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フリーランサー

フリーランスになる前に自分に尋ねるべき6つの質問

フリーランサーフリーランスとして働くことは、自分の時間でスキルを発揮して仕事ができる、心地良い働き方の一つです。しかし、多くの人がフリーランスは楽な仕事だと誤解しているようです。大変だからこそ、自分が本当に好きで、これから何年も続けていけるような仕事を選ぶことが大切です。

進化し続けるWEB・テクノロジーのおかげで、ほとんどどんな分野においてもフリーランスが存在しているように思えます。あなたの分野がデザインでも、ライティングでも、プログラミングでも、その他のどんな分野だとしても、基本的に大変だということを忘れてはいけません。さらに、フリーランスの世界に飛び込む前に考慮すべき点がたくさんあるのです。

出典 : JUST™ Creative  ※翻訳・掲載許可をいただいています。

 

1. フリーランスを経営として捉えていますか?

フリーランス経営者

フリーランサーとして、自分のビジネスを営むことは簡単なことではありません。フリーランスを経営として捉え、コントロールできるでしょうか?

常に新しいことを学び、トレンドを追って、学んだことを応用できなければなりません。あなたがデザイナーなら、最新のコーディングや新しいデザインテクニックを知っていなくてはなりません。あなたがライターなら、たくさんの本を読んで、例えば新しいガジェットやSNSなど自分の専門分野の最新ニュースを追っていなくてはなりません。学ぶことは終わりのない仕事であり、すべての知識を新鮮に保つことが必要です。

原則

自分自身のボスとして、自分が毎日、毎週、毎月のスケジュールに沿って仕事ができるようにしなければなりません。管理は自分次第です。自分がタスクをこなせているかどうかチェックしてくれる人は誰もいません。集中力を切らせて、SNSを見たり、友達とチャットをしたり、テレビを見たりと、仕事に無関係なことを始めてしまうのはとても簡単なことです。

休憩をしても大丈夫です(それに、することをお勧めします)ですが、自分の中で限度を決めておく必要があります。何かに邪魔されることなく、1日の中の必要なことをこなせる自発性があることが重要です。締め切りは何がなんでも守らなければなりません。

もう一つ覚えておくべきことは、自分で勤務時間を決めることはできますが、1日8時間以上の勤務をすることがほとんどです。ですから、週に40時間以上勤務できるか?と自分に聞かなければなりません。フリーランスでは珍しいことではありません。特にプロジェクトに参加していたり、プロジェクトにかかる時間を誤算してしまったときなどは、徹夜をしなければいけないこともあります。

事務・法的なこと

経営とフリーランス

書類やマーケティング、経理なども、フリーランスを始めたら全て自分で管理しなければなりません。フリーランサーは自分のビジネスを登記し、税金を払い、請求書を作成し、クライアントを見つけ、メールをし、ミーティングのスケジュールを組み、電話で対応し…その他の多くのことをしなければなりません。

また、誰かを雇えるようになるまでは、自分が自分自身の受付係であり、税理士であり、マネージャーであることも忘れてはいけません。とても大変でストレスの溜まることですが、フリーランスを始める前にこれら全てができるようにしなければなりません。

 

2. ストレスが溜まりやすいですか?

ストレス耐性

神経は太い方ですか?太い方がいいですよ。たくさんの要求が来ますから。クライアントによってはいつまでも満足せず、膨大な量の追加と修正をリクエストしてきます。そのようなシチュエーションでも平気ですか?それとも、ほんの少しのプレッシャーでストレスを感じてしまいますか?

ストレスの扱い方は人それぞれです。あなたはどうですか?ストレスを感じやすいのなら、それの特効薬を用意しなければなりません。ストレスの対処法としては、紅茶を飲む、瞑想する、マッサージに行く、ゲームをする、音楽を聴くなどがありますね。

批判への耐性

批判を受けるデザイナー

フリーランサーは、クライアントから良いフィードバックも悪いフィードバックもたくさんもらいますから、批判を恐れてはいけません。プロ意識を持って批判を受け入れなければなりません。時にはクライアントにガツンと言いたくなるかもしれませんが、それはできません。クライアントはあなたの評判を築く手助けとなる人達ですから、彼らの意見は大事なのです。だから熱くなってはいけません。何かを言ったりアクションを起こす前に、考えるようにしましょう。

立場の乱用には毅然と

フィードバックをくれるのではなく、あなたに何かを強制したり、あなたを罵倒したり、あなたをひどく扱うようなクライアントがいたら、それは全く別のお話です。本当にひどい対応をするクライアントがいたら、自分を主張する必要があります。あなたはそれができますか?

 

3. 技術を使いこなせますか?

テクノロジー

テクノロジーが全てを動かしていることはもう否定できませんよね。先ほど請求書の話をしましたが、紙の請求書はもうほとんど使われていません。請求書の作成や管理にも正しいソフトウェアを使う必要がありますし、自分の予算に合っているソフトウェアかどうかも判断する必要があります。

常に変化し続けるテクノロジーについていける自信はありますか?常に新しいデバイスや特徴、サービスを把握しなければなりません。テクノロジーの発展で全てが無人で可能になると思われる時代でも、フリーランサーはとても大事な存在なのです。

コミュニケーションツールの活用

ビデオチャット

クライアントとのコミュニケーションはどうでしょうか?実際に電話を使ったり、SkypeのようなサービスやGoogle Voiceを使ったりしますか?Google Talk、Yahoo Messenger、MSN、Skypeなど様々なサービスがあります。ミーティングはどのようにして設定しますか?電話やウェブカメラを使ったアプリでも可能です。

 

4. 自身をオーガナイズできますか?

自分で仕事を管理する

テクノロジーの発展のおかげで、仕事の管理もとても楽になりました。今や数え切れないほどのオンラインタスクマネジメントツールがあり、タスクやTo-doリスト、イベント、カレンダーなどを管理できます。さらに、それらの多くで自分のパソコンやモバイル機器との連携が可能であり、どこにいても自分の仕事の管理ができるようになっています。でも、これらは自動ではありません。自分で毎月、毎週、予定を作成しなければなりません。大きなプロジェクトは小さいプロジェクトに分けることができ、それらは個々のタスクに分けることができます。毎週、何をすべきかをチェックするとよいでしょう。毎日、寝る前に終わらせることは何かを把握すると良いでしょう。あなたはこれができますか?習慣的にこなすことができますか?

また、メモを取ったりメールの管理について知ることも大事です。クライアントとの主なコミュニケーションはメールだと思いますが、クライアントからの重要なメールが消えてしまわないようにしなければなりません。また、1日に数回はメールをチェックし、重要なメールを逃さないようにする必要があります。メモを取ることで、クライアントからの要求を全て把握することができます。フリーランサーとして最も重要なことは管理です。自分で管理ができないのなら、十中八九、フリーランサーとしては成功できないでしょう。時間通りにタスクが終わらず、クライアントを逃してしまうことになります。

 

5. 自分の価値を把握していますか?

デザイナーの価値について

これには少しリサーチが必要ですが、自分の相場を知る必要があります。自分と同じくらいの経験の持つ他のフリーランサーがどれくらいの値段で仕事をしているか調べて見ましょう。また、フルタイムの仕事で手当てされる保険・有給休暇などもありません。もちろん、自分で管理できますが、最終的にはフリーランサーとしての方がお金がかかりますから、料金設定が大事になってきます。

 

6. もしもの時を考えていますか?

リスクマネジメント

もしフリーランサーとしての活動が難しくなった時のために、バックアッププランが必要です。フリーランスが向いていない人もいます。やってみた後で、思った通りに進まなかったということもあります。もちろん、少し何かがうまくいかなかったからといって、すぐに辞めてしまうのは良くありませんが、経済的にも精神的にもバックアッププランを用意する必要があります。

経済的安定性

ここで経済的な安定性が大事になってきます。始めたばかりの頃は、フリーランスの収入だけに頼ることは難しいです。ですからいきなりその収入に頼ることはやめましょう。十分な貯金か、十分な収入がある配偶者のサポートが得られると良いですね。うまくいかなかったときに、仕事もお金もないことになってしまうと困りますからね。

十分な収入を得られるように、パートタイムでフリーランスとして働き、アルバイトもするという案もあります。万が一の時のためにある程度の安定性があるようにしておきましょう。自分の評判を築き、安定した収入を得てフリーランス一本でやっていくためには数年必要です。それくらいの時間をかける覚悟はありますか?

 

… 最終的な決断は?

フリーランサー

これらの全ての質問を自分にして、フリーランスがどのようなものか大体イメージが湧いたと思います。でも、もう一度考えてみてください!怖がらせるつもりはないのですが、実際にやってみると想像以上に大変ですから、本当に確信がないといけません。長時間の労働や深夜の勤務、ストレスや不満、要求の多いクライアント、少ないオフの日、などは当たり前になってきます。

たくさんの努力と慎重な計画・管理があれば、自分のキャリアを次のレベルへと上げることができます。そうなれば、需要が高い仕事をしながら、稼ぎも多くなるというわけです。

もうすでにフリーランスですか?始める時は大変でしたか?最大の挑戦は何でしたか?もしフリーランスではないなら、近い将来フリーランスとして始めたいと思いますか?長期的な覚悟はできていますか?初期の難関や挑戦をどのようにして乗り越えますか?

 

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