「顔」にスポットを当てた最先端の映像作家の作成例

「顔」にスポットを当てた最先端の映像作家

フェナキスティスコープという言葉を聞いたことがありますか?丸い筒状の内部にイラストが描かれており、それを切れ目から覗くとまるでイラストが動いているかの様に見える世界で最初の「動画」と言われるものです。「動画」と言ってもパラパラ漫画の様なもので当然実写ではありませんでした。

それから約60年ほど後、皆さんご存知の発明家トーマス・エジソンがキネストスコープを開発し、現代の「映像」の歴史がスタートすることになるのです。細かな歴史はさておき、トーマスの発明から現代に至るまでの間に映像の技術はめざましい発展を収めています。エジソンが今の映像を見たらなんと言うでしょう。そして、それはまだ途中であり、この先数年で私たちが想像も出来ない新しい段階へ変化していくことでしょう。そこで今回は人間の「顔」にスポットを当てている現代の最先端の映像作家の作品を集めてみました。もはや細かい解説は不要です。ただ観た後にあなたは何を感じるでしょうか?

 

「顔」の下に潜む「顔」が描かれている映像作品制作例

ポーランド人写真家・映像クリエイターのAndrzej Draganが制作したショートフィルムです。「Face Your Mask」、日本語で「自分の仮面と向き合え」というタイトルで、物理的なマスク(仮面)であったり、化粧であったり、表情であったり、あらゆるもので素顔を隠す人々が描かれています。職業人格がモナリザの絵画と合成されたり、まるでバービー人形のようなメイクの女性の顔が人形の顔と合成されたり、「顔」の質感を肌ではないものに変化させることで、ダークな世界観が演出されています。

このクリエイターはポーランド国内だけではなく、国際的なポスター広告やショートフィルムコンテストなどで受賞した経験があり、2006年には世界の優れた広告作品クリエイターを賞する「LURZER’S (ルーツァーズ)200 Best Ad Photographer」にも選出されています。

彼の作品の特徴は「顔」という素材を斬新な手法で加工している点で、自身のプロフィール写真もユニークな加工を施しているほどの徹底ぶり。この作品でも人間の「顔」の多様性とそこに潜む本当の姿を鮮やかに表現していて、そこから滲み出る狂気じみた闇にどこか惹きつけられてしまう不思議な映像です。

 

本から浮かび上がるメッセージが深いショートフィルム制作例

POSITIONING

アメリカ人アニメーションアーティスト・フィルムメイカーのAnne Bealのショートフィルムです。この作品は、シカゴ・インターナショナル・フィルムフェスティバルに公式上映されたもので、2016年サウスイースト・ニューイングランド・フィルムフェスティバルの審査員賞を受賞するなど、高い評価を受けています。

「POSITIONING」、日本語にすると「位置付け、位置決め」のような意味のタイトルのこの作品は、女性がアメリカで成功を収める為の処世術を考えさせられるような内容です。1冊の本の見開きに色彩豊かなカラースキームで描かれる様々な表情の女性、そして背景で流れる声、浮き上がる本のワード、何一つ詳細について説明されることはありませんが、観客はそれぞれの要素を独自の方法で「理解する」作業をします。映像であれ、舞台であれ、芸術作品は観客の目に触れ、咀嚼されることで初めて完成形となるもので、この作品の色彩と質感、全ての要素には数知れない解釈の可能性が潜んでいるように感じます。

ちなみに、この映像で使用されている男性の声はタバコの「ラッキーストライク」のコマーシャルの一部だとか。全く別の趣旨で作られたものが合わさると、想定を超えた化学反応が起きることを証明している映像作品です。

 

マイルドな世界観でビビッドなメッセージを発信する映像作品制作例

ドイツ・ベルリンとスペイン・マドリッドを拠点とするクリエイティブ・デュオ「Pleid St. & Rebeka Arce」の映像作品「Overdose」です。タイトルは、日本語でいうと「過剰摂取」。

人間があらゆるものを「摂取」することでどのような変化が起き、それが「過剰」になった様子をどこかパステルがかった柔らかい色調で表現しています。4つのキャラクターが登場し、それぞれを「摂取」することでどうなるかを描いています。その4つが「Waste」「Pleasure」「Eat Junk」「Dope」という言葉で表れています。

クリエイターの解説によると、「Waste(ゴミ)=お金」「Pleasure(快楽)=人間関係」「Eat  Junk(ジャンクフードを食べる)=食べ物」「Dope(麻薬)=薬物」を象徴していて、それぞれを過剰摂取した結末にあるのは…色が与える柔らかい印象が、いかに人間が現実に気付かずぼんやりしているのかを暗に意味しているようにも感じます。色彩と映像の美しさの裏に流れる闇、そんなコントラストに芸術性の高さを感じる映像作品です。

 

7つの創造性が出会うフェスティバルのプロモーションフィルム制作例

ブラジル・サンパウロで毎年開催されているクリエイティブ作品のフェスティバル「Path Festival」の2018年度版プロモーションフィルムです。7人のキャラクターがサンパウロの街中を闊歩し、融合し、最後には爆発するという創造性と革新性のある作品が集まるフェスティバルならではの構成です。質感だけではなく、色彩や形状、どれにおいても多様性と多彩性の集合体のようで、このフェスティバルが目指すサンパウロという街にブラジル中からアート作品が集まり、化学反応を起こし、芸術的な革新的爆発を起こそうというメッセージがスタイリッシュに発信されています。

ちなみにこのフェスティバルでは、映像作品はもちろんのこと、コンサートや講義などあらゆるイベントを開催し、ブラジルにおける芸術だけではなく、教育・ビジネス・環境あらゆる場面における「創造的コミュニティ」を繋いでいこうというバリューを掲げています。

 


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