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様々なコンセプトを持った牛乳のパッケージデザイン制作事例

皆さんは普段から牛乳を飲みますか?現代の人にとって日常的な牛乳はパックの方かもしれません。学校などでは昔から変わらず飲みきりパックの牛乳が給食で出ているようです。また、牛乳瓶というとやはりイメージするものは一緒ですよね。温泉に置いてある分厚い牛乳瓶。少し良い農家の高価な牛乳はたまにスーパーでも瓶で売られていたりします。今回は様々な牛乳のパッケージデザインを見てみましょう。(※紹介するパッケージデザインは当サイトの制作事例ではありません)

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「Unblackit」に隠された牛乳のパッケージデザイン

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市場に出ている乳製品の競争の中で目を引くデザインを提案するために考えられたのは、白いパッケージばかりが並ぶ牛乳の棚に黒いパッケージを置くことでした。黒い紙に包まれた乳製品があったらとても意表を突かれますよね。何故黒いのか、、、。その好奇心は購買意欲を高め、やがて中身を見たい気持ちにつながっていきます。製品を購入し家でボトルの梱包を剥がす時に、黒い牛の模様だけが粘着面のあるシールで作られており、牛の姿が見えてきます。「ブラックを解除」することがパッケージデザインの最終ステップであり、製品のブランド名になっているのです。ロゴのタイポグラフィも同じ牛のパターンで考えられ、ブラックの面から一変して柔らかで美味しそうな牛乳のイメージにぴったりです。顧客にも体験してもらうことで、より製品の価値が上がりますし、まず手に取ってもらえる第一歩として素晴らしい戦略だと感じました。

 

ココナッツミルクのユニークなパッケージデザイン

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ココナッツと水の二つの成分しか使っていないココナッツミルク。成分が分離するため、十分にシェイクすることが大事です。実はパッケージの文字がごちゃごちゃになっているのはこのシェイクのイメージを反映させてたからなのです。シンプルな白地に、文字も同じく白を重ねたのは、自然の素材に対する最小限のアプローチとなっています。

 

忙しい現代人のために作られた運びやすいスタイリッシュな牛乳パッケージデザイン

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すらりとスリムなフォルムに赤を基調としたシンプルなパッケージデザイン。企業は、小型で携帯性の高いボトルを製作するために品質と利便性を重視したそうです。牛乳を運ぶMILK MANの古き良き姿をイメージして取手のあるパッケージが何ともレトロで可愛らしいですね。MILKMANのロゴデザインもMとKがつながっており、取っ手のイメージになっています。少し斜めに傾いたタイポグラフィも颯爽と運ぶMILKMANを想像させます。

 

コレクションしたくなる牛乳瓶のデザイン

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真っ白な牛乳をたっぷりと詰め込んだボトルデザインです。色を極力抑えてシンプルにまとめているため、牛乳のピュアなまっしろさが伝わってくるようにも。鮮やかだけれど、優しいトーンに抑えたカラーをまとわせ、牛乳の優しい白さをより引き立てています。中央にはこぼれ落ちそうな牛乳のしずくを描き、シズル感を出しておいしそうに。こんなにオシャレで中身の魅力が伝わる牛乳瓶なら、毎日飲みたくなってしまうもの。コーヒー牛乳瓶とも合わせて、コレクションしたくなります。

 

透明パックの牛乳パック

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牛乳のように傷みやすい食材でも中身を見ながら使える透明パック。変色やカビの発生がないことを確認して注ぐことができます。残量も一目瞭然です。フィルムのため軽量で、使い終わった後は小さくまとめて捨てられるのもユーザーに嬉しいポイントですね。透明で中身が見えることを利用して、牛乳自体の白をパッケージの牛柄の白に使った点もユニークで楽しい仕掛けです。

 

ミルクの脂肪量をSMLで示したパッケージデザイン

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ミルクには、低温殺菌や低脂肪など様々な種類があり、スーパーマーケットの乳製品売り場でも様々なバリエーションを見ることができます。しかしその差が見た目では分かりにくいという問題がありました。こちらのパッケージでは、乳脂肪の大きさ(乳脂肪量)を洋服のサイズのようにSMALL/MIDIUM/LARGEで捉えました。また、脂肪量に合わせてエンボスでサークル模様を入れることで触感でも分かりやすい工夫がなされています。

子供の頃はたくさん飲む牛乳でしたが大人になるとコーヒーに入れたり、量をたくさん飲まなくなってきたり牛乳の楽しみ方もいろいろになってきましたね。毎日飲む人には大きなパックの方がいいでしょうし、持ち運びたい人は小さな瓶もしくはパックが便利なのか。プラスチック容器などもあって選択肢が多い今、それはターゲットやコンセプトに基づいて決められています。ターゲットにしっかり寄り添って戦略を練ることが大事ですね。

「デザインインスピレーション」のコーナーでは、世界中のデザイン制作事例をピックアップして紹介しています。※当ページは世界中のデザイン制作事例を紹介するコンテンツです。当サイトのデザイン実績ではありません。

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