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ピアノリサイタルの二つ折りプログラムのデザイン

ピアノリサイタルの二つ折りプログラムのデザインを作成しました。

ピアノリサイタルの二つ折りプログラムのデザイン

ピアノリサイタルの二つ折りプログラム_A3サイズ

ピアノリサイタルの二つ折りプログラム_A3サイズ

イメージを優先した表面とシンプルなプログラムを一つにした二つ折りリーフレットです。

ピアノを愛おしそうに見つめるピアニストの表情が印象的な、美しくもやさしい写真を表紙の全面に使い、星空のような輝きを重ねて、さらに深みのある一枚に仕上げています。写真のイメージを大切にするため、文字情報は極力シンプルにデザインし読みやすく仕上げました。

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20年の軌跡を伝えるプロフィール紹介

裏表紙は、情報量を絞った表紙とは対照的に、演奏者のプロフィールなどをぎっしりと詰め込みました。それぞれの写真の横に白字でプロフィールを、白窓には「20周年記念」にちなみ、演奏者それぞれの20年前のエピソードを記載するというユニークな内容になっています。

高級感を持たせるシンプルデザイン

中面のプログラムは、インパクトが強い表面とは打って変わりシンプルな文字のみの構成。下地に質感のある大理石の画像を使い、文字だけの紙面ながら、さりげない高級感を演出しています。フォントは明朝体をセレクトし、読みやすくクラシックな雰囲気でデザインしました。

ピアノリサイタルのパンフレットデザイン_表紙

ピアノリサイタルのパンフレットデザイン_裏表紙

ピアノリサイタルのパンフレットデザイン_中面

アーティストの印象を残したプログラムデザインにするポイント

アーティストのコンサートプログラムパンフレットを制作する際、ポイントになるのは「アーティストらしさが伝わるデザイン」です。パンフレットからアーティストの雰囲気が伝わると、読み手もコンサートに対する楽しみがより高まるでしょう。プログラムの内容を伝えるだけではなく、演奏者の人柄も知れるパンフレットであることが重要です。

アーティストの最大のウリはその演奏です。しかし、パンフレットのような紙媒体の広告では最大のウリを伝えることができません。だからこそ、パンフレットを読んで「このアーティストの演奏を聴いてみたい!」と思ってもらうことが重要になります。

アーティストの演奏が聞こえてくるようなパンフレットにするため、当サービスが意識したことは次の3点です。

  • レイアウトはビジュアルイメージを先行させる
  • プログラムはシンプルな構成にして誠実さを出す
  • 色彩心理を活用する

レイアウトはビジュアルイメージを先行させる

アーティストを前面に出すパンフレットの手法はたくさんあります。その中でも簡単にひととなりを表現できる方法として「楽器に向き合うビジュアルイメージを使用する方法」が挙げられます。

演奏者の自己表現を投影するツールとして用いられる楽器は、もはや、人生の相棒そのものです。相棒と一緒に映るアーティストの表情から、ひととなりが伝わっていきます。

作成はピアノリサイタルのプログラムであるため、アーティストが奏でる音の柔らかさや本人のやさしさが滲み出るデザインにしました。ピアノを愛おしそうに眺めるアーティストの表情から美しさだけでなく、あたたかさも感じられるような工夫をほどこしました。

写真のイメージを崩さないように、全体的なカラーリングはピアノのような「光沢のある黒」を起用しました。さらに、表紙に使用するテキストは極力少ない文字数にすること読みやすさを重視しました。

プログラムはシンプルな構成にして誠実さを出す

パンフレットの表紙にインパクトがある場合は、裏面や中面はシンプルに制作することをオススメします。とくにクラシックのプログラムデザインの場合は、目を惹きつけるデザインであることよりも、フォーマルなデザインを求められるケースもあるからです。

作例にあるピアノリサイタルのパンフレットの裏面は、写真と文字で表現するシンプルなレイアウトにしました。アーティストのプロフィールがぎっしりと記載されており、誠実な印象を受けます。

パンフレットの中面は、シンプルなテキスト構成にしました。背景にグレーのニュアンスカラーを取り入れることで、オシャレでありながらも格式高く、フォーマルな印象も演出できています。

色彩心理を活用する

クラシックコンサートのプログラムでは「白」「黒」といったモノクロカラーを基調にしたものが多いです。白は清廉さ、黒は荘厳さを感じられる色です。こうした「色」を活用することで、本来は聴こえないはずの演奏をイメージしてもらいやすくできます。

作例では、表紙と裏表紙を黒、中面を白とグレーのニュアンスカラーで構成しました。パンフレットを最初に見たときに「クラシックコンサート」のプログラムであることが一目でわかるでしょう。

中面のニュアンスカラーはテキストの可読性を高めつつ、幻想的な雰囲気を演出するために採用しました。大理石や雲のような動きを見せるニュアンスカラーはともすれば可読性を下げてしまう配色です。そこを明度とフォントカラーを調整することで、可読性が高くなるように工夫しました。

 

制作パンフレットデザインに対する感想 

VOICE ※第三者による感想です

オーソドックスななかにもアーティストの個性が感じられるパンフレット

ピアノの光沢をイメージさせる表紙はアーティスティック

鍵盤に施された光のエフェクトが、ピアノの滑らかな質感や黒光りする圧倒的な存在感を想起させます。人物の衣装が黒いので、笑顔が強調されてそちらに目線が引き寄せられますね。裏表紙は、演奏者の写真を大きくレイアウトして、小さなサイズの文字とバランスがとれています。写真をすべて縦長のサイズに揃えることで、多様なアーティスト写真に統一感が生まれていますね。カラー写真とモノクロ写真が混在していますが、違和感はありません。表紙と裏表紙を黒色の背景でそろえているのも、美しさを感じさせます。

伝統的なプログラム表記が格式を感じさせる

パンフレット中面は、プログラムと曲目解説がオーソドックスなデザインでレイアウトされています。ニュアンスのある背景がより洗練された印象を与えていますね。テキストフォントもフォーマルさを感じさせるデザイン。シンプルな構成が、ピアニストの自信や演奏の完成度の高さを期待させてくれます。

※掲載のパンフレットは実際の内容や最新情報と異なる場合がございます。
※掲載しているパンフレットのデザインサンプル・モックアップはイメージです。実際のサイズ・仕上がりとは異なる場合がございます。

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