ナチュラルなトーンでデザインした美容室の紹介チラシデザインです。
ターゲット層を意識し、チラシ全体をナチュラルなベージュでまとめ、やさしく落ち着いた雰囲気のデザインでまとめた美容室のチラシです。
冒頭の店内写真は、センターを境に端に向かって広がる形でトリミングし、店内を広く開放的に見せるようにデザインしています。サロンの紹介スペースでは、店名がプリントされたウィンドウの写真をイメージ画像にし、外観の案内と共に、店の概要を掲載しました。
そして、現在さまざまな支払い形態が流通していることから、電子マネーやクレジットカード、QRコード決済などの多様な支払い方法が選択できることを一目で判断できるアイコンで案内しています。
裏面はモノクロで、シンプルに見やすいメニュー表を作成。背景に斜めに伸びるストライプ柄を入れ、濃淡を生かしてスタイリッシュにまとめました。
美容室のチラシデザインを作成するときに気を付けたいこと
競争が激しい美容業界でチラシは集客には欠かせないツールです。お客がお店に足を運ぶメリットを十分にアピールできているチラシは、顧客の増加につながります。さらにターゲット層をある程度しぼり、そこに寄り添うチラシをデザインすることで、よりリピーターを獲得しやすくなると言えるでしょう。
まずは美容室を覚えてもらうことが大切
集客ツールとしてのチラシは、店名やお店の雰囲気を伝えることがポイントです。店名を目立たせ、店の入口の写真をチラシに掲載することで、お客に覚えてもらいやすくなります。
作例では、美容室の入口にあるポスターを活用し、チラシの真ん中にはめ込みました。また、店名は太めのフォントで大きく目立つように工夫しました。背景にはお店の壁紙に近いカラーや柄を使用。背景に合わせた落ち着きのあるブラウンのフォントを使用しています。
ターゲット層をしぼるとリピーターの獲得につながりやすい
美容室に足を運ぶ人の目線に立って、メリットを十分にアピールできればリピーターの増加につながる可能性があります。
作例では、電子マネーやQR決済など駅地下ならではの配慮を前面にアピール。普段忙しくてなかなか美容室に行けない人でも、主要駅の駅地下なら移動中のスキマ時間を活用して立ち寄ることも可能です。そんなときに電子マネーやQR決済が使えたらお手軽で嬉しいですね。
制作フライヤー・チラシデザインに対する感想
VOICE
地下街にある美容室ならではの特長が伝わってきます。
ベージュで統一されたチラシ全体に、カタカナで大きく記載されたブラウンのサロン名。どこかレトロでもあり、非日常的な印象を与えているチラシデザインです。静かで落ち着いた印象はサロンの特長そのままに、地下街にありながらもそこだけ別空間のような、特別な居場所であることを示しているのでしょう。美容室でありながらも表面にメニューやモデルを大きく使用せず、店内の写真と利用可能な決済方法が目立つように配置されています。地下街という場所にある美容室であることを考慮し、イメージよりも利用のしやすさを伝えているのかもしれません。
落ち着いたカラーで心地いいサービスを印象付けながらも、端的に理解できる決済のイラストや店内の雰囲気を見せることで、駅利用者がついでに寄りたくなるよう誘導する効果が期待できるかと思います。裏面はメニュー表のみになっているため読みやすく、「いつか利用するときのために」とチラシを手にしたくなるように。必要な情報だけストレートに伝わってくるため、電車の待ち時間や通勤帰りの空き時間を利用すれば、忙しい合間にも髪や頭皮のケアができるということを想像させられるチラシデザインだと思いました。
■QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
※掲載のチラシ(フライヤー)は実際の内容や最新情報と異なる場合がございます。※掲載しているチラシデザインサンプル・モックアップはイメージです。実際の用途・サイズ・仕上がりとは異なる場合がございます。