子どもを預けるという視点から、信頼感のあるチラシデザインに仕上げました。
ポップなカラフルな可愛いデザインではなく、安心のキャリアとプロフェッショナル感を、落ち着いたトーンのデザインで表現したチラシです。
デザイナーの振り返り
■ ロゴのアクセントカラーでもある赤を帯部分に使用し、サービス名がスッと目に入るようなチラシに仕上げています。
■ 紙面全体に内容が分散すると、メリハリのない紙面になってしまいますので、下部に内容をまとめています。
■ 情報を下部にまとめたことで、写真に大きくスペースを使うことが出来き、より印象深いチラシになっています。また裏面には実際の利用者の声が掲載されており、信頼感を高めてくれます。
シッターサービスの魅力を的確に伝える宣伝チラシ制作例
共働き世代にとって、子供の面倒を誰が見るのかというのは最大の懸案事項であり、一種の社会問題にも発展しています。託児所や保育所を利用できず、親などに面倒を見てもらっても、誰も相手にできない場合も出てきます。そうした時に頼りになるのがシッターサービスです。シッターサービスに求められるのは、信頼感や落ち着きです。子供を預けることになる以上、信頼できる人、会社に預けたいと親が思うのは当然です。
チラシデザインを作成していくにあたっても、こうしたことに着目して作られていくことになります。シッターサービスのチラシを作る際、一番伝えたいこと、コンセプトは安心して預けてほしい、預けてもらった以上は万全の態勢で見守り、保育サービスを提供するというものです。信頼と安心を宣伝チラシの中で表現していく必要があります。そのためには奇抜なチラシデザインではなく、色調もある程度抑え、品のある色遣い、キャリアの紹介、顔写真、値段などの情報に加え、赤ちゃんと母親の笑顔を前面に押し出すことが大切です。
安心感と格式を感じるチラシデザインに
子供を預ける際に、顔写真を載せてあることでこの人に任せたい、任せたくないという生理的な判断ができるようになり、利用する直前になって後悔するということがありません。最近ではインターネット上でこうしたサービスを行う人がいますが、いざ会ってみたら20代の暗そうな男性で不安に駆られたというケースも出てきており、顔写真を載せることで安心感を醸し出しています。制作していくにあたり、利用してもらうお母さんが知りたい情報が何かを知っておくことも大事です。とにかく預かるの一点張りでは安心して預けてもらうことはできません。何を一番伝えたいかということが大事であり、こうしたサービスを提供するということや、値段の詳細を載せるなど、分かりやすさ、親しみやすさを出していくということも大切です。
シッターサービスの場合、載せるべき情報が多いため、バランスを間違えると、必死さが伝わってしまい、お金儲けをしたいのかと勘違いさせてしまいます。落ち着きがあり、子供が大好きだからこういう仕事をしている、未来ある子供を大切に扱いたいという心の部分が出てくるようなチラシにすることで、信頼感を与えていくことになります。シッターサービスはあまり一般的ではないだけに、いかに信頼感や安心を打ち出すかというのは苦慮しますが、母親が不安に思っていることに寄り添うような姿勢、内容であることが重要です。
制作フライヤー・チラシデザインに対する感想
高級感も清潔感もある、知的な雰囲気のチラシデザインで好印象です。
シッターサービスですが、シッターの姿ではなくて、笑顔の子どもの姿がきちんと中心にくるように写真を配置しているのがとても良いと思います。子どもを中心に考え、支えてくれる存在を必要としている人がこういったチラシを見るわけですから、子どもをしっかり立ててくれているチラシデザインであるのは意味の大きいことではないかと思います。ただ文字だけで、「お子さまの自尊感情」と書かれているだけよりも、ずっと信頼できそうな感じになっています。チーフ・ナビゲーターの写真が掲載されているのも良いですね。子どもを預ける以上、どんな人が経営しているのか、そんな理念なのかといったことは、とてもシビアにチェックします。顔写真があるとやはりそれも信頼度がぐっと上がります。この写真も、子どもの写真よりずっと小さく、色も背景に馴染む感じになっているので、子どもが主役という雰囲気を壊さないのが好印象ですね。
表面がぱりっと決まっているのに対し、裏面は保育者としての柔らかさが感じられて安心します。「教育」というイメージだけですとすこし硬いですし、さばさばしてしまいますが、シッターには愛情面も求めているので、裏面のイラストや、利用者の声など、丸くて優しい雰囲気なのは印象が良いです。表よりもフランクな感じですし、料金内容も明確です。ここのシッターさんならば安心して任せられそうだ、と思えるチラシデザインになっていますね。
信頼と安心第一という気持ちがチラシから伝わるようです。
最近は夫婦で共働きをしているという家庭も多いでしょう。昔のように3世帯で同居しているという家も少なくなっているため、小さな子供がいる家庭は保育園などに預けるようになります。しかし、保育園の数も十分ではないため、入園できない場合にはベビーシッターを使うようになります。このチラシデザインは、そんなベビーシッターサービスの紹介をしているのですが、やはり大切な子供を預けるのですから、信頼が第一です。
表面の目につく場所に親子の微笑ましい表情が大きく載せられており、代表者の顔と詳しい説明が書かれていますが、代表者の顔が載せられていることで、信頼できると感じる人もたくさんいます。裏面には詳しいサービスの内容と料金が明記されていますが、やはりベビーシッターや教育シッターの場合には、このようにわかりやすく書くのが大前提です。派手さやデザインの工夫よりも、このチラシデザインのように、わかりやすく親しみやすい書き方をしている方が信頼できるでしょう。
※掲載しているチラシデザインサンプル・モックアップはイメージです。実際の用途・サイズ・仕上がりとは異なる場合がございます。