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規則性感じる理知的なイメージ

規則性を感じる理知的なイメージの作成例

規則性感じる理知的なイメージ

画面の中に一定のルールを感じるグラフィックは、数的な美しさがあります。整数比、黄金比、白銀比などはデザインの現場ではもはや定番とも言える馴染みの深い数です。そのほかにも、要素同士が徐々に近づいていく「漸近」や、1,1,2,3,5,8・・・と前の項を足して増えていく「フィボナッチ数」など、数学的な美しさと関係の深い要素があります。こうした数の規則性は整然としつつも優美で凛とした印象を与えてくれます。数的な規則性を感じさせる理知的なイメージ写真を集めてみました。

 

万華鏡の森

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上空から森を撮影した写真。緑の木々が中心から広がっていく様が見事で、万華鏡の森というコメントがつけられているのにも納得です。中心部は要素が小さく密度が濃く見え、中心から遠ざかるにつれ要素同士の距離が空き、それぞれの木々の形がはっきりと見えてきます。植物の花びらや葉の生え方にはフィボナッチ数が隠れていることが多く、植物のもつ数的な美の引き合いに出されることが多いですが、こちらの写真でも中心からの距離に応じて徐々に変化する要素の大きさや密度、距離が整然とした美しさを見せてくれています。

 

何気ない一瞬の光景に隠れた幾何図形

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プールの滑り台を捉えた一枚のイメージ。これだけなら日常のありふれた一瞬ですが、実際の滑り台の直線や床の境目を画面の中のグラフィック要素として配置し、魅力的な一枚に仕上げられています。およそ中央で画面を上下に区切る水平線、等間隔に並ぶ手すりの棒、階段部分の部分の縦横比、はては水面に映った鏡像など、1:1の比率が随所に現れているのがわかります。アクセントになっている人物もちょうど1:1で対応しますね。整数比の美しさを存分に感じさせる、さりげなくも格好良いグラフィックです。

 

山並みに向かうパネルの描く消失線

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山の稜線をバックに、夕日が差し込む太陽光パネル群。中央近くの車は壮大な景色の中でポツンと点のように見えます。規則正しく配置されたパネルが山に向かってまっすぐな線を描きます。手前のパネルは大きく、奥の遠いパネルほど小さく漸近してゆく様は一点透視図法のお手本のようです。手間のやや青みがかった白から、夕焼け色にグラデーションしていく配色も見事ですね。人工的なモチーフながら山並みと調和した広々とした空気感が印象的です。

 

私たちの身の回りには、自然の物でも人口の物でも、多くの数的法則によって作り出されたものが溢れています。花びらや雪の結晶、蜂の巣などにみられる幾何学的な形、等間隔で配置された建物の柱や窓など。数の美を読み解くポイントの一つは、変化と比にありそうです。逆に、意図的に値を変化させることで新しいレイアウトを生み出すきっかけに活かすこともできそうです。

「デザインインスピレーション」のコーナーでは、世界中のデザイン制作事例をピックアップして紹介しています。※当ページは世界中のデザイン制作事例を紹介するコンテンツです。当サイトのデザイン実績ではありません。

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