ロゴデザインではインパクトが非常に大切ですが、色数を増やしたり精緻な描写をすれば良いというものではありません。むしろ極限まで要素を削ぎ落としたシンプルな意匠が、見る人に訴えかけることが多々あります。今回はその一例として、モノトーンを基調としたロゴマークをご紹介します。(※紹介するロゴデザインは当サイトの制作事例ではありません)
水着の女性をあしらったロゴデザイン
ロゴデザインを見る (via Instagram)
最初にご紹介するのは、露出の少ない水着にハイヒール・ストッキングを身につけた、どこかクラシカルな香りが漂う女性を描いたロゴデザインです。輪郭線すらない、黒のパーツだけで構成されたイラストでありながら、誰が見ても妖艶さを感じる不思議なデザイン。これも不要なエレメントを可能な限り排除した、引き算のテクニックが生み出した効果だと言えるでしょう。また、一色だけしか使われていないため、媒体を選ばずに印刷が可能な点も魅力です。
狐の横顔を描き出したロゴデザイン
ロゴデザインを見る (via Instagram)
続いての作品は、遠くを見つめる狐の横顔を切り取ったモノクロームのロゴデザインです。このイラストも、鼻や口といったパーツを思い切って省いてしまい、最低限「狐」と認識できる要素だけで構成するという、単色ロゴデザインの王道とも言えるテクニックが用いられています。特に秀逸なのが、顎から胸元に広がる白い毛の表現。シルエットだけではオオカミや犬にも見えてしまうシェイプを、この一点でもって狐に見せている、要素の取捨選択が重要だと実感できる好例です。
マジックショーを彷彿とさせるロゴデザイン
ロゴデザインを見る (via Instagram)
最後にご案内するデザインは、シルクハットをかぶったハトの羽がトランプで表現されているという、マジックショーに使われる要素をふんだんに盛り込んだロゴデザインです。これまでの二例とは反対に、黒地に白の配色になっていますが、モノトーンのロゴイラストは、背景色やインクカラーに左右されず、どんな配色でも違和感なく使えます。また、ハトは何とか「鳥」と認識できるレベルにまで思い切ってデフォルメし、帽子とトランプからハトと連想させる計算も見事です。
シンプルかつ印象的なロゴデザインを目指すなら、モノトーンのイラストはその中でも究極なものの一つと言えるでしょう。使用するシーンやメディアを問わないのも魅力の一つ。ぜひ今回のデザインを参考にして取り入れてみてください
「デザインインスピレーション」のコーナーでは、世界中のデザイン制作事例をピックアップして紹介しています。※当ページは世界中のデザイン制作事例を紹介するコンテンツです。当サイトのデザイン実績ではありません。ロゴデザインの作成について
■ロゴ作成の依頼・制作料金について
ロゴ作成は予算や要望に応じたプランからお選びいただけます。お求めやすい価格でロゴの制作依頼が行えます。詳しくは上記リンクより制作料金プランをご覧ください。ロゴ作成の代行・委託・外注については気軽にお問い合わせください。
■ロゴデザインの作成・提案事例へ
ロゴの制作実績を掲載しています。会社・商品・ブランド・団体など、カテゴリ別にロゴのサンプルをご覧いただくことも可能です。
ロゴの作成依頼〜納品までの流れ
ロゴデザインの流れ②
ヒアリングシートへの記入
当サービスより送付するヒアリングシートに記入をお願い致します。セミオーダープランの場合は事前に【お客様が考案したオリジナルの図案】も提供いただきます。
ロゴデザインの流れ③
ロゴの作成
ヒアリングシートの内容を参考にロゴデザインの作成に取り掛かります。完成したデザインの見本データをメールにて送付致しますので、内容をご確認いただきます。修正などがあれば、ロゴ案を選定いただき、適宜追加納期にて対応いたします。(セミオーダープランの場合は、初回提案段階のみ無料でのキャンセルが可能です。フルオーダープランは、事前に着手金として50%の料金を事前にお支払いいただきます)
ロゴデザインの流れ④
完成・お支払い・納品
提案ロゴデザインが校了となりましたら、ご入金確認後にロゴデータの納品を行います。
※【商標調査&登録+ロゴ作成プラン】は進行方法が上記と異なります。別途お問い合わせください。