2020年のロゴデザインのトレンド予測まとめ

2020年のロゴデザインのトレンド予測まとめについて

2020年のロゴトレンドは古いデザインと新しいデザインのマッシュアップになるという予測があります。ここ数年のトレンドはどのような変化を見せるでしょうか。まったく新しいロゴデザインは出現するでしょうか。2001年にスタートした21世紀は2020年が最初の20年の締めくくりとなります。次の10年のトレンドの種はすでにまかれているのではないでしょうか。

海外のデザインサイトの予測などを参考に、2020年のロゴデザインのトレンドをまとめてみました。

 

ミニマルロゴ

ミニマルなロゴ

近年の大きなトレンドとなっているミニマルロゴは2020年も主流でありつづけるでしょう。シンプルで力強いロゴはシンボルとワードロゴのいずれでも選択肢の筆頭にあげられます。

ミニマルなロゴ2

四角・丸・直線・曲線といった幾何学的なフォルムを基調とし、ネガティブスペースでブランドのコンセプトやメッセージを示すという定番スタイルは健在です。

ミニマルなロゴ3

 

カスタムフォント

カスタムフォント

ブランディングのために新たに作り出したオリジナル書体でワードロゴを組む流れが大きくなっています。ロゴのリニューアルを機にオリジナル書体システムを作成し、ロゴを含めたブランドアイデンティティ全体をトータルにコントロールする考え方です。

スポーツ関連プロダクトのリーボック2024パリ五輪などの例がありますが、2020年も同様の事例は増えるでしょう。日本ではメルカリのMercari Sans フォントが話題になりました。

 

グラフィカルなワードロゴ

グラフィカルなワードロゴ

文字のフォルムをもっぱらグラフィカルな面からとらえて加工・アレンジ・装飾するスタイルです。デザイナーの自由な発想のもとに極限まで変形され、ほぼシンボルマークにしか見えない場合もあります。

グラフィカルなワードロゴ2

グラデーション、テクスチャ、立体感など豊かな表現でブランドのメッセージを伝えます。アニメーションロゴへの展開を前提として作られることもあるでしょう。

 

アニメーションロゴ(GIF / APNG)

デジタルデバイス上での使用を前提としたGIFやAPNGなどのフォーマットで作られるロゴです。GIFアニメーションはSNSやメッセージアプリのスタンプなどで身近な存在ですが、それと同様にブランドに楽しさや親近感を抱いてもらいたい場合に有効です。

アニメーションロゴ2

また、ミニマルロゴを動かすことで強い印象を与えることも可能です。Webサイトやプレゼンテーションでは、長めのシークエンスで複雑なアニメーションロゴを演出するケースも増えるでしょう。

アニメーションロゴ3

 

レスポンシブなロゴ

レスポンシブなロゴ

線の太さや構成要素の間隔、ネガティブスペース、場合によっては色などを微調整した複数のロゴデータを用意し、スクリーンの大きさに応じて表示するデータを差し替える「レスポンシブ」なロゴへの取り組みが増えるという予測があります。プロジェクターで投影されるときとパソコン画面やさらに小さなモバイルデバイスなどで表示される場合では、同じロゴでも利用可能なピクセル数は異なります。当然、ロゴの再現精度も異なります。

レスポンシブなロゴ2

描画をデバイスのOSやブラウザまかせにするのではく、それぞれに適正化されたロゴデータを準備しようという考え方です。これは、印刷を前提としたロゴ制作においてはアナログ時代からおこなわれていたことです。

 

ヴィンテージ感のあるロゴ

ヴィンテージ感のあるロゴ

ロゴに高級感や上質さを演出するためにレトロな模様やデザインパターンでアレンジするテクニックは活用されるでしょう。

ヴィンテージ感のあるロゴ2

紙や布の変色・擦り切れなどを演出することでヴィンテージ感を演出することもできます。また、銅版画や木版画のテクスチャや印刷物の網点を強調することでレトロな雰囲気を醸し出すことも可能です。

ヴィンテージ感のあるロゴ3

 

 

セミフラットデザイン

セミフラットロゴ

フラットデザインをベースとしながらも差別化を図るために3次元的な見え方を演出したロゴが増えるかもしれません。グラデーションやカゲ、半透明などの処理をすることで、レイヤーが重なっているような効果を加えることができます。

 

80年代のカルチャーを再現したロゴ

レトロなロゴ

バブル時代のカルチャーがここ数年ブームになっています。ロゴでも80年代に着目したデザインがトレンドなるでしょう。アナログレコードのジャケットや映画のポスターなどにインスパイアされたデザインのロゴが考えられます。

レトロなロゴ2

また、ラジカセやカセットテープなどのガジェット、ポップミュージックなどをヒントにしたアイデアを目にするだろうという予測もあります。ビデオゲームやアーケードゲームのピクセル画やネオンサインもモチーフになるでしょう。

レトロなロゴ3

 

あえて完璧を避けた手描き風ロゴ

手描き風ロゴ

フラットデザインやスキューモーフィズムへの反動ともいえる流れです。デジタル的完璧さや滑らかさを拒否してあえて手作り感を残すスタイルです。

手書き風ロゴ2

太さの一定しない線や非対称のフォルム、ペン画や線画のテクニックによる陰影表現など、人の手によって描かれたようなタッチが特徴です。ボールペンや色鉛筆で描いたように見せたり、インクの汚れやカスレなどをデジタルで再現したりといったアレンジがほどこされます。

手書き風ロゴ3

 

1930年代アニメにインスパイアされたロゴ

アニメにインスパイアされたロゴ

米国アニメーションの黄金時代の幕が開けたのが1930年代です。ミッキーやドナルド、ポパイやオリーブがこのとき生まれました。丸っこいシルエットや愛らしい曲線、瞳の描写や表情、やわらかい動きなどが特徴です。

アニメにインスパイアされたロゴ2

これも「デジタルくささ」への反動のひとつでしょう。ノスタルジー、くつろぎ、ぬくもりといったメッセージを伝えたいブランドで求められるかもしれません。

 

極細の線

極細の線のロゴ

極細の線で構成されたロゴがトレンドのひとつとなると予測されています。ミニマリズムデザインでは、太いサンセリフの書体が使われることが多いですが、極めて細い書体でロゴが作成されるようになるでしょう。既存のフォントではなく描き起こされるケースが多くなるかもしれません。またシンボルマークもピクセル単位の細い線をメッシュのように組み合わせたデザインとなるでしょう。

極細の線のロゴ2

印刷媒体では再現が難しく、スクリーン上での使用を前提としているものもあります。未来的だったりミステリアスなトーンを作り出し、抽象的なコンセプトを伝えることができます。デジタルデバイスの解像度の向上はデザインの変化にも影響を及ぼしています。

極細の線のロゴ3

 

グラデーションロゴ

グラデーションロゴ

グラデーションはロゴデザインの定番として長年採用されてきていますが、2020年もそれは続きます。単色のグラデーションや同系色のグラデーションに加え、2020年は円錐形など3Dを前面に押し出したアイデアや、虹色のグラデーションなどが新しいトレンドとして増える可能性があります。

 

ロゴのトレンドカラーについて

2020年のロゴに使われる色として、ミント、マスタード、ライラック(薄紫)、メタリックがトレンドになるという予測があります。

 

まとめ

2020年もミニマルロゴが流れの中心であることは変わりないでしょう。

ミニマルロゴとそのバリエーションとは別の方向性として、ストリートカルチャーにインスパイアされたタイポグラフィや、人の手を感じさせる不完全さをあえて残した手書き風のロゴ、細密でリッチなデザインもトレンドで存在感を増しそうです。

また、アニメーションロゴ、極細の線による複雑な処理、3Dグラデーションなど、もっぱらデジタルデバイスでの表示を前提としたデザインを目にすることが多くなると予測されます。


【参考資料】
Logo Design Trends 2020: A Blast of Colors and Shapes (https://graphicmama.com/blog/logo-design-trends-2020/)
10 Logo Design Trends to Expect in 2020 (https://www.youtube.com/watch?v=3RHe2g9NC_I)
8 inspiring logo design trends for 2020 (https://en.99designs.jp/blog/trends/logo-design-trends/)
10 logo trends to watch in 2020 (https://www.canva.com/learn/logo-trends-2020/)

共感いただけましたら、いいね!シェアいただけますと幸いです。ブログやWEBサイトなどでのご紹介は大歓迎です!



サイトへのお問い合わせ・依頼各種デザイン作成について

ASOBO DESIGN™ とは

ASOBO DESIGN ロゴ

ASOBO DESIGN (アソボデザイン)へようこそ!デザインの制作に関わることは何でもご相談ください。

チラシ・ポスター・パンフレットや、名刺・ショップカード・DMなどの各種印刷物、看板・ロゴマーク・パッケージデザインまで幅広いグラフィック・広告デザインに対応いたします。デザイン制作だけでなく、印刷から納品まで一貫して対応(※)しており、展示会・キャンペーン・販促宣伝活動等に貢献致します。※一部媒体を除きます

お問い合わせ

デザインの見積もり・制作依頼

SSL カード決済対応 銀行振り込みの他、各種クレジットカードでのお支払いにも対応しています。 デザイン料金はクレジットカード対応

ピックアップNEWS

実用的な折チラシデザイン
書籍「実用的!折りチラシデザイン」に作成したチラシが掲載されました。

チラシデザインが書籍に掲載されました
書籍「タイトルまわりのデザイン表現」にチラシデザインが掲載されました。

チラシデザイン集に掲載されました
書籍「実用的なチラシデザイン」にデザインが掲載されました。

雑誌掲載事例
デザイン総合情報誌「MdN」にWEBサイトが掲載されました。

メディア掲載事例について
インディーズCDの制作ガイドに、デザイナーとしてのインタビュー記事が掲載されました。

インターナショナルファッション誌 "En Vie Fashion Magazine" 内にデザインが掲載されました。

Adobe MAX Japan にて制作デザインが展示されました。

NEWS&PRESS情報一覧

error:
事業概要 / ご利用規約

お問い合わせ

平日11時〜18時は電話でのお問い合わせも承ります。

電話は問い合わせ専用となります。見積もり・具体的な依頼の進行は全てメールでのやり取りとなりますので、予めご了承ください。【 口頭による金額提示、依頼の受付・進行は行なっておりません 】
タイミングによっては営業時間内でも応対が出来ない場合もございます。その際はお問い合わせフォームをご利用ください。
ゴールデンウィーク・夏期休業(お盆)・冬季休業(年末年始)などの 長期休業期間につきましても対応外となります。