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ふたりのレジェンドが電話で洗剤を売り込む動画制作例

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米国の衣服洗剤ブランド「タイド(Tide)」が、冷たいままの水で洗濯することをすすめるキャンペーン動画を公開しています。タイドを使えば、お湯でなくてもしっかり洗えることを伝えるのが目的です。(※紹介する動画は当サイトの制作事例ではありません)

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動画では、強面(こわもて)の有名人コンビが電話で、Tideを使って水で洗濯することをすすめます。そのふたりとは、ギャングスタ・ラップの元祖で、俳優でもあるアイス-Tと、元プロレスラーで俳優のストーン・コールド・スティーブ・オースチンです。




アイス-Tは、ほんもののストリートギャングのグループに属していたこともある伝説のラッパーです。かたや、ストーン・コールド・スティーブ・オースチンは反体制的ヒール。マイクパフォーマンスの決めゼリフは「それが結論だ。はぁ?ストーン・コールドがそう言ったからだ(That’s the bottom line. What? Cause Stone Cold said so.)」です。

 

「コールド・コール」は売り込み電話のこと

キャンペーン動画のタイトルは『タイド・コールド・コーラー(Tide Cold Caller)』です。「コールド・コール(cold call)」とは、マーケティング用語で、売り込み電話とか勧誘電話のことです。米国では、セールス電話の量がとんでもなく多く、コールド・コールは迷惑電話のような扱いだそうです。

コワモテのふたりがコールド・コールをかけるのです。しかもその目的が、タイドを使って水で洗うようお願いする、というのですから、いやおうなくコミカルな設定になっています。

ふたりの息はピッタリ?

セールストークの要点は、ふたつです。水洗いに切り替えれば、年に100ドル節約できるということと、エネルギー資源を節約できるので環境に良いということです。もちろん、安売り洗剤でお湯洗いするよりも、ずっときれいに汚れが落ちるということも念押ししておかなければいけません。

アイス-Tとスティーブ・オースティンは、ふたりで力を合わせてひとりの相手に売り込みます。アイス-Tが、水で洗うことについて説明したいと相手にうかがいをたてていると、スティーブ・オースティンが横から節約について話をかぶせます。アイス-Tが環境に良いことを伝えているときに、つい悪いクセが出てしまいました。

「はぁ?ストーン・コールドがそういったからだ」

しかし、すぐにつけ加えました。

「しかも、タイドは水でとてもきれいに洗えます」

 

有名人とのコミカルなやりとり




電話相手として有名人が登場するバージョンもあります。『特攻野郎Aチーム』のミスター・Tは、アイス-Tには、何をわけのわからんことをいっているのだ、といぶかしんでいたのに、ストーン・コールドの声を聞くなり直立不動で水への切り替えを受け入れます。




カナダの人気ドラマ『シッツ・クリーク(Schitt’s Creek )』に出演してたアニー・マーフィーの反応は、これぞコメディといった名演技です。環境を助け、お金も節約できるというセールストークに対して、「あぁ、環境ね。そう、そう、木とか、あれとか、えー、えー、お金はいくら節約できるの」と質問。年に100ドルと聞くと、「お金の節約はいいことね⋯⋯環境のために」と答えます。

ほかに、ミュージシャンで俳優のヴァニラ・アイスやアイスホッケー選手のマーク・メシエが出演するバージョンもあります。







お湯ではなく冷たい水で洗えるということで、コールド(cold)やアイス(ice)にこだわった人選になっているのも面白いところです。

 

「デザインインスピレーション」のコーナーでは、世界中のデザイン制作事例をピックアップして紹介しています。※当ページは世界中のデザイン制作事例を紹介するコンテンツです。当サイトのデザイン実績ではありません。

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