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おしゃれと思う基準

おしゃれと感じるロゴの特徴とは

おしゃれと思う基準

おしゃれなロゴはシンプルである。

日本も含めて世界中には様々なロゴがあり、それは当該企業や活動を端的かつシンプルに表すものとして役立てられています。そのため、たとえばどこかで見たことがあると感じたところで、それが瞬時に思い出せなかったり、どこのものか知らないとなれば、ロゴの持つ意味合いが無くなってしまいます。また、決しておしゃれと感じるものではなくても、人びとの印象に残るものも存在し、その多くは実にシンプルなデザインであることが基本となっています。

世界三大建築家の一人であり、近代建築の父とよばれるドイツの建築家、ミース・ファン・デル・ローエの有名な言葉に、”less is more”というものがあります。訳し方で意味が異なる部分はあれど、”少なくすることで豊かになる”という意味です。

これは日本文化とも親和性があります。それは各種デザイン、ロゴの作成にも大きな影響を与えました。よりシンプルに表現することで、逆にその企業や活動を表しやすくなる、また受け手側からすれば伝わりやすくなります。そのため、人々の印象に残ってるものの多くは、非常にシンプルに作成されたものであり、それは確実に伝わっていることの証明になるとともに、逆にそのシンプルさが、シンプル・イズ・ベスト→おしゃれに感じることに繋がります。

 

おしゃれなロゴは色に左右されない。

シンプルに作成することに関連して、もう1つ大切なことがあります。それは、色にこだわりすぎないこと、あるいは過信され過ぎないことです。目立ちたい気持ちが全面に表れてしまうと、ついつい派手な色合いやまとまりのない色で作成しがちになります。覚えられやすいロゴの多くは一色をシンプルに使っていたり、複数の色を使っていても、統一感のある色合いにまとめたりしています。

rvlsoft / Shutterstock.com

NIKEやadidasの企業(ブランド)ロゴは、商品に合わせて様々な色展開がされていますが、そのイメージが変わることはありません。

ロゴを作成する際には、たとえば経営者の好きな色という理由だけで意味もなく使うことや、出来るだけ多く使って目立とうとしないことが大切であり、出来るだけシンプルなものにまとめるようにしましょう。では、おしゃれさという点で色合いについて考えていきます。確かに、色を何色か使ってカラフルにすると、初めて見たときは斬新で目立つという認識が出来るでしょう。ただ、それを長期的に覚えられるかといえば、そうとは限りません。

たとえば、ヨーロッパの国々に多い3色の国旗の色と国名が全て一致する人は多くありません。ロゴも同じで、確かに目立つけれども、似たようなロゴが存在していたり、そもそも覚えにくい配色の場合には、なかなか人々に浸透するまでには至らないでしょう。また、決してカラフルではないシンプルな色合いのマークでも、おしゃれと感じる人が多いように、色は必ずしもおしゃれかどうかに関係しないと言えるでしょう。

 

おしゃれなロゴは覚えやすい。

先述までの話を大まかにまとめるとすれば、要は作成した後それを観察したときに、果たして覚えやすいかどうかを客観的に見られるかどうかが重要となります。

企業や商品のために作成したロゴは、世の中に浸透させることによって、やがてブランドとして価値を持つようになります。この段階まで来てようやくロゴを作成した意義があるといえ、また作成の目標としなければなりません。

ロゴがブランド化した企業や組織・グループは、より良い評価を得やすくなります。そして、ブランド化したロゴというのは、時にファッションのアイコンとなり、製品やセービスに大きな付加価値をもたらします。ロゴは企業や活動の理念やビジョンを端的に表すものなので、多くの人に受け入れられるように作成することが使命となります。作成の際には、先述した通りシンプルであることや色に左右されないことなど、基本的なことを常に意識しておくことが大切です。

 

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