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パフォーミングアートのポスター作成例について

パフォーミングアートのポスター作成例

パフォーミングアートのポスター作成例について

音楽家、写真家、バレリーナ、それぞれのマーケティングでポスターデザインも異なります。

 

「黙って踊って」

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“ shut up & dance ”「黙って踊って」と書かれたポスターは、ロックバンド、ウォーク・ザ・ムーンのアルバム、 “ Talking Is Hard ” 「話すことは難しい」の中の一曲です。この曲、アップル社の Apple Watch のコマーシャルにも使われました。アルバム名も1991年に解散した ロックグループ、“ Talking Head ” 「もったいぶった話ばかりする人」にインスピレーションを得たのでしょうか類似しています。ポスターの ¾ を男性用靴底のシルエットで占められます。見た目にポップな印象を感じるのも当然です。ポップアーティスト、アンディウォホールが1962年制作した、ダンスのステップを図式化した “ Dancing Diagram ” 、ダンシング図の作品を思いおこさせます。デザイナーがウォーホールを意識したかはわかりません。話すことが難しいから、黙って軽快にステップを踏もう。大変わかりやすいポスターですね。

 

パフォーミング写真家のポスターデザイン

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スイスのローザンヌで1998年開催された、ニューヨークで生まれた写真家、ルイス・グリーンフィールド “ Lois Greenfield ” の展覧会のポスターデザインです。「飛び立って」のタイトル、“ Airborne ” がついています。画集も題していますが、ダンサーが空中を舞っている姿を捉えたもので、人が宙に解放された瞬間、ダンサーが解放された無意識のポーズを捉えます。宙に舞う人の姿は、無重力下の人類というところでしょう。人の表現、運動の美しい瞬間は、人の目で捉えることができない時間の断片なのです。画面中央にあるものが、ポールか平行棒のバーか定かではありません。この棒を中心にダンサーのアンシンメトリーの美しさを表現します。縦位置でありながら横文字が並び、肩位置で文字の稜線を作り、視線は空間を見つめるアンバランスが、ポスターにお洒落な洗練さを作っています。

 

クラシックバレエワークショップのポスター制作例

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ワークショップ対象は子供から大人までです。センターにレイアウトされたバレリーナは、のけぞりながらも足を上げ、その軸足は “ C ” の中から出てきています。体は二段目の “ A ” 後ろに位置しますが、一段目の “ A ” の前に手が出ています。三段目の “ C ”のなかに手を入れています。このポスターの空間感は、この文字とバレリーナの入り組み方で構成されています。それがポスターの視覚的面白さになっているわけです。

 

同じパフォーマンスアートでも、アーティストの表現目的によって変わることがわかります。

「デザインインスピレーション」のコーナーでは、世界中のデザイン制作事例をピックアップして紹介しています。※当ページは世界中のデザイン制作事例を紹介するコンテンツです。当サイトのデザイン実績ではありません。

ポスターのデザイン料金と作例

ポスターデザインの制作について
各種パネル・ポスターの作成を行なっています。デザインの作成から印刷・納品までまとめて依頼いただけます。飲食店やアパレルなどの店頭ポスターや、展示会パネル、電車内の交通広告、イベント告知ポスターなど、多様なジャンルのデザイン作成に対応しています。ポスター作成の代行・委託・外注については気軽にお問い合わせください。

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過去のパネル・ポスター作成例をご覧いただけます。展示会やイベント向けの大きく目立つものから、学会・カンファレンスなどを対象としたやや小さめのポスターまで、サイズはもちろん、イベントやビジネスのイメージに合わせたデザイン作成を行なっています。


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