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線が生み出すダイナミックなデザイン

線が生み出すダイナミックなデザイン作成例

線が生み出すダイナミックなデザイン

デザインの中でも線は面白い特性を持っています。線が引いてあることで「あちら」と「こちら」を分けたり、細い「面」でもあり、太さの強弱で勢いやスピード感を伝えたりと線ひとつ取っても様々な発展があることに気付かされます。また、複数の線が引いてあれば立体感・奥行きが見えたり、面を形成したりとグラフィック要素として面白い表現が可能です。フラットデザインの台頭で面を生かしたデザインやイラストを見かける機会が多い今日ですが、線画で表現されたダイナミックなイラストの魅力をお伝えします。(※紹介するデザインは当サイトの制作事例ではありません)

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地形図を思わせる起伏の妙

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まるで等高線のように起伏に沿って描かれた、地形図のようなグラフィック。線の集まりが生み出す滑らかな面の立体感、向こう側がすけて見えるような透明感が不思議な魅力を伝えてくれます。地形図を通して感じる風景のような大きなスケール感がありつつ、流体のようにゆったりと流れる時間を感じさせてくれるのはイラストならではでしょう。一枚の画像としての魅力はもちろんのこと、実際の風景を投射したり、写真と組み合わせたりといった応用も考えられそうですね。

 

糸の粗密が生む物質感

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糸のように方々に散らばる線が集まり作る「両手」の形。線の粗密に加え影の色を加えることで細密な質感が伝わってきます。線自体のアナログな揺れは糸のような物質を思わせ、その集まりは持ったら崩れてしまいそうな細密なレースのような質感を表現しています。抽象的な線が集まり、写実的なモチーフを描き出している点がユニークですね。

 

緩やかな曲線と色の移り変わりが心地よいグラフィック

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緩やかに弧を描く線が集まり、円筒形を思わせる形を描き出しています。曲線の軌跡、色の移り変わりにはルールがありそうです。グラフィックの左側は水色から黄色までのレインボーグラデーションが感じられますが、右端ではそれぞれの色が混じり合い複雑な色味を醸し出しています。要素は線のみながら曲面を遷移する点の軌跡を思わせる、理知的で心地よい一枚です。

 

線は太さにより、強弱により、方向や角度により様々な表情を見せてくれます。面を描く際にベタやグラデーションではなく線で描き出すことでより立体感が強調されたり、ユニークで意外性のある表現も可能です。見慣れたものや抽象的な概念を線で表現してみたらどうなるか、または線を一定のルールに基づいて走らせてみたらどうなるだろうという視点はクリエイター自身をも驚かせてくれる斬新な表現へのきっかけを与えてくれそうです。

「デザインインスピレーション」のコーナーでは、世界中のデザイン制作事例をピックアップして紹介しています。※当ページは世界中のデザイン制作事例を紹介するコンテンツです。当サイトのデザイン実績ではありません。

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