施術前後の効果を分かりやすくデザインしたトリートメントサロンのポスターです。
同じ人物とは思えないロングヘアーの女性の後ろ姿が二つ並ぶインパクトの強いメイン写真。左が施術前で右が施術後。明らかに髪質の改善がみられる二つの写真を並べています。真ん中の「整形級の美髪矯正」というハッとさせるキャッチコピーが印象的です。
「百聞は一見に如かず」という言葉がありますが、ポスターは広告の中でも、特に視覚に訴えかけるアピール方法です。一目で効果のわかる写真をメインのビジュアルにするのとそうでないのとでは、サービスに関する説得力が大きく違います。
メインの2枚の写真で髪に悩みを持つターゲットの関心を引き寄せ、中段に並ぶ7つの施術例から自身に近いスタイルを探すことができるような構成です。たくさんの施術例を掲載することで、自分に当てはめやすくするだけでなく、どんな髪質やスタイルでも対応できるというサロンの力量がアピールできます。
トリートメントサロンの電飾看板用ポスターデザインを作る時に考えたいこと
トリートメントサロンでは、傷んでしまった髪を美しい状態にする施術が行われています。その魅力が十分伝えられるデザインのポスターを作成できれば、髪の痛みが気になっている方に興味を持ってもらいやすくなるでしょう。
サロンの効果が一目で伝わるインパクトのある写真を利用
トリートメントサロンで得られる効果は、実際のビフォーアフターを見てもらうのが一番です。画像であれば文字では伝えられないような情報も、しっかり見る相手に理解してもらえるでしょう。
作例では、同じ人物とは思えないほど髪質が美しく変わったロングヘアーの女性の後ろ姿のビフォーアフター画像をメインに使用し、見る人の興味を引きつけています。「整形級」というインパクトのあるキャチコピーも納得できる変化が確認でき、サラサラの髪質になりたいと考えている人なら、誰もが興味を持つデザインに仕上がっていると言えるでしょう。
多くのビフォアアフター事例を紹介
作例では文字による情報は最小限に抑え、メインの画像以外にも複数の方のビフォーアフター画像が用いられています。女性に限らず男性の画像も含まれているため、性別に関係なくサロンの利用が促せるでしょう。さまざまな髪色の方の画像を使用したことから、自分の髪色に近い方の画像を参考にしてもらえるというメリットもありそうです。
複数のQRコードで見る人を次の行動に移しやすくする
公式サイトのQRコードが提示されているポスターは多いですが、ポスターを見た人は「すぐ予約をしたい」「とりあえず情報だけが見たい」「質問がある」などさまざまな要望を持つものです。作例ではそんなお客様の要望に適切に応えるために「予約用」「HP」「Instagram」「公式LINE」の4種類のQRコードが提示されています。お客様が自分の思うように次のステップに進みやすくなっているポスターと言えそうです。
制作ポスターデザインに対する感想
VOICE
複数の写真がポスターのキャッチコピーの信憑性を高めています。
分かりやすく、ビフォーアフターの写真を左右に並べたポスターですが、下部にはよりたくさんの写真が。うねりのあるロングヘアがサラサラのストレートヘアになる写真はよく見るものの、男性のショートヘアやボブヘア、カラーリングした髪の写真はめずらしいのではないでしょうか?いくつもの写真を見ることで、自分の髪の状態と重ね合わせやすくなっています。複数のビフォーアフター例を見せることでメインの写真もより際立ち、「整形級」という強いワードも活きると感じました。「どんな状態の髪でも」という言葉が大げさなものではなく、実物写真で示されていることで信憑性が高まります。
一つのポスターの中に複数の写真を入れつつ、キャッチコピーを印象付けるのは難しいもの。メインとサブを左右かつ上下に分け、「Before」「After」の文字背景の色を統一することで見やすくしています。バランスよく収めながらも分かりやすいよう整理されているため、通りすがりに見ただけでもスピーディーに情報をキャッチできるでしょう。矯正に興味がある人がすぐにアクセスできるよう、QRコードも複数配置しています。サロンが積極的に歓迎しているように見え、前向きに検討してみたくなります。
■QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
※掲載のポスター・パネルは実際の内容や最新情報と異なる場合がございます。※掲載しているパネル / ポスターデザインサンプル・モックアップはイメージです。実際の用途・サイズ・仕上がりとは異なる場合がございます。