ピンクとキラキラでKAWAIIを表現した垂れ幕デザイン。
今や可愛い=KAWAIIは世界に通じる日本語ですが、こちらのデザインでもポップなかわいさをこれでもかと詰め込んで、「KAWAII」を表現しました。濃淡の異なるピンク色を使って、踊るようなフォントを大きくレイアウト、花・蝶々・ハート・キラキラ・スマイルマーク、炎をデザイン化したグラフィカルなフレームなど、東京のファッションにありそうなモチーフをあしらっています。
サングラスを下げて挑発的にこちらを見ている女性モデルのファッションとぴったりの、ポップでキュートなデザインを心がけました。プリントシールの落書き機能で、少女の好きなものを盛り込んだような賑やかさ、派手だけれどどこかレトロで微笑ましい、そんな雰囲気に仕上げています。タイトルには「P」の文字がたくさん出てきますが、波打つ動きのトーンが揃うように、サイズや湾曲の仕方を細かく変えて、全体のフォルムがまとまるように注意しています。
制作垂れ幕デザインに対する感想
VOICE
カワイイがぎゅっと凝縮されたデザイン
ピンクを基調に、細かい部分までカワイイが詰まっている
花やスマイルマーク、蝶々、ハートマーク、スパークルな図形など、細かいモチーフの1つ1つに「かわいい」と表現したくなるデザインです。下部の炎のようなウェーブも、シール写真機のらくがき機能を使ったフレームのようで懐かしい気持ちになる人が多いのでは?サングラスに手を当ててこちらを見ている女性モデルのファッションも、原宿系のコーデであることがすぐに分かる組み合わせで、モチーフとシンクロしています。
多層的にピンクを使って、奥行きある表現に
デザインは、ピンク、ピンク、ピンクの嵐ですが、モデルのファッションも含め、濃淡の異なるピンクがバランスよく用いられているのでのっぺりと単調な表現にはなっておらず、奥行きのある構図に見えます。カワイイと言えば、女児向けの洋服や玩具に用いられていることの多いミルクキャンディのようなピンク色ですが、このトーンを基調としつつも濃いめのピンク、ややくすみがかったピンクなどを組み合わせることで、子どもっぽい表現にならず「好きを貫く」という令和ならではのエッジが効いた強さを感じます。
※掲載している横断幕デザインのモックアップはイメージです。実際のサイズ・仕上がりとは異なる場合がございます。