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英国最大のコーヒーチェーンCosta Coffee!気軽に利用できるのが嬉しい空間を提供

日本にも上陸したCosta Coffeeはロンドン発祥の大手コーヒーチェーンです。

1971年、イタリア人兄弟がロンドンで美味しいコーヒーを日常にという想いで始めたカフェ。今では英国国内のどのハイストリートにも、どこの空港にでも、また高速道路のサービスエリアにと、どこに行っても一軒はあるくらいに多くの店舗があります。

今回のコラムはイギリスでコーヒーカフェといえばここ、というくらい有名なCosta Coffeeを紹介します。筆者が街のCosta Coffeeに行った際の画像と合わせてお届けしましょう。

 

イギリス人はコーヒー好き

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英国、アフタヌーンティとくれば紅茶ですね。イギリス人は紅茶好きというイメージがあると思いますが、実はコーヒーがよく飲まれています。

どの街にも大手チェーンやインディペンデントカフェなど数軒のカフェがあり、家族連れ、友人同士、ビジネスパーソンなどに利用され、1日を通して客が入っています。

 

 

1971年、コスタ兄弟によって創業されたCosta Coffee

1971年、イタリア人のコスタ兄弟セルジオとブルーノがロンドンに到着しました。「美味しいコーヒーを日常的に飲んでもらいたい」という熱い思いを持って東ロンドンに来たのです。

コスタ兄弟は小さなロースターを構え、高品質のコーヒーづくりに励みます。112種類のコーヒーを試しCosta(コスタ)の代表的なブレンドにふさわしい「モカ・イタリア」を探し出しました。このモカ・イタリアは創業から50年以上経った今でもメニューに残っています。

Costa Coffee1

コスタ兄弟がカフェをオープンする前にしたことがあります。これはロンドンという地を利用したとっても良いアイデアでした。当時、The Ritz Londonなど、ロンドンの一流ホテルにコーヒー豆を販売していましたが、その配達はロンドン名物のブラックキャプを使ってのデリバリーだったのです。これは外国人ならではのアイデアだったかもしれませんね。

このコラムを執筆するにあたって、セルジオ・コスタ氏が2022年3月に死去したニュースに驚きました。Costa Coffeeをスターバックスに次ぐ世界第二位のコーヒーチェーンにした業績をたたえるとともに、ご冥福をお祈り致します。

Costa Coffeeは居心地が良くコーヒーが美味しいカフェ

Costa Coffee2

イギリスにはCosta以外にも大手チェーンがいくつかありますが、Costaはそのなかで最大手です。コスタ初めての店舗ではロンドン初として磁器のカップでエスプレッソを提供し、おしゃれなロンドナー達の心を掴み、彼らの憩いの場となったのです。

今では英国国内に約2,000店舗、世界30カ国以上で展開されている大物ぶりです。2020年には日本にも上陸、銀座ロフトの1階にコスタカフェがオープンしました。2022年には米倉涼子さんの出演でコスタTVコマーシャルが放映されましたが、イギリスのコスタのイメージと随分違うなと観ていたものです。

Costaのカフェにはもちろん紅茶や冷たいドリンクもありますし、軽食も食べられます。ゆったりとしたテーブルと椅子でついつい長居をしてしまうほど居心地が良く、筆者が運営する剣道道場のメンバーともキャッチアップやランチ、時にはミーティングに利用するのが地元のコスタです。

 

アプリでコスタポイントゲット、そしてコーヒーを飲みながら寛ぐ

Costa Coffeeのパッケージデザイン

以前は紙のCosta Coffeeポイントカードがありましたが、新型コロナウイルス発生によってアプリ「Costa Club」だけが使えるようになりました。簡単にポイントをゲットし支払い、バリスタに入れてもらったコーヒーや食べ物をもって自分で席を選びます。

Costa Coffeeのメニューは以下のページからご覧になれます。

Costa Coffee Our Menu – https://www.costa.co.uk/menu

 

コーヒーや軽食を選ぶだけでなく、ベジタリアン、ヴィーガン、グルテンフリーなどのオプションも選択できるようになっています。

人気のラテで見てみるとサイズは4種類、一番大きなLargeは496gで、実際目の前にするとそのサイズに驚くほど大きいです。

食べ物は冷蔵庫に入っているサンドウィッチ類やパスタ類、オーダーすると温めてくれるパニーニやトースティなどのメインに加えて、もちろんスィーツ大好きのイギリス人のためにマフィンやケーキも多く揃っています。

イースターやクリスマスなど、年間を通して各イベント仕様になる商品も楽しく雰囲気づくりに一役買っています。

Costa Coffeeのロゴデザイン

・Costa Coffeeのロゴデザイン / Nicola.K.photos – stock.adobe.com

どの商品にも太い文字でえんじ色のCOSTAが入っています。このロゴはかなり浸透していて、街を歩いていて距離がある位置からもすぐに看板が見つかり「あっ、コスタだ」と一見でわかります。

カフェ店内ではパソコンで作業をしている人、親子連れの友達、学生などなど客層にリミットはありません。

ふっとコーヒー1杯飲むのに立ち寄るなら約500円、ランチをしっかりするなら2,000円くらいの価格設定です。

Costa Coffee3

コーヒーも軽食も普通に美味しいです。ハズレのないクオリティに居心地の良さを兼ね備えているのがCosta Coffeeであり、多くのリピーターに支持されている理由なのでしょう。

Costa Coffee4

Costa Coffeeでリラックス

イギリス人もイギリスに住む外国人もリラックスすることが得意です。そんなとき、快適に過ごせて小腹を満たせるCosta Coffeeは強い味方です。

ロンドンにいらっしゃることがあったら、まずはヒースロー空港のコスタ、または滞在する街でコスタへ行き、イギリス文化を感じてみてはいかがでしょう!

 

参考:
Costa Coffee Our story (https://www.costa.co.uk/behind-the-beans/our-story/history)
international Comunicaffe (https://www.comunicaffe.com/sergio-costa-the-co-founder-of-costa-coffee-passes-away-at-age-of-72/)


<プロフィール> ビスコム
ロンドン在住ライター。イギリスに住み、さらに強くなったデザインやアートへの興味をライティングに活かす。インテリアにも食指が動き、Edward BulmerやWilliam Morrisのセンスに憧れる。剣道道場運営やボランティア活動も行ない、バランスのとれた在英生活を満喫中。

 

※掲載商品・パッケージ等のデザインは当サービスの制作実績ではありません。
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