ロゴデザイナーインタビュー : Jay Master

LogoLoungeが贈る記事「センターステージ」にて、ジェイマスターデザイン事務所(Jay Master Design )のジェイ・マスター( Jay Master )氏にお話を伺いました。ロゴ、パッケージ、ブランディング、ウェブデザインからイラストレーションまですべてをこなす才能を持つジェイ氏は、デザイン界のスーパースターです。

この記事は海外のロゴデザインWEBマガジン”LogoLounge“の記事(by Ellen Healy)を翻訳しています。※掲載はLogoLoungeとデザイナーの許諾を得ています。

ロゴデザイナーインタビュー2

■簡単に自己紹介をお願いします。ご自身のバックグラウンドとデザインスタイル、デザインの仕事をするようになったきっかけを教えてください。

私はコロラド州のボルダーで育ちました。デザイナーになるのは険しい道のりを歩くようでしたね。ビデオゲーム企業、広告代理店、デザイン事務所などで働いた経験があり、インハウスのデザイナーだったこともあります。特にブランディングが好きで、その中でもパッケージデザインが好きです。私の作品がクライアントの成功につながる瞬間を見るのが大好きなんですよ。

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■自分は他のデザイナーとどのように違うと思いますか?あなたのデザインのどんな所が「傑作」だと思いますか?

私たちはデザイナーとしてそれぞれ個性的なスタイルを持っています。しかし私はスタイルではなく、クライアントがデザインによって何を伝えようとしているのか、彼らのメッセージは何なのかを理解するプロになろうと努力しました(まだまだ足りませんが)。私はそのコミュニケーションを元にデザインを作っています。

何かを傑作だと思うことは一度もなかったかもしれませんが、一週間や一か月、時には一年後に自分のデザインを見返して、「これは良くできているな」と思うものは傑作なのかもしれません。しかし私の傑作の定義は、クライアントとともに作り上げたデザインを基盤としてクライアントが成功する事です。

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あなたがデザインの仕事に「導かれた」のはいつでしたか?この業界のどのようなことに最も惹かれますか?デザインを仕事にすることは簡単でしたか?

はじめは大学で財政学の学位を取ろうと思っていました。しかし途中でそれが間違っていると気づいたんです。そして、ハワイに移住して学校を辞めるという大きな決断をしました。当時は自分が何をしたいのか全くわかりませんでした。ホノルルのコミュニティカレッジでコンピューターの基礎を学び、それからはずっとこの道一本です。

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■どのようなデザインが一番気に入っていますか?そのデザインは他のデザインより順調に制作できましたか?

おそらく個人プロジェクトの一つであるPlantedが一番気に入っています。現在、サブスクリプション制で運営されるビジネスを立ち上げようとしている最中です。登録をしてくれたカスタマー1人につき木を一本植えます。個人プロジェクトは達成するのがとても大変ですが、とてもやりがいのあることだと感じます。

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■デザインプロセスを段階的に教えてください。私たちが驚くような仕事の進め方などはありますか?

プロセスは全てです。プロセスなしでは制作の基盤は存在しません。

・私は全てのプロジェクトを電話、もしくはフェイスタイム/スカイプで始めます。相手を知ることは大事です。ロゴやブランディングのプロジェクトはとてもパーソナルな事で、そのクライアントにとって重要な要素を多く含んでいます。ですから、そのブランドを何が、なぜ、どのように構成されるのかを理解できると良いのです。

・次に、クライアントにブランドに対してのアンケートを記入してもらいます。アンケートを返却してもらったら、それを分析して今度は私から質問をします。また、他のブランドの調査を行います。

・その次に、ワードリストとムードボードを作成します。ムードボードは、プロジェクトのトーンを設定するのにとても役に立ちます。クライアントと一緒にムードボードを見ていき、方向性を決めます。

・それから、複数のロゴコンセプトを展開させ、その中のいくつかをクライアントに提示します。その中から一つを選んでもらい、それを洗練させます。

・最終的な仕上げをするにあたって、ロゴが実際にどのように使われるのかを見ることは非常に重要です。いつくかモックアップを作って、微妙な調節などが必要かどうかを検討します。

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ご自身が駆け出しのデザイナーだった頃に、知っておいたほうが良かったなと思うことはありますか?これからデザインの仕事をする人たちになにかアドバイスなどはありますか?

若手のころに学んだ最も重要なことは、デザインの過程から自分の感情を切り離すということです。要するに、デザインが却下されてもそれを個人的に受け止めないということです。デザインは主観的なものであり、誰かにとってはダイヤモンドに見えるものでも他の人にはただの石ころに見えるときもあるのです。

もう一つ新人デザイナーの皆さんにアドバイスしたいのは、毎日絶えず仕事をすることです。良いデザインを作るには、数えきれないほどの反復が必要です。

私からの最後のアドバイスは、探求することを絶対にやめないことです。自分の好きなデザインがどのように出来上がっているのか分解してみたり、様々なデザインの時代について研究したり、タイポグラフィについて勉強したりするとよいでしょう。

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■尊敬するデザイナーは誰ですか?どのようなスタイルのデザインに最も惹かれますか?最近特に「素晴らしい!」と思ったデザインはありますか?

たくさんありすぎて、全てを挙げていくときりがないです。おそらくポール・ランド(Paul Rand)、ソール・バス(Saul Bass)、マッシモ・ヴィネッリ(Massimo Vignelli)は私にとって師匠であり、今でも学ぶことが多いですね。

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■夢が叶うなら一緒に仕事をしたいクライアントはいますか?それはなぜですか?どのようなプロジェクトを手掛けてみたいですか?

難しい質問ですが、おそらく野球のメジャーリーグだと思います。私はものすごい野球ファンなので、メジャーリーグと仕事がしてみたいです。

私が最も興奮するのは、小企業が情熱とともに生み出したプロダクトデザインです。私と同じくらい情熱的なクライアントと仕事をするのが大好きなんです。

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■なにからインスピレーションを得ていますか?デザインに影響するような趣味などはありますか?

私はどんなものからでもインスピレーションを得ます。スーパーで見かけるプロダクトデザインや環境デザイン、自然の中で見かける素晴らしいデザインをいつも写真に収めています。写真をアップロードしてあとから参考にできるように、slackのチャンネルも作成しました。

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■あなたの思う成功とは何ですか?あなたにとって失敗とは何ですか?

私にとっての成功は、クライアントの目標達成を手助けできた時です。

私にとっての失敗は少し定義するのが難しいですね。でもたいていの場合は成功と逆のことです。どのような過程においても何が起こるかはわかりません。私が「失敗」したと思ったプロジェクトを見返してみると、私の予測が足りなかったり視野が狭すぎたりしたことが原因だったことが多いのです。でも、これらのことは全て良い学習の機会です。失敗は嫌なことですけれど、失敗はより良いものを作るために欠かせない、最も価値のあるツールでもあるのです。

designer : Jay Master

 

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