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bionaのパッケージデザイン3種

キッチンを明るくするBionaオーガニックシリーズのパッケージデザイン。100%トレーサビリティで安心・安全を提供

bionaのパッケージデザイン3種

近年、ベジタリアンやヴィーガンメニューが一般的になりました。カフェやレストランだけでなく、家庭で食べる商品にも選択肢が増えています。

Biona Organicの創業者ノエルは1980年に英国ロンドンに初のベジタリアンレストランをオープンしたというストーリーを持ち、今では世界約30カ国で400種類以上のオーガニック製品を提供しています。

このコラムではBiona Organicの背景を紹介するとともに、キッチンに楽しくする魅力的なパッケージデザインをみていきます。

 

1980年、ロンドン初のベジタリアンレストランを誕生させる

Biona Organicの創業者ノエルは1978年にWindmill Wholefoodsというお店をオープンさせます。その2年後にロンドンに初のベジタリアンレストランをオープンします。Biona誕生のきっかけは、自家製のシンプルなグラノーラ。この試作品をオーガニックショップの草分けであるWindmill Wholefoodsで売ったところ、人気が出たことでBionaが誕生となりました。

世界でベジタリアンやヴィーガン人口が増えていますが、これは様々な病気の予防に加え、畜産業が地球温暖化に影響を与えるといったデータから地球環境を守るために生活を変える人たちがいるためです。

イギリスでは2014年からNPOによって「Veganuary」というイベントが実施されています。January(1月)にかけ、毎年1月の1カ月間、ヴィーガンライフを実践しさらにヴィーガニズムを普及させる目的です。参加者数は毎年2倍に増えています。

ノエルが40年以上も前から、「すべての人に健康な未来を」という意志を持ってきたことがBiona Organicの製品への安心感につながっていますが、それは確実な行動によって裏づけられています。

 

Bionaの信条は100%トレーサビリティ

-When you choose Biona, You choose a healthier future-

「Bionaを選ぶということは、より健康な未来を選ぶということです」

というフレーズはBionaファミリーからのメッセージ。35年以上に渡る歴史的な経験が裏づけしています。この代表的な考えはすべての製品に100%のトレーサビリティを確保しているところに支えられています。

トレーサビリティとは

トレーサビリティとは、商品の生産から消費までを追跡することを指します。商品がどのような場所で作られ、流通し、そして販売されているかを追跡可能とすることで製品に対するリスク管理を可能にし、品質を向上させることができます。これらの対応によって、消費者は安心感を持つことになり、生産販売するショップとの関係を築くことができます。

Bionaでは細部への徹底したこだわりによって、愛と自然だけで製品を作っていると言います。徹底したトレーサビリティによって、原材料は最高の水準のものが確保されているのです。

 

Biona Organicの製品を紹介

You are what you eat

「You are what you eat」というフレーズがあります。”あなたは、あなたが食べたものによってできている”という意味であり、私たちが口にするものがいかに大切なのかを表わしています。

草分け的存在のBionaによるオーガニックショップ。かなり期待できるのではないでしょうか。商品ラインナップはとても豊富です。

・スプレッド(ナッツやタヒニなど)
・オイル(かぼちゃやココナッツなど)
・料理の材料(トマト缶やキノアなど)
・砂糖や人工甘味料
・プリザーブ(アプリコット、ガーキンやキムチなど)
・ベーカリー(ライ麦、麻の実入りなど)
・飲み物(各種フルーツやオーツ麦など)
・米や全粒穀物
・パスタ
・シリアル
・スナック
・シーズニング
・豆類やレンティル
・ギフトセット




これらの製品を使った食事やデザートなどのレシピ、またブログページも充実しています。

 

キッチンを楽しくするBiona Organicのパッケージデザイン

Biona Organicのパッケージデザインはロンドンとニューヨークを拠点とする独立系ブランドデザイン会社 Pearlfisher. によるものです。

オーガニックというインパクトが薄れた現在、改めてアイコンとして輝かせるにはどうしたらいいのかという考えのもとデザインされました。

bionaのパッケージデザイン1

すべての商品の上部には野菜や果物で囲まれたbionaのロゴが入っています。ロゴは小さすぎず大きすぎず、オーガニックアイコンあることを堂々と伝えているかのようです。また、optimaと思われるフォント、ナチュラルなイラストレーションとそのレイアウトの方法によってそしてクリーンでモダンなデザインになっています。

bionaのパッケージデザイン2

bionaのパッケージデザイン3

ベジタリアンやヴィーガンでなくても、積極的に摂りたい豆類。炭水化物、たんぱく質、食物繊維、ビタミンやミネラルをバランスよく含んでいます。

Bionaのチックピー(ひよこ豆)、ブラックビーンズ(黒いんげん豆)、レッドキドニー豆(赤いんげん豆)のパッケージデザインも可愛く、キッチンを明るくしてくれます。シリーズでキッチンの棚に保存すれば、クッキングする時間を楽しいものにしてくれそうです。

 

Biona Organicで暮らし空間を変化させる

1980年、英国ロンドンに初のベジタリアンレストランをオープンし、その後長きにわたってオーガニック製品を提供し続けるBiona。オーガニックでない商品と比べても価格はそれほど変わりません。安全な食材と楽しいパッケージで暮らし空間を少し変化させる、これなら良いことばかりではないでしょうか?!

引用:Pearlfisher.
https://www.pearlfisher.com/work/biona-remains-forever-flourishing-with-new-design-from-pearlfisher/


<プロフィール> ビスコム
ロンドン在住ライター。イギリスに住み、さらに強くなったデザインやアートへの興味をライティングに活かす。インテリアにも食指が動き、Edward BulmerやWilliam Morrisのセンスに憧れる。剣道道場運営やボランティア活動も行ない、バランスのとれた在英生活を満喫中。

 

※掲載商品・パッケージ等のデザインは当サービスの制作実績ではありません。
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