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ハイネケンの動画制作例

コロナとのつきあい方をオシャレに示すハイネケンの動画制作例

ハイネケンの動画制作例

今年の春から世界各国ではワクチン接種が勢力的に進められてきました。人口当たりの接種者の比率が変わるにつれ、ひとびとに求められる行動様式も少しずつ変わってきます。世界的ビールブランド、ハイネケン(Heineken)が、2021年4月から7月にかけて公開した3編のキャンペーン動画にも、コロナをめぐる状況の変化が反映されています。ビールを楽しむおとなたちに向けたメッセージが、コミカルに演出されているコンテンツを見てみましょう。(※紹介する動画は当サイトの制作事例ではありません)

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いつかきっとまた会えます




4月に公開された『We’ll Meet Again(また会えます)』と題された動画は、一時休業中の店舗の情景から始まります。パンデミック以前であれば、客でにぎわっていたはずの店内には、通りを走るタクシーの灯りがときおり差し込むだけです。

映像のバックにゆったり流れるジャズバラード。女性ボーカルはこう歌います。

「わたしたちはまた会えるわ。どこでいつになるかは、わからないけど」

ステイホームを余儀なくされたひとびとの気持ちも同じ。それがいつになるかはわからないけれども、その日のための心の準備はできています。

パンデミックがなければ、ドレスアップして、お気に入りの店で気のおけない友人たちと楽しく過ごしていた時間帯。コロナ禍以前と同じようにおしゃれにキメたひとびとが、さっそうとした足取りで向かうのはゴミの集積所です。

ゴミ出し、生活必需品の買い出し、といったロックダウンの中でもわずかにゆるされた機会をのがさず、束の間の交流を楽しむひとびと。動画の最後には次の言葉が表示されます。

「ナイトライフは生き続ける」

厳しい状況の中、少しでも楽しもうというたくましさを描いた、コミカルで、少しせつない映像です。

 

わたしのビールはどれだった?

国や時期によって違いはありますが、ワクチン接種や感染者数の状況によって、外出禁止の解除や外出制限の段階的緩和などが示されるようになります。




5月に公開された『Home Gatherings(ホームパーティ)』編では、コロナ禍のなかでの集いでの「あるある」が描かれています。

ひじで、足で、ステッキで、除菌スプレーで、それぞれのやり方で、感染しないよう気をつけながら呼び鈴を押す訪問客。部屋に入ると、対面での交流を大勢が楽しんでいます。

飲んでいるのはハイネケンのボトル。うっかり他のひとが飲んだボトルのそばに置くと、どちらが自分のハイネケンかわからなくなります。感染予防の面で、これは問題です。

パーティー参加者は、しだいに「わたしのビールはどれだっけ」問題を回避する方法を見つけていきます。自分の手だけが届くところに置く。シュシュを目印にする。がっつり名前を書く。隠す。

「一緒に飲むなら、離しておきましょう」

この動画は、問題点と解決法をコミカルにわかりやすく説明している、一種の啓蒙コンテンツにもなっています。ミディアムテンポのラテンミュージックが、パーティー気分とユーモラスな雰囲気の両方にマッチしています。

 

ワクチン接種をすすめる動画




必要な回数分のワクチン接種を終えたひとの比率がかなり上がった7月に、『The Night is Young(お楽しみはこれからだ)』編が公開されました。

夜は始まったばかり、とも訳せるタイトルで始まる動画の冒頭、オールドタイムなディスコミュージックとざわめきが聞こえてきます。トロピカルな雰囲気のナイトクラブ「夜の馬(El caballo de la noche)」のネオンサインがイイ感じです。

カットが変わると、ミラーボールの反射を背景に、アナログレコードが映し出されます。そこで繰り広げられるのは、かつてのボーイズ&ガールズが、ハイネケン片手に笑顔で踊りまくるダンスパーティーです。長らく待ち焦がれていた人生の楽しみを味わっています。

若き日の思い出がよみがえったのか、一部のひとびとは浜辺に駆け出します。自由であることへの喜びの大きさがわかります。動画の最後にメッセージが現れます。

「夜はワクチンを接種したひとたちのもの。あなたも参加しましょう」

ハイネケンは、ワクチン接種によって、高齢者がバーやクラブでまた交流を楽しめるようになったことを祝う意味のコンテンツだ、としています。しかし、ワクチンに懐疑的なひとびとの反感も買ってしまったようです。それぞれの国や地域の状況によって、タイミングを選ぶメッセージだったかもしれません。

 

「デザインインスピレーション」のコーナーでは、世界中のデザイン制作事例をピックアップして紹介しています。※当ページは世界中のデザイン制作事例を紹介するコンテンツです。当サイトのデザイン実績ではありません。

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