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写真の中に文字を入れるデザインテクニックについて

写真の中に文字を入れるデザインテクニック

写真の中に文字を入れるデザインテクニックについて

ポスターやチラシのデザインを構成する際、イメージ写真に文字を入れることは少なくないでしょう。こう書くと、何も難しいことがない当たり前の作業のように感じてしまうかもしれませんが、文字の入れ方によってはデザイン性を下げてしまったり、大切な情報を見落としてしまうような構図になってしまったりすることも。このテクニックは実はかなり難しいものなのです。では、デザイン上とても重要なポイントになる“写真の中に文字を入れるテクニック”について、実際の作品から見ていきましょう。(※紹介するデザインは当サイトの制作事例ではありません)

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写真と文字を重ねて立体感を出すチラシデザイン

チラシデザインを見る (via Pinterest)

被写体に文字を重ねる方法や、反対に文字に被写体を重ねる方法というのは、雑誌の表紙などでよく見られます。しかしこちらのチラシでは、被写体の身体の一部は文字の前面に、別の部分は文字の背面に位置するという混合型の方法をとっています。この方法によって、全体に立体感が生まれ、単調なデザインをとなることを避けることができています。被写体に動きがある場合は、このような方法を用いることで、臨場感や躍動感を伝えやすくなりますね。

 

あえて重ねて隠してしまうデザインテクニック

ポスターデザインを見る (via Pinterest)

こちらのように、文字を載せた図形(テキストボックス)を写真に重ねてしまう方法もあります。被写体と図形(テキストボックス)の重なりを作ることで見えなくなる部分が発生し、おしゃれでスタイリッシュな仕上がりになっていますね。図形(テキストボックス)の配置場所によっても、ポスター印象が変わります。被写体に影響の少ない四隅への配置もいいですが、このようにあえて中心に配置する大胆さも、デザイン性を高めるためには必要になる事も。

 

カラーフィルターで透かして見せるデザインテクニック

ポスターデザインを見る (via Pinterest)

図形(テキストボックス)を透かして重ねるのも一つの方法です。写真の存在感を抑えつつ文字情報を加えたい場合に効果的です。写真の一部に重ねるのか、全体的にカラーフィルターを重ねるのかによって、イメージが変わります。この手法を用いる際は、フィルターの色を活かすことや文字を読みやすくすることを考慮して、写真はモノクロにするのが一般的です。また、文字フォントもシンプルなもので統一することで全体が引き締まり、スタイリッシュな仕上がりになります。

 

写真自体にカラーフィルターを重ねたポスター作成例

ポスターデザインを見る (via Pinterest)

こちらのポスターでは全体にカラーフィルターを重ねています。先ほどの例とは少し異なり、重ねたフィルターを切り抜くことでタイトルが書かれています。カラーフィルターを使用する場合、この切り抜きのテクニックは、文字自体だけでなくテキストボックスに対しても効果的です。丸や四角を切り抜いた中に文字を配置することで、文字情報を載せることができますよ。フォントの色は2色程度に抑えるのがベストでしょう。

 

ポスターやチラシにとって、写真と文字はセットのようなものです。当たり前に感じる組み合わせだからこそ、デザイン性の高い作品に仕上げるためには重ね方にアイディアが必要になります。写真の良さを活かしながら、大切な情報を文字で伝えるという2つの点を意識して、より効果的なデザインを目指したいですね。

「デザインインスピレーション」のコーナーでは、世界中のデザイン制作事例をピックアップして紹介しています。※当ページは世界中のデザイン制作事例を紹介するコンテンツです。当サイトのデザイン実績ではありません。

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