筆文字風の動きのあるデザインがカッコイイ居酒屋の店舗ロゴマークです。
店内の元気で熱い雰囲気がデザインからも伝わってくるロゴに仕上げました。黒で統一した中に、落款の赤が映えるデザインです。
ロゴ作成例に関する考察
九州グルメを楽しめる、流行のご当地居酒屋的ロゴ
九州のご当地居酒屋のロゴマークを決める時にはどのような視点で考えるべきでしょうか。まず、九州男児のような威勢の良さをイメージさせるアプローチを行っています。ロゴタイプは迷わず黒にし、筆文字がイメージとして男らしい仕上りへと導きます。ひらがなと漢字、アルファベットであれば、迷わずメインは漢字を使うべきです。もちろんその中にひらがなや英語を入れてもいいでしょう。
酒場である以上、食べ物はメインではなく、お酒を楽しみながらご当地グルメを楽しむ物であって、あまり食べ物については全面に出し過ぎないようにしています。文字の色は黒で書くとすれば、背景はほぼ白で決まりになります。落款の赤と、メイン部分の黒が最も映えるからです。
制作ロゴデザインに対する感想
男らしさみなぎる、ロゴデザインです。
まさに「男」といった感じの、迫力がありすぎるというくらいに迫力のあるデザインです。きっとこの居酒屋さんも、男性向けのメニューがたくさんあることでしょう。そういったイメージを端的に書き表したというだけでもすごいことです。
そしてまた、このお店は九州発のお店であるようですが、このロゴを見ていると、「九州男児」という言葉を思い浮かべないわけにはいきません。かっこよくて、強くて、頼もしくて、豪快な九州男児。それがお酒を豪快に飲むのだと想像すれば、なんだか賑やかで、活気のある酒場を想像してしまいます。たぶん実際にそうなのでしょうね。このように、字体を工夫するだけで、このロゴは、九州的なイメージを表現することに成功しており、そしてそれが、この居酒屋さんの雰囲気をも示しているのです。
このロゴ、一見すると、書道家の書いた文字のようにも見えますよね。何か、画面越しにもこちらへ飛び出してきそうな迫力があります。それだけの迫力を演出するというのは簡単なことではありませんし、相当苦労したのではないでしょうか。そしてもうひとつ面白いのが、この文字には何か即興のような、いま出来上がったといったような熱っぽさが感じられるということです。今しがた書き終えた文字に、ぽんっとハンコを押したかのような雰囲気があるんですよね。そのことも、この酒場がどういったコンセプトで経営されているのかを示すのに役立っています。素晴らしいロゴマークですね。
九州=食べ物が美味しいというイメージがあるので、このお店のロゴは惹かれますね。
現在では各種居酒屋でもロゴデザインが使用されているのですが、居酒屋というのは知っての通りに日本の文化であり、サラリーマンを中心とした人たちの交流の場でもあります。最近は人との交流があまり行われていませんので、昔ながらの居酒屋、交流の場であると同時に、男たちが集まる場所という豪快なロゴデザインも好まれるでしょう。地方の特色を生かしたような感じになると、今日はここの居酒屋に入ってみようという気持ちになります。
九州の特徴を出し、豪快で酒豪のイメージがあるこのロゴは、九州を代表する居酒屋という感じがしっかりと出ています。あまり強すぎるイメージのロゴデザインにしてしまうと、女性が引いてしまう可能性もあるのですが、これくらいのロゴデザインであれば、女性にも怖いというイメージが付かないのでよいでしょう。やはり居酒屋の場合には、一目見ただけで昔ながらの交流の場所であり、憩いの場であるとわかることが大切です。字だけで勝負するこのロゴはとても良い印象が持てます。
※【セミオーダープラン】でご依頼のロゴは、お客様から提供いただいたオリジナルの原案(図案・アイデア)に基づいてロゴ作成を行っています。