火の鳥が舞う情熱的なデザインのライブチケット作成例です。
黒い背景に真っ赤な火の鳥が映える和太鼓ライブパフォーマンスのチケット。左側に公演日時、場所、料金などを白文字でまとめてレイアウトし、センターの熱いライブ風景とつながるようにデザインしました。
太鼓の周りには火の粉が舞い、バックには赤々と燃え盛る火の鳥が飛んでいます。和太鼓というと、日本伝統の打楽器やお祭りばやしといったイメージが強く残りますが、インカムをつけた奏者が着物をアレンジした衣装を身に付け太鼓を叩く姿は、まさに和太鼓の新時代と呼ぶにふさわしいビジュアルです。
また、公演タイトルである「Revival」を筆文字風の書体で写真に重ねることによって、一層モダンに和洋折衷な舞台を表現しています。
作成チケットデザインに対する感想
VOICE
ステージの迫力と和太鼓奏者の想いが伝わってきました。
大きな炎をバックにした和太鼓演奏と思いきや、背景に見えるのは勇ましい火の鳥の姿。和太鼓奏者と火の鳥が同じ方向を見つめている姿に、力強くもドラマチックな舞台演奏を想像してしまいました。飛び散る火の粉は、和太鼓奏者から発する熱気や熱い汗のように。ステージの迫力と共に、力強く叩く太鼓から伝わる振動をも表現しているようです。小さなチケットからあふれんばかりの音が漏れてきそうな、ダイナミックなチケットデザインだと感じました。
写真以外の部分はブラックで統一し、火の鳥を際立たせながらも情報が読みやすいように。時間や場所の細かな情報が写真を邪魔せずに、分かりやすく配置されています。チケット右側の切り取り部分はさらに色を変え、半券部分が一目で分かるように。暗い赤から明るい赤へと変わる炎の姿を想像させるグラデーションが、全体のイメージを壊さないようにしていると感じました。同時に、和太鼓演奏らしい「和」の雰囲気も感じます。ナンバリングは一目で分かるように、白枠の中に。同じくタイトルを白の筆文字風にしたことで、「復活」という和太鼓奏者の想いが込められたタイトルの意味が、より強く印象に残りそうです。
※掲載しているチケットのデザインサンプル・モックアップはイメージです。実際のサイズ・仕上がりとは異なる場合がございます。