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コントラストを調節して、色の対比を楽しむデザインテクニックについて

コントラストを調節して、色の対比を楽しむデザインテクニック

コントラストを調節して、色の対比を楽しむデザインテクニックについて

ポスターやチラシのデザインにおいて、配色の重要性については想像するに難くないでしょう。この配色に大きく関わる要素の一つに、コントラストがあります。簡単に言えば、コントラストは色と色の対比のこと。明暗の差や色相環における組み合わせによってコントラストを調節することができ、コントラストが高ければ色と色の境目がはっきりとして鮮やかな印象を、低ければぼんやりとした優しい印象を与える配色となります。(※紹介するポスターデザインは当サイトの制作事例ではありません)

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赤×青の反対色でコントラストをはっきりさせるデザイン作成例

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色相環の中でも赤と青は補色と呼ばれ、向かい合う位置にある反対色です。この2色を大胆に使用しているこちらのポスター。コントラストが高く、非常に目立つ配色だと言えます。少し明度を落とせば知的な印象を、明度を上げれば女性らしく柔らかい印象を与えることができるので、赤と青の組み合わせは意外と好まれて使用されることが多いのも事実です。シーンに合わせて明度を調節しながら、赤と青のコントラストを楽しんでみてもいいですね。

 

明度を調節しながら滑らかにコントラストを変化させるポスター

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静かに雪が降り積もる景色を描いたこちらのポスターデザイン。特徴的なのは、後ろに描かれた山々の色が、奥に行くにしたがって明度の低いものへと変化している点です。奥行きをうまく表現できているほか、コントラストもなめらかに変化しているので、柔らかな印象を受けます。色実をはっきりとさせ、高コントラストで表現することが効果的な場合もありますが、このようにぼやけさせながら変化させる方法もコントラストの楽しみ方の一つです。

 

あえて同色を重ねてコントラストをなくしてみるデザイン制作例

ポスターデザインを見る (via Pinterest)

こちらは被写体の色と全く同じ色を背景とすることで、コントラストをなくしています。このようにコントラストをあえてなくすことで、そのものの色を際だたせることもできます。このようなデザインも非常にオシャレでセンスがありますね。背景の色が白や黒でない場合は、文字も少し意識をして配色するようにします。あまりコントラストが高すぎると刺激が強くて文字を読みにくくなってしまいます。コントラストが低すぎても、ぼんやりとして境目がはっきりしないので読みにくくなりますね。読みやすさを意識した配色を意識しましょう。

 

コントラストの調整方法について少しイメージができたでしょうか。高コントラストのものは元気で活発な印象を、低コントラストのものは優しく柔らかい印象を与えます。ポスターやチラシで伝えたいことが何であるのかを意識しながら、コントラストの変化を楽しむのもいいですね。

「デザインインスピレーション」のコーナーでは、世界中のデザイン制作事例をピックアップして紹介しています。※当ページは世界中のデザイン制作事例を紹介するコンテンツです。当サイトのデザイン実績ではありません。

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