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- アングラな魅力がわかるフライヤー製作例 -#289
アングラな魅力がわかるフライヤー製作例 -#289
- 2018/8/5
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大手企業や誰に聞いてもわかるメジャーなものはたくさんあります。そういったものには大衆の心を掴む何かが隠されていますが反対にその魅力が一部のコアなファンにのみ強烈に伝わる場合もあります。そこで今回はメジャーとは反対にアンダーグラウンドの魅力的な世界感が表現されたフライヤーをいくつかまとめてみましたのでご紹介します。
強烈な個性を感じさせるイベントフライヤー
アメリカのサイコビリーバンドのパイオニア的存在、ザ・クランプスのイベント用に制作されたフライヤーです。バンド自体は2009年に活動停止され、今となってはこちらのフライヤーもビンテージフライヤーと表現されることもありますが、熱烈なファンからの絶大な人気があります。縦に分割された背景、中央の写真や重心を下に置いたタイトル、Zの法則に当てはまるレイアウトがされ、一般常識には収まらない独特の世界観が表現されています。
強いカリスマ性を感じる映画のフライヤーデザイン
こちらは1996年に制作された映画、キラーコンドームのために日本の覆面画家でミュージシャンでもあるロッキン・ジェリー・ビーン氏によって制作されたフライヤーです。一見、海外のフライヤーのようですが、しっかりと左上からタイトルがあり右下まで目を通りやすいように構成され、他にはない刺激的なオーラが伝わってくる作品です。
変わらぬ姿勢を伝えるフライヤーデザイン
こちらは2015年に開催されたデビッドボウイのイベントのために制作されたフライヤーです。2015年のデビッドボウイと言えば当時から人気のアーティストで、蛍光色のピンクやオレンジで彼の写真がコラージュされ、暗い背景とのコントラストが特徴的です。変わり続けるアーティストの変わらない部分が魅力的に見えます。
どちらの作品もその個性的な魅力にさらに注目が集まりカリスマ的存在となっています。また、メジャーには無い全体的に見てどこか暗く危険で刺激的な世界観が特徴的です。もしも作品に個性的な表現が必要ならば、こうしたデザインも参考にしたいですね。
「デザインインスピレーション」のコーナーでは、世界中のデザイン制作事例をピックアップして紹介しています。
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