西洋的な響きをもつ店名を和風にデザインした料理店のロゴマークです。
優しく軽く、どこか西洋的な香りがする不思議な店名は、和洋折衷の料理を提供するカジュアルな料理店のイメージにぴったりの名です。西洋的な名にあえてぽってりとした和風な明朝系フォントを使い、ぬくもりを感じるような優しい文字でロゴタイプをデザインしました。
店名の横には、黒一色の文字とは対照的に、鮮やかな赤と穏やかなグリーンで牡丹や椿を思わす大ぶりな花のイラストを、描き方に変化をつけて三輪添えています。素朴で可憐な花のイメージで家庭料理の温かさを表現し、和洋ミックスしたデザインでジャンルにこだわらないメニューの幅広さを具現化しました。
制作ロゴデザインに対する感想
VOICE
はんなりした文字と花が落ち着いた時間をイメージさせるロゴマーク
しっとりした和風文字に洋風の響き
店名は、口に出して発音すると欧風ですが文字で見ると和風。そのギャップがどんな料理を出してくれるのか?と期待させてくれます。筆でさらりと表したような落ち着いたフォントは、食事処で流れるゆったりとした時間、忙しい現実から束の間の逃避ができる隠れ家といった印象を見る人にそっと伝えてくるようです。「ちょっとした料理」というキャッチフレーズにぴったりとマッチするロゴデザインですね。
和菓子のような花がキュートなデザインアクセントに
家紋よりも可憐で柔らかい佇まいの花は、描かれている3つともデザインが少しずつ異なり、季節の移ろいや四季によって楽しめる上生菓子をイメージさせてくれます。伝統的な赤色は、食欲をそそるカラーでもあり緑の葉とあいまって落ち着いたムード。白抜きのバランスもよく、それぞれの花の個性が光ります。カラフルな派手さや豪華さはありませんが、あしらわれた花の赤色の凜とした佇まいは目を惹きます。
和洋折衷な飲食店のロゴが与える印象
料理店が提供する料理が和風と西洋風のハイブリッド料理だとしたら、和風のデザインを使用することで、その料理店が提供する料理の融合性を表現することができます。また、西洋的な響きをもつ店名を和風にデザインすることで、料理店が和風料理に対する造詣が深いことを示すことができるでしょう。また、和風のデザインは、日本文化や料理に対する興味を持つ外国人にとっても魅力的なイメージを持っています。和食が外国人にとっては新鮮で興味深いと感じることが多いためです。
※【セミオーダープラン】でご依頼のロゴは、お客様から提供いただいたオリジナルの原案(図案・アイデア)に基づいてロゴ作成を行っています。