里親家庭への支援を温かな色合いで表現したフォスタリングチームのロゴデザイン。
港区で運営されているフォスタリング(里親養育包括支援)チームのロゴマークを、区の花である紫陽花をモチーフにデザインしました。
マークのセンターに里親家庭をイメージした家の形を配置し、それを囲むように紫陽花の花が並んでいます。家のすぐ横には小さな花が3つ、下から上へ徐々に大きくなるように並び、外側には大きな花がぐるりと円く囲んでいます。紫陽花の花はチームのメンバーや支援を表し、真ん中にある里親家庭を温かく見守り、徐々に大きくなるサポートの輪がイメージできます。
左下にある双葉からは、フォスタリングチームをしっかりと支える存在であることが伝わります。
制作ロゴデザインに対する感想
VOICE
ぬくもりと親しみやすさを表現したロゴデザイン作成例
手書き感と彩りのバランスが◎
「移り気」という花言葉をもつあじさいは、ピンク、紫、ブルーと色とりどりの花が魅力です。このロゴでは、移り気ではなくむしろ多様性や人それぞれの幸せの形などポジティブな物事が表現されているようですね。多くの色を使うと印象がぼやけることもありますが、こちらは手書き風の柔らかいフォルムと相まって、全体がしっくりとまとまっています。花の一つ一つが家のように見えてくる意匠が素敵です。
和と輪を感じる丸みのある形状が業態とマッチ
花が丸く家を囲み、輪を形作っています。また、葉っぱも実際のあじさいの葉を少しデフォルメした丸く柔らかい形で、全体に「輪」や「和」といった要素を強く感じさせます。「輪」は支援の輪や、つながって助け合う人の輪などを連想させ、「和」は平和や家庭でのそれぞれの安心な生活、家族の絆といったものを連想させます。カラフルさと穏やかさと親しみやすさが好バランスで表された優しい気持ちになれるロゴデザインではないでしょうか。
若葉のモチーフが与える印象
里親制度は、支援と思いやりが切実に求められている制度です。若葉は新しい出発、希望、成長を象徴しており、里親支援団体のミッションに不可欠なものではないでしょうか。他の要素と組み合わせることで、希望と成長のメッセージを伝えつつ、温かみのあるロゴに仕上がっていると思います。
※【セミオーダープラン】でご依頼のロゴは、お客様から提供いただいたオリジナルの原案(図案・アイデア)に基づいてロゴ作成を行っています。