靴修理店のスリムで携帯性のある折パンフレットデザインです。
男性と女性では、靴のリペアのニーズや商品が異なるため表紙でPRするべき内容は違います。このパンフレットは両面を表紙と捉え、男性サイドと女性サイドのデザインが分かれています。内面は実際の仕事例や、価格表になっており、実積をうかがい知ることができます。
デザイナーの振り返り
■ 靴のリペアを行う世代は幅広いですが、修理を行って長く履く靴となると比較的高価な靴が多いため、パンフレットのデザインは落ち着きのある雰囲気に仕上げました。
■ 靴の修理・ケアを行っているお店であることが、パンフレットの表紙でしっかりと伝わるように心がけて作成しました。
■ 通常の二つ折りパンフレットの半分のサイズで作成することで、スリムなフォルムになり、携帯性に優れています。
制作パンフレットデザインに対する感想
男性顧客・女性顧客のどちらにもうまくアピールしているパンフレットですね。
ビジネスマンにとって足元はとっても大切な場所です。もちろんOLさんにとっても足元の美しさはとっても大切です。身だしなみは足元からというは、礼儀の基本かもしれません。そんな足元のトラブルをサポートしてくれる、靴の修理屋さんのパンフレットデザインです。こちらのパンフレットの非常に魅力的なところは、どちらも表であり、裏だということです。どういうこと?と疑問に思うかもしれませんが、このパンフレットは、男性側の表紙と女性側の表紙があるのです。パンフレットを1枚で見ると、左側には男性の靴を修理している写真が、そして、反対側には、女性のヒールを修理している写真が載っています。つまり、ヒールが折れて困っているとき、きっと女性は、右側の女性の靴を修理している写真が載っているページを表紙だと思いますし、逆に靴が汚れてきれいにしたい男性がみれば、男性の靴を修理している写真の方をパンフレットの表紙だと思います。
このような工夫はとっても面白いですし、一枚で女性も男性も来やすいお店ということになります。さらにパンフレットの中はどんなサービスを行っているか、料金もしっかりと記載されています。そんな男性側の視点と、女性側の視点の両方を兼ね備えたお店のパンフレットデザインです。
※掲載しているパンフレットのデザインサンプル・モックアップはイメージです。実際のサイズ・仕上がりとは異なる場合がございます。