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独立行政法人の調査協力チラシ作成例

独立行政法人の健康に関する調査協力を求めるチラシデザインを作成しました。

独立行政法人の調査協力チラシ作成例

独立行政法人の調査協力チラシデザイン1

わかりやすいイラストで調査の概要を伝える研究対象者募集チラシ。

背景は文字の判読性を上げる白、帯と見出しの飾りは爽やかなグリーンを使い、読みやすく健康的なイメージでチラシ全体をデザインしました。

挿絵の力 – 研究内容を視覚的にアプローチ

研究がチラシの前提内容となるため、どうしても文章量が多く、理解が難しい部分がありますが、内容に則した挿絵を入れることで研究内容を直感的にイメージさせやすくしています。

チラシデザインの作成はこちら

色分けの工夫 – 情報整理と読みやすさの追求

また、ポイントとなる項目をオレンジやブルー、赤などの多彩なカラーで色分けすることで、込み入った内容を整理しセクションごとに読み進めることができるようにしています。

リアルとイラストの組み合わせ – 返送手続きの視覚ガイド

検査終了後のサンプルを返送する方法も、実物の写真とポストのイラストを組み合わせることで、文章説明をより一層理解しやすくしています。

独立行政法人の調査協力チラシデザイン2
口腔と腸内の調査に関するチラシ1

口腔と腸内の調査に関するチラシ2

口腔と腸内の調査に関するチラシ3

調査関連チラシ制作におけるポイント

統計調査や国税調査、企業調査など、日本政府のような行政主導の調査は数多くあります。行政に限らず「調査」と聞くと身構えてしまうのは自然なことでしょう。行政といいながらも実際は民間の会社がやっているアンケートだったり、個人情報収集目的の悪質な調査会社のアンケートだったりすることもあります。

日本人が「調査」そのものに積極的になれないのは、そうした情報流出のリスクが念頭にあるからと言っても過言ではないでしょう。だからこそ、行政関連企業が行なう大規模調査の告知チラシ制作には様々な配慮が必要です。

調査内容に合ったデザインであることはもちろん、調査そのものに不信感を抱かせないように注意する必要があります。

作例は医療系の独立行政法人が行なった調査のお願いに関するチラシです。当サービスがこのチラシ作成において注意したポイントは次の2つです。

  • グリッドと文字間スペースを小さくして信頼性を担保する
  • 色使いと角丸で親しみやすさをアップさせる

調査告知チラシをしっかりと読んでもらえるデザインのポイントについてお話ししていきたいと思います。

グリッドと文字間スペースを小さくして信頼性を担保する

調査関連の告知チラシ制作において、注意すべきポイントは調査内容と調査機関の「信頼性」です。信頼性を高めるための要素として「権威性」はとくに重要なポイントです。

どれほど国民にとって有益な研究の調査であっても、信頼してもらうというプロセスを飛ばすことはできません。民間の調査会社と明確な差別化を図るために「権威性」をデザインに組み込むことが求められます。

作例は独立行政法人が実施する調査の告知チラシです。権威性を高めるためにテキストのグリッドを合わせ、整然とした印象になっています。テキストレイアウトそのものに「フォーマルさ」が感じられます。

行政機関からの回覧板や自治体広報などでも見かけるスタイルのため、見慣れている人も多いかもしれません。チラシを手に取ったときに「このチラシは何かしら真面目なもの」という印象を与えられるでしょう。

逆にフランクな内容の広告物の場合は、文字量を減らし、文章を大きくして視認性をアップさせたほうが効果的です。その場合は、フォントや色も表情にもっと変化をつけた方が良いでしょう。

色使いと角丸で親しみやすさをアップさせる

権威性と「親しみやすさ」はバランスが重要です。権威性をアピールして信頼してもらえたとしても、権威性そのものが調査のハードルを上げてしまう可能性もあります。誰でも気軽に調査に参加できますというメッセージをデザインに組み込むことが重要です。

親しみやすさをアップさせる要素として効果的なデザインは「色使い」と「角丸」です。具体的には色彩心理効果と図形心理効果を併用することで、親しみやすさを訴求します。

作例では、安心を意味する緑と活力を意味するオレンジ、誠実さや清潔さを意味する青をメインカラーとして使用しました。緑とオレンジは親しみやすさを演出する際の相性が良い色の組み合わせです。見た目にもインパクトがあるため、手に取ってもらいやすくなるメリットもあります。

色彩心理効果をさらに高めるために採用したのが、囲みの角を丸くする「角丸」加工です。表や囲みの角を丸くすることで、安心感が生まれて親しみやすさに繋がります。

仮に角を丸くせずに、90度の角にした場合、テキスト量の多さや内容の難解さによって読まれない可能性が高くなります。親しみやすさをアップさせることで、多少難解な内容であっても、読み進めてもらいやすくなるでしょう。

 

制作フライヤー・チラシデザインに対する感想 

VOICE ※第三者による感想です

リズミカルな色分けで情報発信しているチラシデザインですね。

健康的な若葉色がデザインのポイントに

健康や若さ、穏やかさなどを連想させる若葉のようなグリーンは、清潔感もありオレンジやブルーとの相性も抜群のカラー。思わず手に取って読みたくなる存在感を与えてくれているようです。体内のイラストやポストのイラストもシンプルで、誠実なイメージにまとまっていると感じます。

テキストのサイズと色を細かく変更して読みやすく

記載されている文章は、見出し一つとってもさまざまなサイズが用いられ、フレームや見出し色、吹き出しが効果的にあしらわれるなど、随所に工夫がなされています。色の囲み枠があることで、まとまった文章が読みやすくなり、読み手が都度書かれていることを整理しながら理解できるようになっているのではないでしょうか。重要な項目は赤色文字になっていて、読み飛ばさないようになっているのもポイントですね。参加条件についても重要な部分に波線が引かれていたり、具体的な持病が記載されていたりと、読み間違いや取違いが起こらないようによく工夫されています。

活力あふれる健康調査チラシの魅力

・健康をイメージさせる配色が魅力的

このチラシデザインは、健康調査の協力を求めるものとして、爽やかで健康的なイメージを強調しています。白地にグリーンのアクセントが、清潔感と安心感を与えており、読者の興味を引く要素となっています。

・視覚的な工夫で情報整理をサポート – イラストと色彩が情報整理を助ける

調査内容に関連したイラストや多彩な色の使用が、情報整理を容易にしています。オレンジ、ブルー、赤などのカラーバリエーションが、セクションごとの識別を助け、読者が理解しやすくする効果があります。また、サンプル返送方法の写真とイラストの組み合わせは、文章だけでは伝わりにくい手続きを分かりやすく説明しています。

・デザインがリードする情報伝達 – 配慮されたテキストのレイアウト

文章量が多いチラシであっても、見出しや文章サイズ、カラーフレームなどのデザイン要素が適切に用いられることで、読みやすさが向上しています。赤色の文字や波線による強調表示は、重要な項目を目立たせ、読み手が書かれた情報を整理しながら理解できるよう配慮されていますね。

この健康調査チラシデザインは、健康的なイメージと視覚的な工夫によって、情報伝達が効果的に行われている印象を受けます。読者がスムーズに内容を理解できるようにデザインされており、調査協力への参加意欲を喚起する効果が期待できるでしょう。

デザイナー
※掲載のチラシ(フライヤー)は実際の内容や最新情報と異なる場合がございます。
※掲載しているチラシデザインサンプル・モックアップはイメージです。実際の用途・サイズ・仕上がりとは異なる場合がございます。

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