地球をテーマにしたデザインは世界各国で目にすることができます。環境問題に関する情報入手も容易になり、表現する場も増えています。(※紹介するポスターデザインは当サイトの制作事例ではありません)
アース・デイにワールド・チームを作ろう
ポスターデザインを見る (via Pinterest)
1957年、ソ連から人工衛星スプートニクが打ち上げられ、西欧諸国は大きな衝撃を受けました。これをスプートニク・ショックと言います。その後、国際連合教育科学機関・ユネスコが、地球環境を考える日を提案しました。その日を記念日とし、4月22日はアース・デイとなりました。このアース・デイのポスターはパナマ共和国のものです。パナマは山脈が多いのですが、低地域は熱帯雨林に覆われ、動物の多様性にも飛んでいます。昨今の地球温暖化の問題で、自然環境が激減。生物の共生にも暗雲が漂います。この問題を解決すべく「アース・デイに一緒になろう」と、人と動物が手を組まなければならないことを、ポスターは視覚言語化することで訴えています。
カナダのアース・デイのポスターデザイン
ポスターデザインを見る (via Pinterest)
キャッチ・コピーに「環境に気を配るのに何が必要ですか？」と見る人に投げかけます。バスタブに、蛇口から真っ黒の廃油らしきものが出て、ほぼ風呂桶は満タンです。油が張った風呂には、おもちゃのアヒルが息絶え絶えで浮かんでいます。鳥の羽根に油がかかると、鳥は飛べなくなることはもちろんのこと、水鳥は浮かぶこともできません。もしこの油のお風呂に、あなたが入るとしたらどうでしょう。そんな気持ちをアース・デイのポスターにしたわけです。
地球が人に問いかけるポスターデザイン
ポスターデザインを見る (via Pinterest)
地球を下からライターで温めるポスターには、真っ暗な背景に白文字で「何故？」 “ WHY ? ” と見る人に問いかけます。この問いかけには、さまざまな思いが見え隠れします。本当に地球温暖化は問題ですか？氷河期に入っているのなら問題ないのでは？温暖化になるとどうなるの？経済の方が重要なのでは？と言ったさまざまな疑問が込められています。これだけ疑問の数があるので、肯定と否定の両方の疑問が生まれるのではないでしょうか。
科学的データがそろった現在、人々はこの問題に真摯に対峙する時が来たのかもしれません。
「デザインインスピレーション」のコーナーでは、世界中のデザイン制作事例をピックアップして紹介しています。※当ページは世界中のデザイン制作事例を紹介するコンテンツです。当サイトのデザイン実績ではありません。ポスターのデザイン料金と作例
■ポスターデザインの制作について
各種パネル・ポスターの作成を行なっています。デザインの作成から印刷・納品までまとめて依頼いただけます。飲食店やアパレルなどの店頭ポスターや、展示会パネル、電車内の交通広告、イベント告知ポスターなど、多様なジャンルのデザイン作成に対応しています。ポスター作成の代行・委託・外注については気軽にお問い合わせください。
■ポスターデザインの作成例はこちら
過去のパネル・ポスター作成例をご覧いただけます。展示会やイベント向けの大きく目立つものから、学会・カンファレンスなどを対象としたやや小さめのポスターまで、サイズはもちろん、イベントやビジネスのイメージに合わせたデザイン作成を行なっています。
