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印刷技術の進化と歴史

世界を巡る!印刷技術の進化と歴史

印刷の種類と歴史について

そもそも印刷とは?

原型やテンプレートを使って文字や写真を複製する工程を印刷と呼びます。最も古い例には円筒印章の他に、キュロス・シリンダーやナボニドゥスの円筒碑文などがあります。最も古い木版印刷は紀元220年に中国で発見されました。その後の印刷の発展には、紀元1040年頃に畢昇(ひっしょう:北宋の発明家)によって発明された活版印刷などがあります。

15世紀には、ヨハネス・グーテンベルグがより機械的な活版印刷術をヨーロッパに導入しました。彼の印刷術はルネッサンス、宗教改革、啓蒙時代、科学革命において大きな役割を果たし、知識ベースだった当時の経済に素材という考えを与えました。

現代ではサイズの大きな印刷は印刷版を使って行われ、サイズの小さな印刷はデジタルプリンターによって行われます。紙は最も多く使われる素材ですが、金属やプラスチック、布、合成素材などもよく使われます。今でも紙は大規模な商業印刷で使われることが多く、印刷は出版などに欠かせない工程と言えます。

印刷の歴史 – 木版印刷

木版印刷は文字や写真・模様などを印刷する東アジアで幅広く使われた技術です。中国から始まり、布や紙に印刷する技術となりました。布への印刷例の最も古いもので確認されているのは、紀元220年以前に中国で行われたものです。

東アジアの木版印刷の歴史

・紀元868年 中国の唐王朝の金剛般若経の表紙

最も古い木版印刷の例も中国であり、花が3色に印刷された(紀元220年)漢王朝時代のものでした。紙に印刷された木版印刷として確認される最も古い例は、7世紀半ばに中国で見つかりました。

9世紀には紙への印刷が盛んになり、868年に「金剛般若経」が初めての印刷本として誕生しました。10世紀には、般若経や写真が40万部複製され、儒教の本なども印刷されました。優秀な印刷職人は1日に2000枚もの両面印刷ができたと言われています。

印刷技術は韓国や日本にも広まり、印刷には漢字が使われていましたが、トルファンやベトナムでは他の文字も使われていました。この技術はのちにペルシャとロシアにも広まりました。やがて技術はイスラム教を通じてヨーロッパに広まり、1400年にはオールド・マスタープリント(芸術家によるオリジナルの版画)やトランプの印刷に使われるようになりました。しかし、イスラム教の掟により、アラビア人がこの技術を使ってコーランを印刷することはありませんでした。

中東アジアの木版印刷の歴史

アラビア語で Tarsh と呼ばれる木版印刷術は9世紀のエジプトで発明され、主に祈祷文やお守りに使われました。これらの印刷版は木ではないスズや鉛、もしくは粘土などの素材からできていたといわれています。

しかし、イスラム教以外ではほとんど使われていなかったため、技術について詳しくは知られていません。ヨーロッパがイスラム教から学んだ木版印刷技術は主に布への印刷なので、ヨーロッパでは金属の木版印刷の技術は知られていません。後に木版印刷は中東アジアのイスラム教で使われなくなり、中国の活版印刷が使われるようになりました。

ヨーロッパの木版印刷の歴史

・手で色付けされた最古の木版印刷物 1423年 ブクスハイム修道院

木版印刷は布に印刷する技術として初めてヨーロッパに広まり、1300年には幅広く使われていました。宗教的な印刷物はサイズが大きく内容も細かいものがありました。1400年に紙が普及し始めると、この技術を使ってトランプなどの小さな紙の印刷物が増えるようになりました。1425年以降はこれらの印刷物が大量生産されるようになりました。

15世紀半ばには、原稿や活版印刷で刷られた本などの低価格品として、文字と画像の両方を木版印刷するblock-booksが増え始めます。ベストセラーは様々なblock-book版として印刷され、「アルス・モリエンディ(往生術)」や「ビブリア・パウペルム(聖書に題材をとった中世の版画集)」は最も多く印刷されたものでした。未だに専門家の中では、1440年から1460年の間に生まれた木版印刷が、活版印刷より先のものだったかどうかが議論されることがあります。

 

活版印刷

・紙幣 銅の活版10個を用いて印刷されている 1215年―1216年 銅板印刷

・韓国の直指「白雲和尚抄録仏祖直指心体要節」活版印刷を用いて印刷された最古の本 1377年 パリ、フランス国立図書館

活版印刷は文字の組み換えが可能な金属活字を使った印刷やタイポグラフィ技術のことを指します。活版印刷は手動印刷や木版印刷よりもフレキシブルな工程です。

1040年頃に中国の畢昇(ひっしょう:北宋の発明家)によって初めて陶器の活版印刷技術が発明されました。畢昇は壊れやすい粘土を使いましたが、1298年に王禎(おうてい)によって木製のより丈夫な活版が作られました。また、王禎は回転式テーブルや漢数字を発明し、活版印刷をより効率的なものにしました。それでも当時は、木版印刷が「何千もの漢字を安く効率的に印刷することができる」ものとして主に使われることに変わりはありませんでした。

銅板印刷は12世紀に中国で発明され、北宋朝時代の紙幣の大量印刷に使われていました。活版印刷は李氏朝鮮時代に韓国へと広まりました。

1230年頃には、韓国で銅板をつかった活字が発明されました。1377年に出版された「白雲和尚抄録仏祖直指心体要節」は、金属活版で印刷された最古の本と言われています。硬貨を鋳造する技術を応用して活字の鋳造がされていました。まず木版に文字が刻まれ、それを粘土に押し当てて型を作り、銅が型に流し込まれ、最後に活字が磨かれました。フランスのHenri-Jean Martinは韓国の活版印刷を「グーテンベルクのものと非常に似ている」と説明しました。金属活字を使った印刷は14世紀後半と15世紀前半までにヨーロッパに広まりました。

1450年にはヨハネス・グーテンベルグがヨーロッパ初の活版印刷術とされるものを発明し、列を使ったり手で活字を鋳造する技術に加え、ねじ機構を利用したプレス印刷機、リンシードオイル(顔料を画面に固着させる成分が含まれている油)をベースとしたインク、より柔らかく吸収力のある紙の発明などの改革を生みました。グーテンベルクは鉛・スズ・アンチモン・銅・ビスモスの合金を使った活字を初めて発明し、現代でも同じ合金が使われています。

 

プレス印刷機

ヨハネス・グーテンベルグは、以前宝石研磨技術を教えたアンドレアス・トリツェーン、製紙工場を営むアンドレアス・ヘイルマンと共同でプレス印刷機の発明を始めました。

活版印刷やプレス印刷機を使った印刷は木版印刷と比べて早く、長持ちするものでした。また、金属の活字は丈夫で組みやすいため、タイポグラフィやフォントの作成につながりました。質が高く比較的低価格な「グーテンベルク聖書(1455年)」は欧米の言語に組み活字が普及するきっかけとなりました。プレス印刷機はヨーロッパに広まり、ルネッサンスを経て世界中に広まりました。

・ページセッティングを行う部屋 1920年

グーテンベルクの活字の改革は2千年紀(11世紀〜20世紀)において最も重要な発明とされています。

 

輪転印刷機

輪転印刷機は1843年にリチャード・マーチによって発明されました。ロール紙や他の素材に円筒に刻まれた文字などを印刷する技術です。この技術はのちにウィリアム・バロックによって大きく改善されます。

 

レタープレス

・Le Samedi journalを印刷するMiehle モントリオール 1939年

レタープレスは凹版印刷技術を使った印刷法です。職人が活字をプレスに組み、インクをつけ、それに紙を押し当てることで文字などが印刷されます。

レタープレスは15世紀半ばのヨハネス・グーテンベルグの発明において文字印刷の典型であり、本やその他の用途に幅広く使われたのち、20世紀にオフセット印刷が発明されました。最近では、レタープレスが職人技として再度注目されるようになってきました。

 

オフセット印刷

オフセット印刷は現在幅広く使われている印刷技術です。オフセット印刷では印刷されるイメージが印刷版からラバーブランケットへ転写(オフセット)されます。これによって印刷されるイメージが印刷エリアへと転写されます。油と水の反発作用を利用したリトグラフの工程と併用することで、イメージを印刷することができます。印刷エリアにはインクローラーからインクがつき、印刷されないエリアには水の膜ができるのでインクがつかないようになっています。※オフセット印刷の詳細はこちら

現在、本や新聞のほとんどがオフセットリトグラフの技術をつかって印刷されています。

 

グラビア印刷

グラビア印刷とは、印刷版に彫られた小さな凹みからイメージが印刷される凹版印刷技術を使った印刷法です。溝がインクで埋められ、余分なインクは印刷版から削り取られます。それからゴム製のローラーが紙を印刷版に押し当て、溝のインクが印刷されます。印刷に使われる円筒は主に銅からできており、ダイヤモンドで彫られたり、エッチングされたりして作られます。

グラビア印刷は雑誌やカタログ、パッケージ、布や壁紙等への印刷に使われます。また、切手やキッチンテーブルなどのラミネートの装飾品の印刷にも使われます。

 

その他の印刷技術

・フレキソ印刷:パッケージ、ラベル、新聞などに使われる。
・昇華プリント:特殊なインクを気化させて、繊維を染色する。ユニフォームなどに用いられる。
・インクジェット:主に少数の本やパッケージの印刷の他、高品質紙からタイルまで様々な素材の印刷に使われる。郵便物に住所を印刷する際にもインクジェットが使われる。
・レーザープリント(トナープリント)は主に会社などで処理的な印刷物に使われる(請求書や銀行の書類など)。レーザープリントはDM企業がダイレクトメールやクーポンを印刷する際に多く使われる。
・パッド印刷:複雑な立体の表面に印刷が可能なことで人気。
・スクリーンプリント;Tシャツからタイルまで様々なものや、でこぼこした表面に印刷する際に使われる。
・サーマルプリント:1990年代のファックス印刷で人気が高かった。現在は空港での手荷物につけられるタグやスーパーマーケットの価格ラベルの印刷に使われている。

基本的な印刷技術の特徴

すべての印刷技術には2つのアウトプットエリアがあります:

1. 印刷されるエリア
2. 印刷されないエリア

印刷情報が準備された後(プリプレス)、印刷するエリアが印刷されないエリアと分けられます。

印刷手法によって4つの方法が存在します:

1. 平板印刷…印刷エリアと印刷されないエリアを化学的に、もしくは物理的に分ける
オフセットリトグラフ・コロタイプ・スクリーンレス印刷

2. 凸版印刷…印刷エリアがある平面上より下に印刷されないエリアがある
フレキソ印刷・レタープレス

3. 凹版印刷…印刷されないエリアが平面上にあり、その下に印刷エリアがエッチングなどで刻まれている
銅板彫刻術・エッチング

4. スクリーン印刷…印刷エリアが細かいメッシュの上にあり、印刷されないエリアはインクがそのエリアだけしみこまないようにステンシルで覆われている
シルクスクリーン印刷・謄写印刷機

 

ドイツの活版印刷機が世界に与えた影響

数量的な面

・1450年から1800年までのヨーロッパにおける活版印刷による本の数 / Tentotwo

グーテンベルクの印刷機の発明の後、ヨーロッパにおける本の出版数はおよそ4世紀弱の間に100万から10億に増えたと予測されています。

宗教的な影響

イギリスへ亡命したSamuel Hartlibは社会や宗教の再構築に意欲的であり、1641年に「印刷術は、平民が自分たちの権利と自由を理解し、制圧されて生きることがないように知識を広めるということである」と記しました。

イスラム教では、ヘブライ語やアルメニア語の一部の書物を除いて、特にアラビア語の書物などの印刷が近世で強く批判されていました。そのため、オスマン帝国で1493年に初めて活版印刷で印刷されたものはヘブライ語のものでした。16世紀半ばのイスタンブール帝国大使によると、トルコ人が宗教的書物を印刷することは罪だと考えられていました。1515年に Sultan Selim一世 が印刷を行ったものを処刑するという法令を発令。16世紀の終わりには Sultan Murad三世 がアラビア語での非宗教的な書物の販売を許可しましたが、それらの多くはイタリアから輸入されたものでした。Ibrahim Muteferrikaはウラーマ(イスラム教の知識人)の反対を押し切り、オスマン帝国で初めてアラビア語の印刷機を創りました。印刷機は1742年まで稼働し、計17の非宗教的な書物を印刷しましたが、その後イスラム教における印刷は19世紀まで盛んになりませんでした。

ユダヤ人はドイツの印刷ギルドとのやり取りを禁止されていたため、ヘブライ語の印刷はイタリアで盛んになりました。1470年にローマから始まり、その後バリやピサ、リボルノ、マンチュアなどの街に広まりました。地元の主権者たちはヘブライ語での印刷ライセンスを与えることができたので、当時印刷された書物には「con licenza de superiori(検閲官によってライセンスが与えられていることを示すもの)」とタイトルページに書かれています。

印刷術の導入により「宗教をより強くし修道院の力を強調する」ことができると考えられていました。当時、本のほとんどが教会などの宗教的なコンテンツのものでした。また、「間違った」ものを印刷してしまった際の代償はとても大きなものでした。Meryowitz(イギリスの大学教授)は、William Carterを例に挙げています。彼は、1584年プロテスタントに制圧されたイングランドで、カトリックのパンフレットを印刷しました。彼の代償は絞首刑でした。

聖書の広まりは「革命的な影響を与えた。なぜなら神の世界の所有者であったカトリック教会の力を弱めたから」とされています。

社会的な影響

印刷技術によって読み手は様々な知識を得ることができ、その後の世代が言語の違いに関わらず知識を身に着けることができるようになりました。Actonの歴史の研究(1895年)の講義によると、印刷によって「ルネッサンスの芸術は語り継がれ、書物は万人に与えられ、中世で起こったような知識やアイデアの隠蔽は二度と起こらず、そしてアイデアは一つたりとも無くならないことが保証される」とされています。

・16世紀の本の印刷

印刷は社会における読書のありかたを変えました。
Elizabeth Eisensteinは印刷術の発明がもたらした長期的な効果について述べています。”印刷は維持的で統一された知識の構築に加え、比べるのが難しかった意見が比較できるようになった”と彼女は述べています。

Asa BriggsとPeter Burkeは印刷術の発明によって発展した5つの読書のありかたについてまとめています。

1. クリティカルリーディング:一般人にも読み物が広まったことをきっかけに、人々が自らの意見を書物にまとめるためにクリティカルリーディング(批判・判断しながら読むこと)が盛んになりました。

2. デンジャラスリーディング:書物は特に女性にとっては反逆的、反社会的なことが書かれており、本によっては愛などの感情を掻き立てるとされる他、読書ができる女性は恋文も読むことができることから、危険なものとされていました。

3. クリエイティブリーディング:印刷によって人々は様々な文章をクリエイティブに解釈することができ、それは多くの場合著者の意図とは違ったものでした。

4. エクステンシブ(広範囲における)リーディング:印刷によって様々な本が生まれたため、本を最初から最後まで読む従来の読み方から、読み手が好きなトピックやチャプターを選んで読むことで、より幅広いトピックについて読むことができる読み方が広まりました。

5. プライベートリーディング:印刷術の発明以前は、読みものは複数人のグループで行われ、印刷物を手にしている一人がグループの人々に読み聞かせるというものだったため、読み物が個人的な娯楽となり個人的な主張も増えるようになりました。

印刷術の発明はヨーロッパの街における職業構造にも変化をもたらしました。より労働的な写本筆写者の職業は自然になくなり、代わりに印刷職人が新たな職人グループとして増えていきました。新たな職業として校正者も増え、本屋と図書館で働く人々も本の数とほぼ同様に増えたとされています。


参考 : Wikipedia 印刷
当記事の文章(テキスト)はクリエイティブ・コモンズ・ライセンス(Creative Commons license / CC license)に基づいて編集しています。(記事内の画像・デザインや映像の権利は個別のライセンスにより保護されている場合があります。)



印刷(印刷機)の歴史

木版印刷 200年〜

文字や絵などを1枚の木の板に彫り込んで作った版で同じ図柄を何枚も複製する手法を「木版印刷」(もくはんいんさつ)といいます。もっとも古くから人類が利用してきた印刷方法です。

活版印刷 1040年〜

ハンコのように文字や記号を彫り込んだ部品を「活字」(かつじ)を組み合わせて版を作り、そこにインクをつけて印刷する手法を「活版印刷」(かっぱんいんさつ)といいます。活字の出っ張った部分にインクを付けて文字を紙に転写するので、活版印刷は凸版(とっぱん)印刷に分類されます。

プレス印刷 1440年〜

活字に油性インクを塗り、印刷機を使って紙や羊皮紙に文字を写すという形式の活版印刷が、ヨハネス・グーテンベルク(Johannes Gutengerg)によって初めて実用化されました。印刷機は「プレス印刷機」と呼ばれ、現在の商業印刷や出版物に使われている印刷機と原理は変わりません。

エッチング 1515年〜

「エッチング」は銅などの金属板に傷をつけてイメージを描き、そこへインクを詰め込んで紙に転写する技法です。くぼんだ部分がイメージとして印刷されるので凹版(おうはん)印刷に分類されます。

メゾチント 1642年〜

銅版画の一種である「メゾチント」は階調表現にすぐれています。銅板の表面に傷をつけてインクを詰め込み、それを紙に転写します。くぼんだ部分のインクが印刷されるので凹版印刷に分類されます。

アクアチント 1772年〜

「アクアチント」は銅版画のひとつの技法で、水彩画のように「面」で濃淡を表現できることが大きな特徴です。表面を酸で腐食させてできた凹みにインクを詰めて、それが紙に転写されるので、凹版印刷に分類されます。

リトグラフ 1796年〜

「リトグラフ」は水と油の反発を利用してイメージを印刷する方式です。凹凸を利用してインキを載せるのではなく、化学反応によってインキを付ける部分を決めます。版には石灰岩のブロックが使われたので「石版印刷」(せきばんいんさつ)ともいわれます。版面がフラットなので平版(へいはん)に分類されます。

クロモリトグラフ 1837年〜

「クロモリトグラフ」は、石版印刷「リトグラフ」を改良・発展させたカラー印刷技法です。カラーリトグラフと呼ばれることもあります。

輪転印刷 1843年〜

「輪転印刷機」(りんてんいんさつき)は、円筒形のドラムを回転させながら印刷する機械です。大きなドラムに版を湾曲させて取り付けます。ドラムを高速で回転させながら、版につけたインクを紙に転写することで、短時間に大量の印刷が可能です。

ヘクトグラフ 1860年〜

「ヘクトグラフ」は、平版印刷の一種で、ゼラチンを利用した方式です。ゼラチン版、ゼラチン複写機、ゼリーグラフと呼ばれることもあります。明治から昭和初期まで官公庁や教育機関、企業内で比較的部数の少ない内部文書の複製用に使われました。

オフセット印刷 1875年〜

「オフセット印刷」とは、現在の印刷方式の中で最もポピュラーに利用されている平版印刷の一種です。主に、書籍印刷、商業印刷、美術印刷など幅広いジャンルで使用されており、世界中で供給されている商業印刷機の多くを占めています。

インクジェット印刷 1950年〜

「インクジェット印刷」は、液体インクをとても細かい滴にして用紙などの対象物に吹きつける印刷方式です。「非接触」というのがひとつの特徴で、食用色素を使った可食インクをつめたフードプリンター等にも利用されています。

レーザー印刷 1969年〜

「レーザー印刷」は、コンビニエンスストアや職場で身近なレーザー複写機やレーザープリンターに採用されている印刷技術です。現在では、レーザーの代わりにLEDも多く使われています。1980年代中ごろに登場したDTP(デスクトップパブリッシング)で重要な役割をはたしました。


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