パッケージデザインにおいて、紐はいくつかの用途が考えられます。包装を閉じる綴り紐のように実用的なもの、デコレーションとしてのリボンなどです。シンプルなパッケージでも、紐を結ぶだけで印象がガラッと変わります。サテンリボン、ジュート、レザーコード、オーガンジーのリボンなど、素材によって全く異なる印象を与えてくれますし、タグやビーズなどをつけても良いアクセントになりそうです。紐が効果的に使われたパッケージ制作例を集めてみました。(※紹介するパッケージデザインは当サイトの制作事例ではありません)
羽と黒いコードが醸し出すフォークロアな雰囲気のパッケージデザイン
パッケージデザインを見る (via Pinterest)
風合いの違うドットパターンの包装紙が楽しい包み。そうしたモダンな雰囲気の中に羽のついたコードを巻くことで、フォークロアなアナログ感を足しています。テキスタイルにもありそうなおしゃれな模様はまるで服をまとっているかのよう。コードと羽型のタグそれぞれにアクセントカラーを用いている点も、ファッションのコーディネートを思わせるパッケージングです。
球根パッケージのラッピング紐
パッケージデザインを見る (via Pinterest)
プレゼントにも喜ばれそうな球根がラッピングされたギフト。枯れ草にも似た風合いの紐はワイルドでカントリーな雰囲気を感じさせてくれます。菜園を感じさせるナチュラル素材のリボンは全体の雰囲気にマッチしつつ、可愛らしいアクセントになっています。和紙や、木材パルプを原料にしたリボンなど、自然のモチーフと近い素材のチョイスが絶妙です。
爽やかなアクアカラーに映える紅白の紐
パッケージデザインを見る (via Pinterest)
爽やかなカラーが印象的な石鹸の包み。クラシカルなフォントづかいと、オールドスタイルの英字紙のようなレイアウトが素敵です。それだけでも一つのデザインとして成立しているところに、細い紅白の紐を結んだのがワンポイント。アクセントの色としてはもちろん、あえて縦にひと結びしたことで、行儀の良いデザインの中に茶目っ気を効かせています。
紐は見た目の面積で考えると小さな要素です。しかしながらその小ささを活かし、アクセントのカラーを効かせたり、注目を集めるポイントを作ったりと平面以外での新しいアプローチを可能にします。束ねたり持ちやすくしたりという利便性はもちろん、「いかにも大事なもの」という特別感の演出にも役立ちます。シンプルすぎてインパクトが弱い時にもちょっと結び紐を加えてみる、などアイディアの引き出しに入れておきたいテクニックです。
「デザインインスピレーション」のコーナーでは、世界中のデザイン制作事例をピックアップして紹介しています。※当ページは世界中のデザイン制作事例を紹介するコンテンツです。当サイトのデザイン実績ではありません。ラベル・パッケージデザイン料金と作例
■商品パッケージデザインの作成について
箱や手提げ袋などのパッケージデザインから、商品に貼り付けるラベルデザインまで、包装に関わるデザイン作成を行なっています。パッケージデザインの代行・委託・外注については気軽にお問い合わせください。
■ラベル・パッケージデザインの作成例はこちら
パッケージやラベルのデザイン事例・サンプルを掲載しています。紙箱からポリ袋などの軟包材まで、様々な商品パッケージの作例を掲載しています。
パッケージデザインの作成依頼〜納品までの流れ
パッケージデザインの流れ①
見積もり
作成を希望されているパッケージの仕様や要望等に応じて、見積もりを行います。まずはお問い合わせフォームより連絡をお願い致します。【パッケージデザインの制作費用について】パッケージのグラフィックデザインの制作となります。商品パッケージの設計・印刷・製造については対応しておりません。
パッケージデザインの流れ②
制作情報の提供
パッケージのデザイン制作に必要な掲載文面や素材・図面データなどを提供いただきます。(掲載文章の考案・アレンジは行なっておりません。法令・業界団体等の広告ガイドラインが存在する場合は、遵守した文章の作成をお願いいたします。)
パッケージデザインの流れ③
パッケージデザインの作成
パッケージのデザイン制作に取り掛かります。完成したデザインの見本データをメールにて送付致しますので、内容を確認いただきます。デザインや文面などに修正などがあれば、適宜追加納期にて対応いたします。
パッケージデザインの流れ④
校了・納品
パッケージデザインが校了となりましたら、ご入金確認後にデータ納品を行います。