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ピアノリサイタルの演目パンフレット制作例1

ピアノリサイタルの演目パンフレットデザインを作成しました。

ピアノリサイタルの演目パンフレット制作例3

ピアノリサイタルの演目パンフレット制作例1

ピアノリサイタルの演目パンフレット制作例2

ピアニストのデビュー15周年コンサートを飾る上質な印象の二つ折りパンフレットデザインです。

しっとりとしたアラベスク柄の布地が敷かれた背景。植物柄を規則的に反復する品格ある文様を、黒い布地の上にさらに濃い黒で印刷することで厳格で上品なイメージが表現されています。また、布地の自然なうねりを生かし光沢を出すことで、厳かな中にもしなやかさが生まれ、ピアノのやわらかな調べを想像させます。

ゴールドラインとセリフ体のハーモニー

そんなアラベスク柄の布地の上に、ゴールドのラインで描いた四角形を2つ重ねリサイタルのタイトルスペースを作りました。トラディショナルで品のあるイメージをもつセリフ体を選び、上段に大きくピアニストの名前を、下段には「ピアノリサイタル」と控えめに配置。左右の端が布地の中にフェイドアウトしていくような罫線で上下を仕切りました。

コンサートパンフレットの作成依頼はこちら

中面の配色とレイアウトの調和

中面には同様のアラベスク柄の布地を背景に使い、センターをもっとも明るく、端に行くに従い黒に溶けていくような色調で整え、タイトルと見出しはゴールド、本文は白字に統一しシンプルに構成しました。

裏表紙には、共演者やピアニストのプロフィール、リリースされたアルバムを紹介するディスコグラフィを並べ、パンフレットに鮮やか彩りを加えています。

ピアノリサイタルの演目パンフレット作例1

ピアノリサイタルの演目パンフレット作例3

ピアノリサイタルの演目パンフレット作例2

クラシックコンサートのパンフレットは世界観を大切にする作りに

クラシックコンサートのパンフレットで重要なのが「世界観を大切にする」ことです。クラシックの世界観である「格式」や「様式美」に加え、演奏者のイメージを表現することが重要になります。

クラシックを演奏する人はもちろんのこと、クラシックを聴く人に対しても格式や様式美を求められるのがクラシック音楽といえるかもしれません。

格式や様式美を表現するために重要な「色」

クラシック音楽の格式や様式美をデザインで表現するために重要な要素が「色」です。クラシックの緻密な調べやピアノが奏でる力強さと繊細さが織りなす音の圧力。そしてクラシックという高級感とソロピアニストという「個」つまり自己を表現するのに選択したベースカラーが「黒」です。

作例のパンフレットでは「黒」を基調にし、色彩心理には以下のようなものが挙げられます。

  • 重厚さ
  • 強さ
  • 圧力
  • 高級感
  • 自己主張

クラシックコンサートの種類によっても配色を使い分けることもあります。たとえば子供向けでは、優しい印象の「パステルカラー」をチョイスしたり、学生向けのではフレッシュさと重厚さを併せもつ「深緑」をベースにしたりすることも可能です。当サービスでは、コンセプトに合わせて、さまざまな表現方法を駆使した制作物のデザインを行っています。

 

制作パンフレットデザインに対する感想 

VOICE ※第三者による感想です

贅沢な時間を予感させるパンフレットデザイン

柔らかい手触りを感じられそうな漆黒の質感

アラベスク模様の織り出された布は、紙にプリントされていると分かっていても手触りを確かめてしまいそうなラグジュアリーさが魅力です。布の隆起が作り出す陰影は、さながら音楽の起伏のよう。リサイタルでどのような世界が展開されるのか、パンフレットを手に取った時の期待値が想像できます。黒地に細く繊細なゴールドでタイトルを冠しているのも洗練された印象ですね。

シンプルな構成に写真が映える

黒い背景なので、モノクロの写真もカラーの写真もしっくりと馴染み、同じ紙面に収まっています。小さな文字サイズですが、黒色と白色のコントラストがクッキリしているので読みやすそうですね。色味を抑えているのにどことなく華やかな印象に感じられるのは、やはり布地の質感とかっちりしたフォントデザインの組み合わせの効果でしょうか。上品にまとめられたデザインでありながら、演奏者の強さやしなやかさ等がじんわりと伝わってくるパンフレットデザインです。

※掲載のパンフレットは実際の内容や最新情報と異なる場合がございます。
※掲載しているパンフレットのデザインサンプル・モックアップはイメージです。実際のサイズ・仕上がりとは異なる場合がございます。

二つ折りパンフレット作成





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