | A8の半分のサイズ |
A10サイズ | 26×37mm | A9の半分のサイズ |
A11サイズ | 18×26mm | A10の半分のサイズ |
A12サイズ | 13×18mm | A11の半分のサイズ |
B0サイズ | 1030×1456mm | B0の面積 : 約1.5平方メートル |
B1サイズ | 728×1030mm | B0の半分のサイズ |
B2サイズ | 515×728mm | B1の半分のサイズ |
B3サイズ | 364×515mm | B2の半分のサイズ |
B4サイズ | 257×364mm | B3の半分のサイズ |
B5サイズ | 182×257mm | B4の半分のサイズ |
B6サイズ | 128×182mm | B5の半分のサイズ |
B7サイズ | 91×128mm | B6の半分のサイズ |
B8サイズ | 64×91mm | B7の半分のサイズ |
B9サイズ | 45×64mm | B8の半分のサイズ |
B10サイズ | 32×45mm | B9の半分のサイズ |
B11サイズ | 22×32mm | B10の半分のサイズ |
B12サイズ | 16×22mm | B11の半分のサイズ |