猫をイメージしたモノグラム調のロゴデザインを制作しました。
モデル兼DJというファッショナブルなスタイルで活動する彼女たちにふさわしい、ファッションブランドを彷彿させるロゴに仕上げました。黒猫のわがままで小悪魔的なイメージを彼女たちと重ね合わせています。
ロゴ作成例に関する考察
DJがロゴから感じて欲しいことは何か
DJという職業は、一昔前は男性中心のイメージが強い分野でしたが、近頃は女性のDJもたくさん存在し、幅広い活躍を見せていますね。ひとことで言っても、ラジオの司会をおこなうDJと、クラブのDJではかなりイメージが違いますが、ここで取り上げるのは後者になります。若者が集うクラブやライブ、パーティーなどで常にシーンをリードするDJは、ストリートをライフスタイルの主軸に置く若者にとって、常に憧れの存在と言えるでしょう。
幅広い媒体への展開を視野に入れて制作
そんなDJのロゴマークは、実に様々な用途で使用されます。あらゆる視覚的広報手段に使われるのは他の分野のロゴマークも同じですが、若者文化に根差す職業ですから、パーティーチケットやフライヤーなどの紙媒体のみならず、ネットの各種広告、Tシャツやキャップなどのファッションアイテム、アクセサリーや小物などの雑貨、とにかくあらゆるものに取り入れられる可能性があります。近年では、DJはファッションアイコンとしての役割も担うようになってきました。そんな職業ですから、ロゴマークの作成も、時代を先取りする感覚とセンス、そして適度な遊び心が要求されることになります。
若者文化の中心として常にストリートを牽引していく宿命を負ったDJという職業において、女性がどのようなポリシーやスタイルをロゴマークに込めようとしているのかを見極め、揺るぎないコンセプトを見出すことが大事です。現代の若者文化を形成しているのは、情報そのものと言っても過言ではありません。その発信者としてストリートカルチャーを代表するDJを象徴するロゴマークですから、柔軟な発想と遊び心を忘れないようにしたいものですね。
制作ロゴデザインに対する感想
VOICE
ブランドロゴ風で、同性受けも良さそうです。
モデルをしつつ、DJもやるってすごいですよね。容姿だけでなく、音楽の才能もあるのですから、この世にはすごい人がいるなぁと感心してしまいます。それはともかく、そのようにモデル、音楽の方々で活躍されている女性ユニットのロゴマーク、これ、素敵すぎるじゃないですか。
まず私が注目したのは、やっぱり「猫耳」ですね。猫のように妖しく、猫のようにしなやかに。クラブの闇の中に歌い踊るセクシーな女性が目に浮かんでくるようです。その妖艶な雰囲気を、猫耳で表現してしまうとは、すごい発想だと思います。それに単純に可愛いというのもあります。猫というと、自分が甘えたいときに甘えて、機嫌の悪いときはしらんぷりとするといったイメージがありますよね。このロゴマークからは、そんなふうな猫のように気分屋で、でもどこか憎めないといった印象を受けます。あの、猫という気ままな動物、普段勝手に生きているからこそ、こちらに興味を持ってくれたり、甘えてくれたりすると嬉しいんですよね。まさに小悪魔。その小悪魔感がよく表現されていると思います。
そして次に私が着目したのは、このロゴ全体の高級感なんですよね。もちろん人にもよるでしょうけれども、このデザインには何か、ファッション系ブランドのロゴであるかのような高級感が出ていると思います。バッグや財布の端のほうに印字されていても、おかしくないのではないでしょうか。私は普通に、そうあったら、それをブランド品のロゴとして素直に受け入れてしまうと思います。
VOICE
派手な色彩ではなくとも、女性らしい”華”を感じるデザインです。
DJというと男性のイメージが強いですね。しかし女性のDJも存在しています。このようなDJユニットにもロゴデザインは用いられています。やはり多くの人に知ってもらう必要があるので、派手にする場合もありますし、インパクトが強い感じに作成することもあります。女性のDJユニットなので、頑固な感じの作りではなく、多少柔らかさやかわいさなども付け加えることが多いでしょう。
このロゴデザインを見ると、アルファベットに装飾を加えて作られていますが、よく見ると猫の形に見えます。Gという文字に猫の耳と髭を付け加えることで、インパクトがしっかりと出るだけではなく、個性やかわいらしさも出てきます。女性が使用するアイテムのブランドにも使用できそうな感じですし、モデル雑誌やファッション雑誌にも使用されていそうな感じです。見ただけで女性という感じが全面に出ていますし、派手さはなくても印象に残るようなロゴデザインになっています。
※【セミオーダープラン】でご依頼のロゴは、お客様から提供いただいたオリジナルの原案(図案・アイデア)に基づいてロゴ作成を行っています。