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オリーブ瓶のラベルデザイン2

オリーブ瓶詰の味わいを想起させる商品ラベルデザインを作成しました(サンプル作例)

オリーブ瓶のラベルデザイン2

自然の中で育った芳醇な味わいをイメージしたオリーブ瓶詰のラベルデザイン。

緑や黄色が美しい広大な畑と後ろにそびえる山々、そして、天高く広がる青い空と白い雲。オリーブ畑をイメージしたリアルな画像を背景に、ゴールドのグラデーションで描いた「Olive」の文字をラベル中央に配置しました。

オリーブと産地名の特別な配置

ラベル下部にはグリーンでスペースを設け、風景イラストと同様のリアルなタッチのオリーブのイラストを配置。そして、オリーブにかかるように産地名を吹き出しで表示し、金色の輪で囲むことでオリーブの品質の良さを物語るようなリッチな雰囲気に見せています。

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デザイン的なコントラスト – 上部のモノクロイラストとキャッチコピー

ラベル上部の空の上には枝付きのオリーブのイラストとキャッチコピーをモノクロで差し入れ、カラフルなメインビジュアルと差別化を図り、コピーの存在感を高めました。

開放感の創出 – ラベルの広がりを最大限に活用

限られたサイズのラベルですが、開放感溢れる風景イラストを背景に据えることで面積以上にワイドな印象を与え、豊かな成育環境をイメージさせるプラスイメージを期待できます。

小さな範囲で情報発信力の高いラベルを作るデザインのポイント

ラベルデザインは範囲が限られているため、いかに必要な情報を伝えやすくするかが重要です。

ただし、とにかく目立たせればよいというわけではありません。範囲が小さいほど目立つ色や大きなフォントを使用すると、圧迫感が生まれて窮屈な印象を与えてしまいます。

ラベルデザインでは、フォントや色、レイアウトなどを工夫しながら「視認性を高めること」が大切です。

当サービスが、小さな範囲で情報発信力の高いラベルデザインで意識したポイントは3つあります。

  • 背景に対してコントラストのある色を使用する
  • 文字装飾で視認性を高める
  • 風景をデザインの背景にすることで開放感を出す

小さな商品であっても、思わず手を取りたくなるような情報発信力の高いラベルデザインのポイントについてお話していきます。

背景に対してコントラストのある色を使用する

ラベルデザインは、コントラストを上手く活用すると小さな範囲でも発信力の高いデザインになります。

コントラストの原則はメリハリです。色だけでなく、大きさを変えるといったレイアウトでもコントラストをつけることが可能です。コントラストがもたらす効果は「記憶の定着」です。複数の同系色の中に、ポツンと異なる色が混ざっている場合、その異なる色を記憶しやすくなると言われています。

商品の中でもっとも記憶に残したいこと=作り手のもっとも伝えたいことになるため、商品ラベルにおけるコントラストは重要なデザインのポイントになります。

また、色を使用するときには「色数」にも意識を向けましょう。多数の色を使用しているなかでコントラストを付けたとしても、記憶の定着は起こりににくくなってしまいます。コントラストの効果を最大限に発揮するためにも、色数は少数に絞った方が効果的です。

作例では、ラベルデザイン全体の色味を青、緑、赤と3色に絞りました。青と緑を多く使った背景に対して、赤をまとったフォントがパンチを利かせています。色相環で離れている色味同士を使用するだけでも、簡単にコントラストが生まれます。

さらに、色数を少なくすることでフォントに意識が向きやすく、見ただけで文字情報が入ってくるようになるでしょう。

フォントの装飾で視認性を高める

ラベルデザインにおいて文字情報の視認性は重要です。数ある商品の中から手にとってもらうためには、以下の3つをフォントに落とし込みましょう。

  • 商品の特徴
  • 商品名
  • 競合他社との違い

文字情報の視認性を高めるために、フォントカラーを目立つ色にすることも方法の1つです。ただし、差別化を図りたい場合はデザイン性のある「装飾」を活用した方が有効な場合もあります。フォントに装飾をつけることで、どこに書いてあるのか、何が書いてあるのかが一目でわかります。

作例では、商品名のフォントをゴールドのグラデーションにしています。背景の緑に紛れてしまわないように、リボンの装飾やゴールドで囲まれた楕円の装飾入れ、視認性の高いフォントデザインに仕上げました。

商品名だけではなく、商品イメージも伝わりやすくなるでしょう。

風景をデザインの背景にすることで開放感を出す

パッケージデザインを行う場合、商品イメージを限られた範囲で表現することも重要なポイントになります。フォントを入れるだけではなく、背景にデザインをほどこすことで他商品との差別化が可能です。

食品であるならば、素材が育った環境や自然を表現するような背景を入れると、視覚からストーリーを伝えられます。ラベルの範囲が狭いほど、ラベル一面に奥行きと開放感を与えてくれる風景画像が有効でしょう。

また、広がりのある風景画像が背景になっていることで、ラベルに独自の世界観も出せます。限られた文字情報で表現できない部分は、風景画像を使って視覚に訴えましょう。

作例では、自然豊かな環境で育てられるオリーブをイメージしやすいように、海や空が写っている画像をチョイスしました。豊かな大地と輝くような海、晴れ渡る青空が商品のストーリーを如実に語ってくれています。

 

制作パッケージデザインに対する感想 

VOICE ※第三者による感想です

雲のたなびく青空に開放感を感じるラベルデザイン

細身の瓶にあしらわれた青空に心躍る

他の瓶詰め商品と比較するとやや細身の瓶ですが、ラベルの約半分ほどに青空がレイアウトされているので広々と感じられます。真っ白な雲が浮かんでいること、空の下の大地が広く描かれていることで奥行き感が演出され、商品自体も大きく見えてくる気がしますね。下部にはまるまる太ったオリーブが枝付きでレイアウトされていて、食欲をそそります。

色とフォント、レイアウトを変えて文字情報を整理

キャッチコピーや商品名、内容量の表記まで、色やフォント、レイアウトがそれぞれ異なっているので小さな紙面でも情報が読み取りやすく感じます。もっとも主張すべき「Olive」という文字は、ゴールドのグラデーションでよく目立ち、赤いリボンに修飾された「種無し」の文字も視認性が高いです。また、その他の文字も、楕円状にレイアウトしたり、フレームと組み合わせたりすることで情報の発信力が高められているようです。また、背景色に対してコントラストのある色を用いているのも、読みやすいポイントといえるかもしれません。

消費者の購買意欲を高めるデザイン

このパッケージデザインによって、オリーブが自然の中で育っているというイメージを強く打ち出すことができます。背景に描かれたオリーブ畑の風景は、豊かな自然環境で育てられたオリーブの美味しさを連想させ、ラベル下部に配置されたオリーブの写真と産地名の表示は、製品の品質をアピールしています。

・キャッチコピーの効果

また、ラベル上部の空の部分には枝付きのオリーブのイラストが描かれ、そこには商品のキャッチコピーがモノクロで配置されています。この手法は、カラフルなメインビジュアルと対比して、キャッチコピーの存在感を引き出すためのデザイン手法です。さらに、キャッチコピーには、オリーブの美味しさや健康についてのメッセージが込められており、消費者の心をつかむとともに、製品の魅力を伝えることに成功しています。

・広がりの演出

最後に、ラベルのサイズが限られていることを考慮して、風景イラストを背景にすることで、より広い印象を与え、見た目にも豊かな自然の中で育ったオリーブのイメージを演出しています。パッケージデザインには、製品の魅力を引き出し、消費者に訴求する力があります。このデザインによって、製品の品質や地元の誇りを強く訴えかけ、消費者の購買意欲を高めることができます。

デザイナー
※掲載のラベル(パッケージ)は実際の内容や最新情報と異なる場合がございます。
※掲載デザインサンプルのモックアップはイメージです。実際の製品・パッケージと仕上がりが異なる場合がございます。

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