焼き鳥をイラストで伝える海外展開する焼き鳥店のロゴデザインです。
黒い四角形の中に山のように積み重ねた店名ロゴタイプ。フランス語の冠詞である「la」を「kushi」の真ん中にできた窪みに上手くはめて、山や家のような三角形に近いシルエットにデザインしました。焼き鳥を持つ手のイラストは切り絵のようなラフ感のある仕上がりに。
日本ではお馴染みの焼き鳥も、海外では親しみの薄い和食料理。欧米で食べられるバーベキューと近い見た目ですが、決定的に違うのはその大きさと刺している具の内容。手のイラストと共に焼き鳥串のイラストを入れることで、そのサイズ感と具の雰囲気が伝わります。
手の横にはローマ字で「Yakitori」と入ることで、このイラストがバーベキューではなく、日本の「焼き鳥」であることを印象付けています。
制作ロゴデザインに対する感想
VOICE
知らない和食スタイルでも、ロゴからイメージが伝わりそう。
真四角の中に白い文字や絵が配置され、黒が強く目立つロゴデザインです。配色はクールですが「i」の一部を焼き鳥にし、それを上から伸びる手がつまんでいるユニークさとの対比が気になりました。武骨そうなのに遊び心があり、インパクトがあるけれどカジュアルな親しみやすさも感じられます。指でつまんだ小さな串は、日本ならば誰でも焼き鳥をイメージするでしょう。海外の方は想像しづらいかもしれませんが、知らない和食スタイルに興味を持つ方もあらわれそうです。
片手で簡単に食べられそうな姿から、自分でもチャレンジできそうに感じてもらえると思いました。隣には「Yakitori」の文字も見えるため、ワードを検索してしまう方もいるでしょう。ネットで写真や調理方法を確認することで、より興味を抱いてもらえるかもしれません。店名は真四角の中にギュッと詰め込んだかのように見せ、具材を串に隙間なくさして焼く焼き鳥のようにも思えました。「la」と「kushi」の文字を2段に分けることで、串のイメージがより強まっています。初めて見た海外の人には通じずとも、意味を知ったあとにロゴを見れば、店名とともに覚えてもらえそうです。
※【セミオーダープラン】でご依頼のロゴは、お客様から提供いただいたオリジナルの原案(図案・アイデア)に基づいてロゴ作成を行っています。