体感型イベントのスリルとワクワク感を伝えるチラシデザインです。
自分が映画の主人公になれると銘打たれているように、チラシも映画の宣伝ポスターのようなストーリー性を感じるデザインになっています。立体的でメタリックなタイトルや光の演出など、シネマチックに感じる要素を随所に散りばめています。
制作フライヤー・チラシデザインに対する感想
VOICE
見ただけで物語を感じさせ、引き込まれるようなチラシデザインです。
「映画の世界の主人公になれる」というキャッチコピーをしっかりと体現していると思います。あえて情報が絞ってあることで、どんな物語を生み出すことができるのだろうというワクワクした気持ちが高まり、ゲームに参加してみたくなりますね。 全体的にダークな色合いを使うことで、サスペンスの雰囲気を盛り上げている点も秀逸です。写真の人物は、多くが黒っぽい衣装を着ている中で、中央の人物だけ白い衣装を着ており、思わず目が引きつけられます。ところどころ使われているハイライトも、このゲームの華々しい魅力を引き立てているように感じられ、刺激的です。
背景に使われているモチーフは、動きがあったり不安定なものが多い為に、躍動感が増しています。静止画でありながら、今にも動き出しそうな動的な魅力が表現されていますね。 メタリックなゲームタイトルも、全体の雰囲気とマッチングしていて印象深いです。キャッチコピーはあえて情報をぼかしていることで想像力が掻き立てられます。チラシはわかりやすければ良いというわけではなく、このチラシのようにあえて謎めいた表現を組み合わせることで、むしろ深みが増すと思います。
VOICE
これから何かが始まる予感がデザインからヒシヒシと伝わってきます。
チラシに登場している人物それぞれに強烈な個性があり、それらがぶつかり合う独特の空間のなかでしか味わうことのできない何かがあるのだろうという期待と高揚を見る人に与えるデザインとなっています。 こちらのチラシはサスペンス映画を彷彿とさせる体験型イベントの告知用のものとのことですが、デザインを見てからテーマを知らされれば、「あぁ、なるほど」と誰もが納得してしまうでしょう。
どのように、独特の雰囲気を演出しているのか作品を眺めてみれば、そのヒミツはきっと光の使い方にあるのではないかと思います。全体を通じて、明暗にかなりのコントラストが施されており、それらは人物の表情にも色味を与えています。加えて、メタリックな要素も重ねられており、無機質・有機質を問わず、ありとあらゆるものが混在した雰囲気を感じられる仕上がりです。 映画の主人公になれるとのキャッチコピーですが、このような何が起こるかわからない空間に身を置けることを伝えることで、そこにエンターテイメント性を感じる多くの人々を引き付けられるのではないかと思います。チラシ本来の役割を忘れず、遊び心に富んだデザインだと思いました。
VOICE
アトラクションならではのワクワク感を上手に表現したチラシ作成例です。
背景をブラックにしているので統一感もありますし、カジノのルーレット・トランプなどの賭け事に使うグッズがチラシの上部を占めているので、なんだか新しいことを初めてくれるような、どんな事が起こるのか想像もつかないからこその楽しさがあります。 当たり・ハズレによって人生が大きく変わってしまうかのようなスリル感があります。 メインにいるキャストの人たちも敢えて白黒の衣装を身にまとうことで、「行動」「変わる」などの赤紫の文字や、イベントタイトルの文字を目立たせているので全体的なバランスもとてもキレイです。高層ビルをイメージしたバックには近未来的な印象も感じますし、敢えて詳細を載せていないからこそイメージしてしまいますよね。
ゴールドのコインとシルバーのコインで伝えたいことをまとめているところや、キャストの一人一人がお札を持っていたり、謎の本を読んでいたり細かな部分までこだわっているのを感じます。左下の男性は何を持っているのかわかりませんが…。逆にそのギャップがいいのかもしれません。
※掲載しているフライヤーデザインサンプル・モックアップはイメージです。実際の用途・サイズ・仕上がりとは異なる場合がございます。