美味しそうな肉の写真を強調したショップカードデザインです。
シズル感のある霜降り肉に目を奪われる表面のデザイン。肉の写真をより一層美味しそうに見せるため、下段に設けた連絡先スペースは黒ベタにし、肉の「赤」を際立たせています。ロゴタイプの紺色、器の青、花の紫と青系の色味も適度な差し色となり全体の印象を引き締めています。
裏面は、白を背景のベースにし、肉の写真と同列にカラーマップを掲載しています。文字はすべてスタンダードで品のある明朝体を採用し、上等な肉の品質と釣り合うようなすっきりとしたデザインを心掛けました。
制作ショップカードデザインに対する感想
VOICE
美味しそうな肉が全面にアピールされたショップカードデザイン
さまざまな部位の赤色が食欲をそそる
オモテ面もウラ面も、さまざまな肉が所狭しとレイアウトされています。赤身に入った脂肪、サシの具合も多種多様で、それぞれのお肉はどんな風味なのかしら?と想像が膨らみますね。ひとくちに「肉」といっても実はさまざまな部位に分かれていて、見た目も味わいも全く異なるのだということを改めて認識できる写真たちです。
肉の鮮やかさを引き立てる白がポイントに
肉が並べられた白い皿、店名がレイアウトされた白い余白など、カードに用いられた「白」が肉の赤身をより美味しそうに引き立てるポイントとして効いています。文字色は黒か、背景色と文字色を反転させた白ですが、店名のみ上質な瀬戸物を彷彿とさせる藍色で表現しているのが美しいですね。よく見ると、写真に写った器にも同じような色が用いられています。食卓はさまざまな色が入り乱れがちで雑多な写真になってしまうこともありますが、肉の赤身を引き立てる場面を作ることでカードに一つの作品としておさまっているのが印象的です。
※掲載しているカード・名刺のデザインサンプル・モックアップはイメージです。実際のサイズ・仕上がりとは異なる場合がございます。