若者たちが主催するアートイベントの昭和の香り漂うフライヤーデザインです。
ホテルのラウンジやバーの窓際を思わすような夜景を望む部屋。ワイングラスに映りこむ夜景の光。暖色系の照明がなんだか哀愁を感じさせるレトロなムードの写真に、パンチの効いたイベントタイトルを手書き風書体でデザインしました。
さいたま市西区を盛り上げるために結成された20代の若者による委員会が主体となり、開かれるアートイベント。演劇やVJ、音楽など多彩なパフォーマンスを通じ、街の魅力を発信しています。メインテーマを「愛」とし構成されるイベントは、若者らしいフレッシュさや賑やかさを前面に押し出すのではなく、若者の柔軟な発想だからこそなしえる、ユニークで独自のもの。
そんなイベントを告知するためのフライヤーは、巷に溢れる若者主催のイベントとは一線を画したデザインが必須。ちょっと懐かしくて、ユーモアを感じる、感情を刺激するような演出を心掛けました。
制作フライヤー・チラシデザインに対する感想
VOICE
夜の街の光が美しい、ストーリー性を感じるフライヤーのデザインですね。
こちらは若者が主宰するアートイベントのフライヤーということですが、少しレトロな雰囲気が印象的なデザインとなっています。バーのカウンター越しに映る街の風景がグラスにもうつり光の美しさが素敵な写真と、インパクトのあるイベント名の手書き風文字が目を惹くビジュアルです。「バーのカウンターで愛を語り合う落ち着いた雰囲気」と、アートイベントの出演者の年齢層のギャップが興味深いですね。
フライヤーのおもて面では、上のイメージビジュアルと下の日時などの情報がくっきりと分けられていて、イベントの紹介もストーリー仕立てになっているので映画のポスターのようなレイアウトです。このイベントに参加するための大切な情報がとても読みやすいと思います。裏面は、イベントの詳しい内容や、出演者などが紹介されていて、おもて面で興味を持った人がさらに情報を得やすく構成されていて良い流れができています。おもてうらを通して、一体どんなイベントなのかとても気になり、興味が湧くフライヤーデザインだと思います。
※掲載のチラシ(フライヤー)は実際の内容や最新情報と異なる場合がございます。
※掲載しているフライヤーデザインサンプル・モックアップはイメージです。実際の用途・サイズ・仕上がりとは異なる場合がございます。