ドッグランつきのペットホテルという特異性をPRしたチラシデザインです。
ペットホテル自体は珍しいサービスではありませんが、ドッグラン付きとなると非常に稀な存在です。犬の目線にたち、いかに丁寧なケアを行っているかをしっかりと伝えています。
デザイナーの振り返り
■ 我が子を預けるのも同様と考える方も多いですので、デザイン性の高さ(当然大事ですが!)というよりは、しっかりと情報を開示して、安心してこのサービスを選んでいただけるチラシ作りを心がけました。親しみや信頼が第一です。
■ 飼い主のなぜ?なに?が分かりやすく閲覧できる紙面にしています。
■ オレンジを中心とした暖色系の配色で、穏やかな印象を与える紙面に仕上げました。
制作フライヤー・チラシデザインに対する感想
情報が盛りだくさんで、まるでパンフレットのように充実しているチラシデザインですね。
でも、窮屈な感じは全然しなくて、むしろ、とても伸び伸びとした印象を受けました。わんちゃんのイラストや写真がたくさん使われていて可愛いですし、このペットホテルにはいつもわんちゃんたちがたくさんいて、仲良く楽しく、広々と遊んでいる、というイメージも湧いてきます。広々と感じるのは、ドックランの写真も掲載されているからでしょうか。それに、走っているわんちゃんの写真もありますよね。伸び伸び、生き生きとしています。いつもわんちゃんに溢れている場所ならば、他の飼い主さんたちにも信頼されているということですし、スタッフの方もわんちゃんたちの対応に慣れているだろうので、安心感が湧きます。チラシを横に長く使っている感じも、まさにドックランの雰囲気そのものですよね。
裏面は、もっともっと情報が充実しています。ペットホテルを利用するにあたって、知りたい情報のほとんどはこの裏面に載っているのではないでしょうか。項目ごとにわかれていて読みやすいですし、真ん中には大きく、そして各所にも小さくわんちゃんたちの写真が載っているので、写真を楽しみながら読み進めていくことができます。これだけ写真があると、わんちゃんへの愛情も感じられますよね。とても印象がよく、いつまでもとっておきたいチラシデザインだと思います。
サービスの充実度が伝わるチラシデザイン
昔から日本では犬を飼う人がいたのですが、今と昔では全く犬への接し方が変わっています。昔は番犬として犬が飼われていましたが、現在では家族の一員のようにかわいがる人が多いでしょう。しかし、公共の乗り物や、ホテルなどでは犬をケージに入れる、もしくは犬を入れてはいけないような施設もあるので、仕事や旅行で犬と一緒に行くことができない場合もあるのです。そんなときに役立つのがペットホテルになっています。
このチラシデザインは、ペットホテルに関する内容が書かれていますが、かわいい犬のイラストを最初に用い、次からは犬の写真を記載しているので、犬が好きな人は思わず釘づけになってしまうこともあるでしょう。興味がある人であればきちんと読んでくれることが多いジャンルなので、背景にこだわるよりも、詳しくサービスの内容などが網羅されています。いかにサービスが充実しているのかをきちんと明記することで、安心して犬を預けに来る人が多いため、とても印象がよく、安心できる書き方をされていると感じました。
※掲載しているチラシデザインサンプル・モックアップはイメージです。実際の用途・サイズ・仕上がりとは異なる場合がございます。