A3サイズの大きさ
【A3用紙サイズ:297×420mm】
身近なものとA3用紙のサイズ比較
用紙にはA判とB判があることはよく知られています。 A判とB判のサイズはさらに細かく分けられます。A判は19世紀末のドイツで有名な物理学者が提案した規格で、現在では国際規格となっています。面積が1平方メートルのルート長方形がA0になります。もともとの紙の大きさはA0やB0、C0等と呼ばれます。この大きさは国際的な規格でサイズが定められています。
A0は新聞紙を広げた状態で2枚並べたくらいのサイズになります。このサイズを半分にしたものがA1で、さらに半分にしたものがA2です。 A3はA2を半分にしたサイズで、半分に折っていくことで下のサイズになります。とても単純なルールなので、覚えておくとサイズで迷うことがなくなります。A判の数字が1つ大きくなるにつれて、紙の面積が半分になります。逆にA判の数字が1つ小さくなれば紙の面積は倍になるわけです。
印刷所ではベースになる大きな紙に印刷して裁断します。 印刷を頼む場合にサイズの表を見ると複雑なのでわかりにくいですが、基本のポイントを覚えておくと依頼するときに便利です。 ルート長方形というのは何度も半分にしていっても同じ形の長方形で、昔から美しい形として人気があります。
A3サイズの印刷物にはどのようなものがあるか
A3サイズ印刷物といえばパンフレットやレストランで使われるメニューが有名です。A4ほどではありませんが、A3サイズには根強いニーズがあります。両面を印刷して真ん中で二つ折りにすれば、4ページのA4カタログにもなります。 印刷用紙を2つに折って束ねることで冊子を作ることもできます。
一般の企業で使っているコピー機にはA3サイズのコピー用紙に対応していることが多く、企業内でのポップ作りにも活用されています。A3は最小サイズのポスターとしても使われています。選挙の季節になると、街で選挙ポスターを見かけることが増えますが、あれもA3サイズです。 2つ折りにすることでA4サイズになるため、収納する場合にも便利です。 A4サイズよりも大きく見せたいメニューや書類、ポップなどに最適なサイズです。
A3サイズのまとめ
A3サイズで商品化された製品は生活の至るところで見られます。コピーやFAX、業務用印刷機などはA3サイズまで対応していることが多いです。専門の業者に依頼しなくても企業内でポスターやメニュー、ポップを完成させることができます。レストランではA3のメニューを印刷した後にパウチ加工をして利用しているところもよく見かけます。
A3サイズの用紙を長形3号の封筒に入れれば、定形郵便で送付することができます。 見やすくて使いやすいサイズなので、あらゆるシーンで活用されています。
用紙サイズの一覧表はこちら
★用紙サイズ早見表
A0サイズ | 841×1189mm | A0の面積 : 約1平方メートル |
A1サイズ | 594×841mm | A0の半分のサイズ |
A2サイズ | 420×594mm | A1の半分のサイズ |
A3サイズ | 297×420mm | A2の半分のサイズ |
A4サイズ | 210×297mm | A3の半分のサイズ |
A5サイズ | 148×210mm | A4の半分のサイズ |
A6サイズ | 105×148mm | A5の半分のサイズ |
A7サイズ | 74×105mm | A6の半分のサイズ |
A8サイズ | 52×74mm | A7の半分のサイズ |
A9サイズ | 37×52mm | A8の半分のサイズ |
A10サイズ | 26×37mm | A9の半分のサイズ |
A11サイズ | 18×26mm | A10の半分のサイズ |
A12サイズ | 13×18mm | A11の半分のサイズ |
B0サイズ | 1030×1456mm | B0の面積 : 約1.5平方メートル |
B1サイズ | 728×1030mm | B0の半分のサイズ |
B2サイズ | 515×728mm | B1の半分のサイズ |
B3サイズ | 364×515mm | B2の半分のサイズ |
B4サイズ | 257×364mm | B3の半分のサイズ |
B5サイズ | 182×257mm | B4の半分のサイズ |
B6サイズ | 128×182mm | B5の半分のサイズ |
B7サイズ | 91×128mm | B6の半分のサイズ |
B8サイズ | 64×91mm | B7の半分のサイズ |
B9サイズ | 45×64mm | B8の半分のサイズ |
B10サイズ | 32×45mm | B9の半分のサイズ |
B11サイズ | 22×32mm | B10の半分のサイズ |
B12サイズ | 16×22mm | B11の半分のサイズ |
動画で見るA版用紙サイズ
via Kaizen Print