“認知的不協和”の心理を活用して、関心を持たせよう

認知的不協和とはチラシにのせる言葉はただの言葉ではありません。

どれだけ商品やサービスがよくても、興味を持たなければ意味がありませんよね。言葉はその言い方を少し変えるだけで、全く印象が違います。印象が違うということは、商品がヒットするかしないかに大きな影響を与えます。言葉はそれくらい大きな力をもっています。言葉の力はわかるけど、どうすれば言葉に命を吹き込めるのかわからない!というのが正直なところだと思います。

そこで、言葉に命を吹き込む効果的なテクニックがいくつかあります。
その中でも、お客様の欲張りを満たす、認知的不協和について説明していきましょう。

認知的不協和という言葉を初めて聞く方もいらっしゃるかもしれません。難しそうですが、日常生活においてよくある現象のことです。認知的不協和とは2つの矛盾する感情を抱えている状態のことを指します。

代表的な例としては、タバコがよく挙げられます。

body_hai_tobacco

『タバコを吸うと、体に悪い。』これは、変えられようのない事実です。
タバコ吸う人はその事実と行動が矛盾しているので、
『タバコを吸っていても長生きの人がいる』という風に反論します。
これが認知的不協和です。

tabako_kitsuen

わかっているけど、やめられないと言い換えたほうがわかりやすいかもしれません。タバコに関しては化学的な中毒性がありますので、なかなかその矛盾を解消することはできませんが、あなたの商品をアピールするためにこの認知的不協和を逆手に取ると、商品を効果的にアピールすることができます。

2つの事象は矛盾しているのにも関わらず、どちらの矛盾も解決できるのであれば、人は欲張りを叶えることができる!と強い興味がでます。具体例をいくつか示していきましょう。

もっとも身近なものがダイエットです。

buffet_sweets

甘いケーキはとても美味しいけれどカロリーが高く、あっという間に太ってしまいます。痩せたいけど、だからといってそう簡単に甘いケーキはやめられません。そこで、低カロリーのスイーツがあればどうでしょうか。低カロリーであれば、食べても太りにくく、おいしく食べられますよね。この場合は、チラシの紙面で味よりも、低カロリーをアピールすることで、2つの矛盾を解決できます。

beer_man
最近よくテレビのコマーシャルでやっているビールもそうですよね。おつまみを食べ、ビールを飲めば、当然太ってしまいます。しかし、コマーシャルでやっているトクホのビールはなんと、脂肪と糖の吸収をおだやかにしてくれるので、太りにくい効果があるのだそうです。ビールとおつまみを気にせず食べられて、太りにくくなる。これも2つの矛盾を解決してくれています。

女性の化粧品にもそういった商品がたくさんあります。

オールインワンジェルという化粧品を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。女性はきれいな美しい肌を手に入れたいですが、仕事から帰って来たら疲れてお肌のお手入れが面倒ですよね。きれいで美しい肌を手に入れるには、普通は手間をかけなければ手に入りません。でも手間をかけたくないのが本当のところです。手間をかけずにきれいな美しい肌になれたら、女性は非常に嬉しいですし、その商品を試したくなりますよね。オールインワンジェルは、面倒な角質ケア、化粧水、乳液全ての機能が全て入っていて1回で済むという触れ込みです。きれいになれて、手間もかからない。

忙しい女性の矛盾した欲張りを叶えてくれています。

biyou_kesyousui

女性の美容関連にはたくさんの認知的不協和があります。
ナチュラルメイクも認知的不協和です。

スッピンは見せられないけど、ケバくなってしまうのは嫌という女性の欲張りをこのナチュラルメイクは叶えてくれます。まるでスッピンみたいなのに、ニキビやシミはしっかりとカバーしてくれて、キレイになります。スッピンと化粧は本来、矛盾する行為です。ところが、スッピンみたいな自然なメイクは、ケバくなく、女性を美しくしてくれます。

他にも、マスカラをつけて、まつ毛をアピールしたいけど、マスカラをつけすぎると、まつ毛に負担がかかって弱って抜けたり、短くなってしまいます。マスカラつけると長くぱっちりした目になれるけど、使いすぎるとどんどんまつ毛が短くなってしまうのは困りものです。この相反する現象を、マスカラにまつ毛の美容液を配合して解決しています。

mascara

『マスカラなのに、まつ毛にいい』今まではマスカラはまつ毛に悪かったのに、この問題を解決したことによって、このマスカラは女性に大変人気です。

 

もちろん化粧品だけではないですよね。

この寒い時期には、温かいインナーを着て寒さをしのぎます。インナーを着ると温かいですが、厚手だとゴワゴワして、着心地がよくないですよね。でも、薄すぎると寒くて、風邪を引いてしまいます。「暖かくなりたいけど、分厚いのは嫌」を解決してくれるインナーが今ではたくさんありますよね。薄手なのにポッカポカといった、着心地最高のインナーがたくさん販売されています。

cloth_longt

これもお客様のわがままを解決していますよね。温かさは当たり前で、むしろ薄手をアピールすることで、お客様を驚かせて興味をひき、購買へと導いています。インナーだけでなく、アウターも最近は認知的不協和である『軽くて暖かい』を宣伝に大々的に取り入れていますよね。

 

また、お子様のランドセルもこの認知的不協和をうまく使ったアピールをしています。

一昔前のランドセルは、重たかったですよね。その分丈夫ではありましたが、使い勝手が悪かったです。お子様が使うランドセルの優先は”壊れなくて丈夫”でしたから、軽くすると、壊れやすくなるため、なかなか軽い素材にはランドセルはなりませんでした。ところが今では『軽くて丈夫』なランドセルがたくさん販売されています。

tsugaku_boy

軽いと丈夫は矛盾していますが、技術の発達でそれが叶うようになったのです。”丈夫がいいけど、重いのが嫌”という要望を、改良してくれています。

 

たくさんの具体例を出しましたが、このように私達の生活にはたくさんの認知的不協和があります。そして日々、この認知的不協和を解決する商品が販売されているのです。

ですから、チラシで宣伝する際はあなたの販売する商品やサービスが、”お客様のわがまま”・”わかっているけど、やめられない悩み”をいかに解決するか、認知的不協和を逆手に取ってアピールしましょう。そうすればよりあなたの商品やサービスをチラシで効果的にアピールできますよ。

 

共感いただけましたら、いいね!シェアいただけますと幸いです。

ASOBO DESIGN™ とは

チラシデザイン・ポスターデザインのASOBO DESIGN

ASOBO DESIGN (アソボデザイン)へようこそ!デザインの制作に関わることは何でもご相談ください。


 icon-envelope-o 

デザインの見積もり・制作依頼はこちら

メールでのご相談・ご依頼はこちら

sslクレジット対応 銀行振り込みの他、各種クレジットカードでのお支払いにも対応しています。

©ASOBO DESIGN

■デザイン・記事内容はASOBO DESIGN又は第三者に帰属します。
■デザインの参考画像としてのご利用や、メディアなどへの掲載を希望される方は、お問合せフォームよりご連絡ください。
※画像はイメージです。実際の情報と異なる場合がございます。

ピックアップNEWS

タイトルまわりのチラシデザイン 書籍「タイトルまわりのデザイン表現」にチラシデザインが掲載されました。

adobemaxロゴ Adobe MAX Japanにて制作デザインが展示されました。

チラシデザインが紹介されました 書籍「実用的なチラシデザイン」にデザインが掲載されました。

ファッションマガジンにデザイン掲載 インターナショナルファッション誌"En Vie Fashion Magazine"内にデザインが掲載されました。

asobo design factoryがデザイン誌に掲載されました デザイン総合情報誌「MdN」にてWEBサイトが掲載されました。

CD制作ガイドに掲載されました インディーズCDの制作ガイドに、デザイナーとしてインタビューを受けました。

アソボデザインが各種プレスリリースに載りました サイトのリニューアル情報がメディアに掲載されました。

グラフィックデザイン部門にノミネートしました OSAKA KAWAII!! クリエイターズアワードのグラフィックデザイン部門にノミネートしました。

デザイン講義を行いました バンタンデザイン研究所でデザインについての講義を行いました。

NEWS&PRESS情報一覧