ブランディング　ブランドの作り方

今回は企業家であるEvan Carmichael氏のYoutubeチャンネルより、「ブランドの作り方」についてご紹介します。※記事掲載は担当者に許諾を得ています。(Thank you, Evan !!)

以下翻訳内容になります。

ブランドの作り方

Facebookのビューアーから素晴らしい質問をいただきました。
「やあEvan！これは起業家の多くが苦戦することだと思います。中規模～大規模に発展するポテンシャルを持つ小事業を営んでいるのですが、参入障壁が低く、他の大きな企業に真似されてしまうのではないかと心配です。食品の販売をしており、特許権を得られません。どうしたらいいでしょうか？」

本当に素晴らしい質問です。こういう質問に答えるのは大好きです。

有名企業について考えてみましょう。例えばフェラーリと聞いたときに、何かを感じるはずです。

Bankoo / Shutterstock.com

エネルギーや興奮を感じませんか？

ナイキという名前を聞いたとき、何かを感じますよね。

D_Zheleva / Shutterstock.com

運動を想像しますよね。その企業が何を表すのかわかりますね。

成功する企業を作るためには、「あなたの企業が何を表すか」が明確である必要があります。基盤、コアな部分には何がありますか？あなたが作る企業なのですから、あなたから全てが始まるのです。あなたは何を表していますか？単語を一つ選びましょう。私の場合は「信念」ですが、あなたの「1ワード」を選び、あなたのすること全てとつなげてください。

特許が取れなくてもいいのです。コカ・コーラのように特許を取らずに企業秘密だけでやっている大手企業もあります。他にも、製薬会社の特許の期限が切れてしまい、2つの会社が全く同じものを販売している時があります。皆が知っているTylenol（薬の名前）と、違う名前のジェネリック薬品。全く同じもので、しかも後者の方が価格が30％も安いのに、皆Tylenolを買うのです。これがブランドの力です。

ですから、あなたのブランドを見て人々が何かを感じるようにしなければなりません。あなたが何を表すのかを示す単語を1つ選び、あなたのビジネスの全てのこととつなげてください。人々があなたのウェブサイト、広告、名刺、チラシなどを見る時に何かを感じるようにしなければなりません。

これらの大手企業から学ぶには、例えばナイキだったら、ナイキのウェブサイトを見てみましょう。チラシを見てみましょう。ナイキのような商業的なことはしていなくてもいいのです。Youtube動画を作っていてもいいのです。ナイキの全てを見る時に、競技への愛を感じることができますね。あなたが運動が好きな人なら、ナイキも好きでしょう。運動へのモチベーションを感じることができますよね。私があなたに感じること、それが大事です。あなたのウェブサイトを見る時に、その「何か」を感じたいのです。あなたがユーチューブ動画を作っているのなら、動画のイントロでその「何か」を人々が感じるようにしなければなりません。私は起業に対しての「信念」を持っていますから、私のする全てのことでそれが伝わるはずです。私のウェブサイトを見る時も、私の名刺を見る時も…名刺はもう使っていないのですけど。でも、私が作る全てのことが「信念」につながっています。人々はそれを知っていますし、私が何を表す人なのかを知っています。

もし他の誰かが私の真似をしようとしたとしても、私の言葉をそのままそっくり誰かに伝えたとしても、私が持っている情熱を真似することはできませんから、結果は大きく違ってきます。あなたと同じ食品を誰かが販売したとしても、あなたの持っている感情が彼らに無いなら、それは全く違う結果になります。ブランドを作る時は、感情が必要なのです

ですから、自分の言葉を1つ選び、自分のビジネスの全てと繋げ、全力で表現しましょう。これが、ブランドの作り方です。「信念」。

このような動画をもっと見たい人はチャンネル登録をしてくださいね。ではまた！

・この記事は制作者に許諾を得て掲載しています。