パズルのように人物をあしらってアーティスティックなデザインにしました。
人物の横顔をイラストを、パズルのように組み合わせました。それぞれのヘアスタイルやヒゲの形、口元や鼻の形が組み合わさり、複雑なフォルムを生み出しています。
トリッキーなアルファベット配置
さらに人物の合間にはアルファベットを散りばめて、一筋縄ではいかないトリッキーなデザインを心がけました。人物のサイズを少しずつ変えて並べることで単調にならず、奥行きの感じられる構成になっています。
音楽の祭典をイメージ
アーティストたちが多様な個性をもち、さまざまな音楽を奏でることが伝わるようなデザインにできたのではないでしょうか。イラストの口元にはサックスやトランペット、マイク、音符をあしらって、音楽の祭典であることが分かるようにしました。
情報の視認性を保つ配置
モチーフが多いので、文字は白抜き文字のみ、色も3色+ブラウン系の色でまとめて、うるさくならないように気をつけています。イベント名と開催場所、日時は、下から見上げた時に分かりやすいよう、下方にまとめて掲示しています。
制作垂れ幕デザインに対する感想
VOICE ※第三者による感想です
アーティスティックで文化的なデザイン
隠れている要素を探すのが楽しくなりそうなトリッキーさが魅力
人の横顔が一体、何人分組み合わさっているか、隠れているアルファベットをどの順番で文字をつなぐと単語があらわれるのか、モチーフ探しがちょっとした話題を提供してくれそうなデザインです。トリックアートかパズルのようなひねりの効いたデザインは、ひげや鼻、ヘアスタイルなどディテールの細かい違いをチェックするのも面白そうですね。楽器や音符がフリーハンド風のひょろりとした線で描かれているのも、おしゃれです。たくさんの個性が一堂に会すイベントであることが一見して分かるのも秀逸ではないでしょうか。
個性的な色使いにアートを感じて
テラコッタのようなぬくもりのあるオレンジに、群青色、ナス色のようなブルーは、見る人によって「何色」という定義が変わりそうな複雑な色合いです。何色と、ひとことでは説明できない色と、多様な個性が一つにまとまったようなデザインは、まさしく「アートの具現化」と言えるのではないでしょうか。フェスティバルというお祭り感と、アート(音楽)という格式の高さがほどよくミックスされた表現に感じられます。
※掲載している横断幕デザインのモックアップはイメージです。実際のサイズ・仕上がりとは異なる場合がございます。