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サークルの扱い方が見事なフライヤー

サークルの扱い方が見事なフライヤーデザイン作成例

サークルの扱い方が見事なフライヤー

円は完全で真理を表すものと、太古の昔から信じられました。古代ギリシャで論理的思考が生まれ、円や点の概念が作られました。(※紹介するフライヤーデザインは当サイトの制作事例ではありません)

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レコード・レーベルのフライヤーデザイン

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点と点を結び線が生まれ、次に面が誕生し立体を生みます。フライヤーの二つの円は、縦に半径分ずれています。図像を90度回転させれば、前述の円の図像になります。キャッチに「リズムはあこがれ」とあり、二つの円が作る波形をリズムになぞらえます。音やリズムは、数値に置き換えることができ、古代ギリシャ時代から音楽は芸術と認められました。点は大きくなれば円になり、音やリズムも表現できます。原始社会で太鼓がコミュニケーション・ツールだったことを考えると、人を結ぶリズムは憧れと言えるのかもしれません。

 

「不安定」と題した展覧会のポスター

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スイス・モントルーで開催された展覧会のポスターです。この種のシンプルなデザインはスイスのデザイナーによって作られたもの。タイトルが「不安定」とあって、どんな展覧会なのかは不明です。建築家から小説家と、さまざまなジャンルのプロフェッショナルが名を連ねています。タイトルの下部には、「不安定集団の初展覧会」とあります。前述した創造を表す二つのサークルが、画面に散りばめられています。すべてのサークルが異なる模様を持っていますね。

二つのサークルが重なったところは、複雑にモワレを作ります。円が二つ重なったものが私たちの世界を表すとしたら、こうして異なる世界の存在は不安定要素を表すわけです。これは、単に一つの世界を表すだけでなく文化と考えれば、異文化社会の多様性を表し、不安定性をも表すことになります。

 

ロックバンド・スプーンのフライヤーデザイン

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同心円の広がりを使ったフライヤーです。サークル内の一部が太くなるだけで、動きのある表現になります。天体図にも見えるのは、天体運動がこうした記述方法で表せるからでしょう。平面上の線を一部太くするだけで、これだけ動的表現が可能なのですね。物質は、常にこの動きを切り離すことはできません。天体運動、電子の動き、葉っぱが成長するのも空に向かって螺旋を描いて成長します。

 

「デザインインスピレーション」のコーナーでは、世界中のデザイン制作事例をピックアップして紹介しています。※当ページは世界中のデザイン制作事例を紹介するコンテンツです。当サイトのデザイン実績ではありません。

チラシのデザイン料金と作例

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