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ロックイベントのフライヤーデザイン作成例

月が幻想的なロックイベントのフライヤーデザインを作成しました。

ロックイベントのフライヤーデザイン作成例

ロックイベントのフライヤーデザイン_A4

細部にこだわってゴシックな世界観を構築したフライヤーデザインです。

フライヤーの中央に白く輝く月を大きく配置して、インパクトを出しています。月に猫のシルエットは幻想的な雰囲気にちょっと遊び心を感じられます。手前には廃墟のアーチがあり、いわくありげな椅子が一脚。その景色をランタンを持った少女がじっと眺めているというストーリー性のある構図です。

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明暗で存在感を演出

月とランタンの明るい色を中央に寄せて、フライヤーの存在感を演出しています。全体がダークな色使いですが、バンドのアー写ともマッチするように色の深さを調整しています。

バンドのロゴとクラシカルなフォント選択

アー写の下部には各バンドのロゴマークをあしらって、どのバンドが出演するのかを分かりやすくしています。世界観を壊さないよう、タイトルのフォントはクラシカルな雰囲気のものを選びました。

ロックイベントのフライヤー作例_2

ロックイベントのフライヤー作例_3

ロックイベントのフライヤー作例_1

ダークで幻想的なイメージを伝えるデザインのポイント

音楽イベントにおいてダークな世界観を表現する場合、暗い色味ばかりではメリハリが得られません。世界観とイベント告知を両立させるためには、光との対比で闇を際立たせることがポイントになります。作例では暗い色をベタ塗りするのではなく、神秘的な要素を取り入れて幻想的な雰囲気になるように意識しました。

神秘的な要素で幻想的な雰囲気を創出

夜の風景が全体的な色味を構成していますが、背景は真っ黒ではありません。よく見ると浮かび上がってくる、小さな光を描いています。光を描くことで背景に奥行きを持たせられます。建物の影になるはずの場所でありながら、銀河や星空のような輝きがあるという違和感が幻想的な雰囲気を創り上げました。

明暗の対比による注目度誘導

また、明るい部分と暗い部分の対比をハッキリさせることで、注目させたい部分に目線を誘導できます。作例は、センターに大きな月をレイアウトし、少女が持っているランタンも中央よりに配置しています。遠くからでも目立つ大きな月に引き寄せられ、思わず手にとってしまう、というのも狙いです。

闇夜に浮かぶホワイトのタイトルは、クラシカルなフォントにすることで幻想的な世界観を引き立てます。大きめにレイアウトすることで、下部のアーティスト写真部分とのバランスをとりました。

文字と画像の調和による世界観の維持

下部にレイアウトした出演者の写真もダークな雰囲気にピッタリです。各アーティストのロゴも入れていますが、最下部に近い位置に置いているので全体的な世界観を邪魔しません。使用している色数が少ない分、違和感なくアーティスト写真とロゴが引き立っています。

 

制作フライヤー・チラシデザインに対する感想 

VOICE ※第三者による感想です

ファンタジックな世界観を堪能できるフライヤーデザインですね。

色使いとフォントの調整による統一感が魅力

大きな月とランタンという明るい色の要素をすべて中央に寄せることで、視線が集まりやすく手に取りやすいフライヤーになっていると思います。ダークな色使いは、アーティストの写真やロゴとよくマッチしていて、一つの世界観が構築されているようです。タイトルのフォントもクラシカルな形のフォントがチョイスされていて、ゴシック風な佇まいと釣り合っています。月は、冷たい空気感を感じる色とクレーターのリアルな描写が魅力的です。

置かれたものが醸し出す退廃的な世界

大きな月、古典的なワンピースをまとってランタンを掲げる少女、廃墟となった石造りのアーチ、そしてフライヤー中央に置かれた木の椅子、月の上でくつろいで見せる猫など、小さなアイテムの一つ一つがどこか退廃的なムードを作り出しています。黒やネイビーで主に紙面が構成されていますが、陰影をつけた表現によって奥行きが生まれています。奥へ、奥へと迷い込んで行くような構図がミステリアスです。暗い背景なので、大きめにレイアウトした白抜きのタイトル文字が良く目立っていますね。

月夜の魔法〜ロックイベントフライヤーの魅力

・月光が描くファンタジー

このフライヤーデザインは、夜空を飾る輝く月と幻想的な猫のシルエットを中心に展開しています。これらは視線を引き付け、鑑賞者の興味を掻き立てます。手前に配置された廃墟のアーチと椅子、そしてランタンを持った少女の姿が神秘的な物語を予感させ、興味深く見入ることでしょう。

・幻想的な舞台を彩る色彩と形状

ダークな色調の背景が、白く輝く月とランタンの明るさを引き立て、さらに深みと対比を提供していますね。この配色は、視覚的に引き込む効果があり、一方でアーティストの写真やロゴとの一体感も保っています。また、ゴシックな雰囲気をさらに強調するため、タイトルのフォントはクラシカルなものが選ばれています。

・物語を紡ぐ要素

中央に配置された猫のシルエットやランタンを持つ少女、廃墟のアーチなど、各要素は一つ一つが物語の一部を紡ぎ出しています。これらはストーリーテリングの手法として機能し、視線を内部へと引き込み、このロックイベントへの期待を高めます。

このフライヤーは幻想的な夜景を鮮やかに描き出し、視覚的な魅力を最大限に引き出しています。それはまるで、一夜限りの特別な音楽の祭典へと招待してくれるような印象を与えます。

デザイナー
※掲載のチラシ(フライヤー)は実際の内容や最新情報と異なる場合がございます。
※掲載しているフライヤーデザインサンプル・モックアップはイメージです。実際の用途・サイズ・仕上がりとは異なる場合がございます。

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