新商品がずらりと並ぶ販促チラシデザインを制作しました。
情報量が多くなり、うるさくなりがちな紙面をすっきりまとめて制作しています。表を色分けして誤認を防止する等、後の利用のしやすさも考慮したチラシデザインです。
デザイナーの振り返り
■ 新商品シリーズの立ち上げ、その拡販を行うためのチラシデザインです。パッケージデザインからトータルで携わりました。
■ セットで仕入れてもらうことが目標ですので、陳列した時の高いアイキャッチ効果が分かるようにしています。また点数が多いため、スペック表を色分けするなど、担当者が後で混乱しないように気をつけて作成しました。
■ 商品によって特徴や用途が異なるのを、パッケージデザインやキャッチコピーで分かりやすく表現しています。
豊富な商品ラインナップをカラフルにまとめた、営業用カタログ的チラシ作成例
販売先や取引先に取り扱ってもらう為には、営業活動が欠かせませんが、手ぶらで営業は出来ないので、営業用チラシを作成して、営業活動を行っていく事が必要です。会社が多くの商品を開発・発売しているのであれば、カタログのようなタイプのチラシを作る事が重要になってきます。豊富な商品ラインアップをカラフルにまとめておく事で、ジャンル分けを行う事ができ、カタログ的な利用価値を持ったチラシを作成する事が出来ます。
チラシはパンフレットなどとは違って、一枚の紙で表現して宣伝を行う必要がありますので、一枚の情報量が濃いチラシデザインを心掛けていきます。商品は、消費者のニーズに応じてジャンル分けをしていき、エコ製品から高機能なハイエンド商品まで実用性や価格などに応じてチラシで紹介していきます。商品が豊富であるほど、メーカーが最も紹介したい商品をクローズアップするようなデザインにしていき、注目してもらえるようにしていきます。
ユーザー向けの広告のような、ビジュアルの訴求力はあまり重要ではない
営業用チラシは、消費者に配布する物と異なり、商品の性能や使い方、使われている素材などを適切に紹介していく必要があります。使い勝手の良さをアピールしたいのであれば、どのような使い心地があるのかを表現し、商品の全容が分かるような商品写真を例示し、商品の特長や使った時のメリットなどを情報として盛り込んでいきます。一枚の情報量が濃いようにしていく事は、説得力がありますが、時には読みにくくなる事がありますので、文字の大きさの調整を行なって、情報が多くても読みやすいように工夫をしておく事が必要になってきます。
制作フライヤー・チラシデザインに対する感想
VOICE
一枚に丁寧にまとめられたチラシデザインに、商品への情熱を感じました。
商品の宣伝をチラシで行うのは難しいですし、1つだけであればまだしも、複数の商品を紹介するのがとても難しいと言えるでしょう。そんな複数の商品をまとめて紹介しているのがこのチラシデザインなのですが、似たような商品で、同じ業者から販売されているから複数の商品を紹介できるのです。いくら複数の商品を紹介するとは言っても、どのような物なのかわからないようでは宣伝効果は得られません。
しかし、要点をしっかりとまとめて書かれているので、どの商品がどのような物なのかがわかりやすくなっています。パッと一目見ただけでもわかるように、色分けをして紹介している点も高評価できます。1つの商品だけを見てもらうだけではなく、まとめて購入してもらうための宣伝なので、このようにまとめて紹介されているのでしょう。文字だけではなく、写真で商品を紹介しているため、似ているような商品であっても区別できるようになっています。枚数やリットル数も記載されているので、とてもわかりやすくなっています。
※掲載のチラシ(フライヤー)は実際の内容や最新情報と異なる場合がございます。
※掲載しているチラシデザインサンプル・モックアップはイメージです。実際の用途・サイズ・仕上がりとは異なる場合がございます。