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デザイナー

【どのようにしてデザイナーのキャリアにたどり着きましたか?】1200人のアンケート結果

デザイナーを対象にして、「どのようにしてデザイナーのキャリアにたどり着きましたか?」という内容のアンケートを行いました。X(旧Twitter)を利用したアンケート情報を基に集計・グラフ作成を行なっています。

■調査対象

・対象期間:2024年2月20日〜21日
・対象件数:1,219件
・対象職種:デザイナー

【本データを引用する際のお願い】
本統計データ・グラフ画像は、ブログやメディアに掲載可能です。
その際は出典元として、以下のリンクを設定してください。

出典:ASOBOAD (https://asobo-design.com/nex/)

※スマートフォン上で統計グラフが見辛い場合は、スマートフォンを横にしてご覧ください。

【留意点】この調査はSNSを介して行われています。その為、対象範囲に限りがあり、結果には偏りが存在する可能性が十分にあります。この結果が全ての対象者を代表するものではないことに留意してください。

どのようにしてデザイナーになりましたか?

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デザイナーを目指す人にとってのキャリアパスのヒントに?

■美大・芸大・デザイン系専門学校からデザイナーへ

伝統的なデザイナーのキャリアパスといえば、美大・芸大・デザイン系専門学校で専門的な知識とスキルを身につけることです。アンケート結果でも、44%と最も多くのデザイナーが美大・芸大・デザイン系専門学校を経ていることが分かります。こうした学校では、デザインに関する基礎知識はもちろん、ポートフォリオ制作や就職活動のサポートなど、デザイナーとしてのキャリアをスタートさせるための充実した環境が比較的整っています。

■上記以外の学校を経てデザイナーへ

近年では、大学や短大の文系学部出身者や、全く別の分野でキャリアをスタートさせた人が、独学でスキルを磨き、デザイナーとして就職するケースも増えています。アンケート結果でも、15%のデザイナーが、「美大・芸大・デザイン系専門学校以外」の学校を経て就職しています。デザイナーのキャリアパスがますます多様化していることを示唆しているのではないでしょうか。

■異業種から転職してデザイナーに

25%のデザイナーが異業種から転職しているという結果からは、デザイナーの仕事に対する魅力が高まっていることが伺えます。異業種から転職する場合、デザインに関する専門知識や経験が乏しくても、これまでの経験やスキルを活かせる可能性があります。

■いきなり独立・フリーランス

16%のデザイナーがいきなり独立・フリーランスを選択しています。独立・フリーランスは、時間や場所に縛られない働き方ができるというメリットがある一方で、安定した収入を得ることが難しいというデメリットもあります。

アンケート結果から、デザイナーのキャリアパスは決して一様ではないことが分かります。美大・芸大・デザイン系専門学校という王道だけでなく、様々なルートからデザイナーになることが可能です。重要なのは、自分がどのようなデザイナーになりたいのか、そしてその目標を達成するために必要なスキルや経験をどのように獲得するかを明確にすることではないでしょうか。