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プロダクトを紹介するクリエティブな動画

新しい発想やデザインのプロダクトを紹介するクリエティブな動画制作例

プロダクトを紹介するクリエティブな動画

少し前は、企業が新しい商品を開発し発表する場所といえば展示会や個別でお披露目の場をセッティングしなければなりませんでした。会場を押さえ、カタログを用意し、集客に時間とお金をかけなければならなかったのです。しかし今ではそんな必要はありません。画期的な商品を開発したらすぐにカメラを回して思いの丈をぶつければ良いのです。

あとはネット上にアップして話題になるのを待つだけ。

ついでに「購入」ボタンを貼り付けておけば、販売店などなくてもあなたが作ったプロダクトがどんどん売れていくことでしょう。それには当然、その商品が良いもので共感を得られるものでなくてはなりませんが、誰もが気軽に動画を使って商品紹介をするようになったおかげで、今度は「動画」の良し悪しが顧客の購入意欲を左右するようになりました。いかにその商品が洗練されていて、便利で、視聴者の生活を豊かにしてくれるのかを簡潔かつ明快に表現する必要が出てきたのです。プロダクト紹介動画の重要性は日に日に高まっています。ブランドイメージに合わせた高品質な映像は販売数を左右し、プロジェクトを成功へと導くのです。今回はそんな優れたプロダクト紹介動画を集めてみました。(※紹介する動画は当サイトの制作事例ではありません)

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お洒落でハイセンスな洗濯機の紹介動画制作例

Cloudwash: the connected washing machine




イギリス、ロンドンに構えるコンタクトプロダクツの会社BERGが開発した洗濯機を紹介する動画です。BERG社は洗濯機の会社というわけではなく、様々なプロダクトを繋げる技術を提供しており、町中のありとあらゆるサインボードをリデザインしてみたり、ちっちゃなプリンターを作ってみたりと非常にハイセンスで革新的なプロダクトを手がけています。今回のこの動画では洗濯機メーカーZanussiと共同で開発したスマートフォンで操作できる洗濯機を紹介しています。内容としては2つ。

1つは既存の洗濯機に基盤を取り付け、スマートフォンで操作が可能になるものと、もう一つは洗濯機丸々再デザインしたもの。動画は6分を超えるので商品紹介動画としては決して短い方ではないと思いますが、構成が非常にシンプルで話している内容も的確なので観ていていても商品の特徴がスッと入ってきます。また、冒頭での見せ方が簡潔で非常にうまいです。波の音の後にスイッチオンからの商品説明。洗濯機のデザイン同様、動画の作りにもハイセンスさが伺えます。途中で手書き風のイラストを差し込んだり、実際に使用者のイメージ映像をインサートすることで最後まで飽きさせることなく、視聴者の側に立った映像に仕上がっているのではないでしょうか。動画を観終わった後「この洗濯機欲しい!」と思わせる内容になっています。

 

あなたの睡眠環境を守るスリープガジェットの紹介動画編集例

sense smart tracker and alarm monitors your sleeping behavior and environment




イタリアを拠点に建築などのデザインを紹介しているメディアが、睡眠環境をコントロールするガジェット「sence」を紹介している動画です。この「sence」はアメリカサンフランシスコのデザインスタジオが発表したプロダクトで、睡眠パターンの洞察および、寝室のノイズ、光、温度、湿度と空気中の粒子などの環境データを解析しスマートフォンと連動して自分に合った最適な環境をおしらせしてくれるというもの。このガジェットを何故イタリアの建築系のメディアが紹介しているのかは不明ですが、確かに見た目はコンテンポラリー建築のミニュチュアのようでもあります。今ではapple whatchをはじめとするウェアラブル端末が睡眠計測などの手助けをしてくれることが珍しくなくなってきましたが、やはり本来寝るときにはガジェットなどは身につけずにベットに入った方がいいのかもしれません。

この動画でカメラは基本定点でプロダクトから動くことはありません。これはプロダクトと同じ目線に立つことで「常に寝室の環境を見つめている」というメッセージであり、画面の中心に置かれた「sence」は「目立たないけれどもきちんとあなたの睡眠環境を守っています」という静かな主張にも感じます。発光する本体と合わせた部屋の色味も好感が持てるのと、最後の終わり方にも非常にセンスが感じられます。

 

まるで生きているかのような時計のプロトタイプを紹介する動画

Rhei – time flows. Literally




日々、様々な画期的なプロダクトが生まれ、その商品を販売に繋げるために試行錯誤がされているわけですが、中にはすぐに商品化出来ないものもあります。予算の問題であったり、技術的な問題であったり理由は様々ですが、それらを解決するためにも現状のアイディアやプロトタイプを公表し共感を得ることで商品開発を進められることもできます。これはそんなプロトタイプ(試作品)を紹介する動画です。「Rhei」と名付けられたこの時計はデジタルとアナログの中間のような時計です。液体が基盤の上で動くことで時間を表示する仕組みは高度な技術が必要でありながら、時を刻む様子はどこか温かみを感じます。

このタイプの製品紹介動画の難しさは、機能的な推しがないことです。最新のIT技術が使われているわけでもなく、便利で機能的なボタンが付いているわけでもありません。とにかく見た目が美しく、優しい気持ちになれる時計というだけ。こういったプロダクトをいかに紹介するかが動画クリエイターの技術だと思います。この動画では余計なナレーションは入れずに、制作過程を淡々と撮影しています。そしてこの工程がいかに複雑で情熱に溢れたものなのかを見事に映し出していると思います。タイトルにもあるように「time flows. Literally」という最後の言葉にグッときますね。余談ですが、時計の置かれた棚にある本の背表紙にMUJIの文字が。こんなところにもセンスを感じます。

 

キックボードとスーツケースが一緒になった大人向けのプロダクト紹介動画

MiCRO Scooter Luggage




アメリカ、ミシガン州にある動画制作会社が手がけた、Micro kickboard社のプロダクト紹介動画です。このMicro kickboard社はその名の通り通常は子供向けのキックボードや三輪車などを手がけている会社ですが、ある時自分たちの商品とスーツケースを組み合わせたら荷物が楽に運べる上に、自分自身も楽に移動できるのではないかと思いつきました。この動画ではまさにその閃きの様子を映像に反映させています。多くの人が行き交う空港内でごちゃ混ぜになる大量の荷物。確かに旅行を頻繁にする人であれば、空港内の移動や重いスーツケースの持ち運びの大変さは大変さは身に沁みている事でしょう。

この動画の素晴らしいところは1分という短い時間の中でスローモーションや細かなカット割りを多用し、シンプルに商品を説明しているところです。子供向けの商品を作ってきた会社でありながら、BGMの選曲も洗練されたイメージでターゲットを明確にしています。日本では「これは恥ずかしくない?」と思う人いるかもしれませんが、実際に海外の空港で似たようなスーツケースを使用している人を見たことがあります。最後にロゴとサイトをさりげなく紹介しているところもおしゃれです。

 

「デザインインスピレーション」のコーナーでは、世界中のデザイン制作事例をピックアップして紹介しています。※当ページは世界中のデザイン制作事例を紹介するコンテンツです。当サイトのデザイン実績ではありません。

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