見せ方マジック!”フレーミング効果”& “シャルパンティエ効果”

チラシやポスターを作るときに大切なことは、いかに印象に残るかです。

世の中にはたくさんの類似商品が売られています。デザインが少し違うだけで、使い勝手や物は全く同じなのに、その商品の業界で1位と2位の差がかなり開いている商品もあります。それは、広告による宣伝効果の差も大いに関係しています。

全く同じ商品だとしても、伝え方が変われば、180度違う商品になります。

それが言葉の違いです。言葉の力を使えば、よりあなたの素晴らしい商品とサービスを効果的に宣伝することが可能です。伝え方、言葉を少し工夫を加えるだけで、お客様に与えるインパクトが全く違います。

見せ方マジックを使って、なんの変哲もない言葉を、商品が売れる魔法の言葉に変えませんか。
今回はそんなマジックを2つ紹介します。

ひとつ目はフレーミング効果というテクニックです。

Card_fl

フレーミング効果とは、全く同じことを言っているのに、選ぶ人間の心理状態によって、意思決定が異なるという効果のことです。人が商品などを選ぶときに、絶対的な基準ではなく、自分の考えている、もしくは大切にしている基準と比較して判断をしています。言葉で説明すると、何を言っているかわからないですよね。具体例を示しますので、あなたも今から提示する質問に答えてみてください。

baikin_genki

あなたの住んでいる村に、伝染病が流行しました。村には1000人が住んでいます。そのまま放置すると、村が全滅してしまいます。そこで、あなたに2つの選択肢A案、B案が与えられました。あなたはどちらを選びますか。

質問1
Aを選ぶと、300人助かる

Bを選ぶと、70%の村人が亡くなってしまう

どちらを選びましたか?
続いて同じ条件で質問しますので、ABどちらかを選択してください。

質問2
Aを選ぶと700人が死亡する

Bを選んだ場合、30%の村人が助かる

さて、あなたは質問1・質問2でそれぞれどちらをの選択しましたか。
多くの人は質問1では、Aを選び、質問2では、Bを選択します。

実はこれ、全て同じことを言っているんです。つまり、ABどちらを選んでも結果は同じです。ABは同じことを言っていますが、「助かる」というポジティブな表現に惹き付けられてしまうのです。これが、言葉のマジック、フレーミング効果です。これをチラシなどの広告に応用した例をみていきましょう。

ある商品のアンケートの調査結果で、満足が80%、満足しないという割合が20%だとしましょう。あなたの商品が80%の満足を得られた場合、このフレーミング効果テクニックを使って宣伝する場合、以下のような表現をするとどうでしょうか。
presentation_woman

当社の商品は満足度80%

とても満足度が高く、それだけで、素晴らしい商品だと思いますよね。
ではその結果がライバル会社のアンケートだった場合はどう表現しましょうか。

A社の商品は不満をもつ人が20%もいました。

不満があり、あまりいい商品ではない感じがしませんか。でも、全く同じことを言っています。両者とも80%が満足で、満足でない人が20%という割合は全く同じなのに、表現を少し変えるだけで、あなたの商品を選択してくれる可能性が大幅にアップするということです。

これが見せ方マジック、フレーミング効果です。

 

もう一つ、この数字を使った効果的な宣伝方法があります。

それはシャルパンティエ効果です。

Card_sha

また難しそうな言葉がでてきましたよね。シャルパンティエ効果とは、同じ重さやサイズでも言葉の与えるイメージによって、その重さがとても軽いと感じたり、すごく重く感じたり、または、とても小さく感じたり、すごく大きく感じたりする効果のことをいいます。これもまた、人の心理状態によって、商品に対するイメージに大きく影響を与えます。

具体例を示しましょう。

cooking_hakari

5キロの金属のダンベルと5キロのフワフワの羽毛布団とでは、どちらが重く感じますか?実際はどちらも、同じ5キロです。でも、金属のダンベルと聞くだけでイコール重いイメージですよね。逆にフワフワの羽毛布団だと、それだけで、とっても軽そうに感じてしまいます。私たちは物自体に固定概念を持っています。その固定概念が私達に錯覚を起こしているんですね。

この言葉のマジック、シャルパンティエ効果のテクニックをチラシ広告に応用した場合の例をみていきましょう。皆さんご存知、とあるドリンクのテレビコマーシャルです。

タウリン1000ミリグラム配合!

1000も入っていたら、一発で元気になる感じがしますよね。でも、1000ミリグラムって、1グラムです。言い方を変えると、タウリンが1グラムしか配合されていません。となります。なんだか、飲んでも全然元気にならないイメージになりますよね。しかし、これを1000ミリグラムと表現することで、このドリンクは疲れたときの定番になりました。単位をグラムからミリグラムに変換しただけでなのに、有効成分タウリンがたくさん入ってより元気になるような錯覚をおこしています。

他にも、シャルパンティエ効果を使った身近なコマーシャルがあります。

ビタミンがたくさん含まれているドリンクがありますが、ビタミン200ミリグラム配合と書いてあっても、実際どれくらいすごいのかわかりません。最近は同じような商品も多くなっていますしね。そこで、少し伝え方を変えてみます。

レモンは1個あたり20ミリグラムのビタミンが含まれています。
そのレモン10個分のビタミンが入ってます!

character_lemon

と表現すれば、すごく体によさそうな気がしますよね。レモン10個は普通に食べられませんが、ドリンク1本飲むだけでレモン10個のビタミンが摂取できてしまいます。単位・表現を少し変えただけで、とてもたくさんのビタミンが摂取出来るような錯覚を起こします。

まだまだシャルパンティエ効果を使った例をご紹介しましょう。

ランドセルはとても大きく重たいイメージがあります。そこで小さな子猫をはかりに乗せて、ランドセルとどちらが重たいかを比較をコマーシャルで流しました。あの重たいイメージのランドセルが小さな子猫よりも軽いのです。○○グラムとただ数字を宣伝した場合ですと、具体的なイメージができないので、ちょっと分かりにくいですよね。
ところが、小さな子猫と比較することで、軽さのイメージが伝わりやすくなります。小さな子供でも、しっかり背負える!とお客様の頭に想像させることができるのです。

baseball_dome
他にも、とても広大な土地を紹介するときに、何ヘクタールと言われてもイメージできませんが、東京ドーム○○個分の広大な敷地と表現されたら、とてつもなく大きいイメージになります。東京ドーム1個の大きさを具体的に知っている人は少ないですが、「大きい」という認識はあるので、インパクトを伝えるにはもってこいです。広さの表現として頻繁に用いられているのが、何よりの証拠です。

このように、商品の大きさや小ささを表現するときに、子猫と比べたり、東京ドームと比べたりすることも効果的にその商品のすごさを伝えることができます。

これがシャルパンティエ効果を使ったテクニックです。

今回ご紹介したフレーミング効果とシャルパンティエ効果をダブルで使えば、お客様にかなりのインパクトを与えてくれます。ぜひ、あなたがチラシ広告を考えていらっしゃるなら、この見せ方マジックを使って、魔法の言葉に変えましょう。

 

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